検便

「検便」って言葉は、あまりにも「便」すぎると思うんです。

同じようなジャンルの言葉の「トイレ」は、「お手洗い」とか「化粧室」とかって言うじゃないですか。

決して「便排出施設」なんて名前ではないじゃないですか。

“手を洗う”も“化粧する”も別にそこで行うメインの行為ではないのに、それを名称に持ってきてでも「便」のニュアンスを出さないようにしてるじゃないですか。

なのに「検便」は、あまりにも「便」すぎます。

“便を検査する”というニュアンスを全く隠していません。

これはマズいことだと思うんです。

仮に自分が飲食店の店長だった場合、バイトの若い女性に、「検便明日までに持ってきてねー」なんて言ったら、セクハラと言われる可能性すらあるのではないでしょうか。

なので、早急に「検便」の「検便」に変わる新たな名前を考えないといけないと思うんです。

というわけで、前置きが長くなりましたが、「検便」の「検便」に代わる新たな名前を考えてみました。


「検便」の新たな名前

お腹の虫検査

一人二人全然持ってこない奴がいる検査

当日の朝に学校や職場のトイレでやる強者が現れる検査

どのくらいの量でいいのか分かんないから採便する棒にちょっと多めにつける検査

小中学生が自分でやるには難易度高すぎる検査

学校や職場に持って行く際、心なしかカバンを揺らさないようにする検査

検査前日の夜に排便したことで、当日便が出るか不安になる検査

年に一度、水に沈まないように場所をコントロールしながら排便する検査

採取の時間も踏まえてその日は普段より5分早く起きる検査

一回普通にトイレ行こうとして、今日検査だと思い出して部屋に検査キット取りに行く検査

カバンに入れる時、万が一にも漏れることのないよう、容器とそれを入れるジップロックの密封性に祈りを捧げる検査


尿検査も大体そうです。


またそのうちです。

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