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どのグループに入るか? どれだけ考えるか? 新人の頃って環境が大事だと思う。

DDTが好きな<自分接待伝道師>を名乗る占い師です。
※この記事は、おそらく1か月前くらいに書いたもの。
だって、トップ画がバレンタインデーに撮ったものだから。
あの日、あのタイトルマッチの日、勢いに任せて書いたもの…
下書きにあったものを3月にアップしてみましたよ。グヘヘ

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初めてDDTを見たのが
2009年両国初進出の時でした。
今は亡き、ウラナイトナカイのまついなつき先生(以下テンチョー)
に誘われて初参戦。
※当時、テンチョーはレスラーTシャツのデザインをしていたみたい。
その関係で、エビスコ酒場中澤マイケルさん の胸筋に
全力パンチをさせてもらったりしました。ありがとうマイケル(呼び捨て)
ご本人は覚えてもいないだろうけれども。

これから書くことは、2009年くらいの話です。

現在、活躍されている40代レスラーの方々が20代かな?
まだ30代になったかな? 30代半ばかな? って頃のことです。
当時、メジャーとインディーの格差は大きく
DDTは団体として所属人数は多かったが今ほどではなかったよね、
あの頃は。

テンチョーと私の観戦スタイルは
「プロレスを観る」のではなく「プロレスを視る」でした。
ファイトスタイルに興奮するのではなく
髙木三四郎選手(以下大社長)がどのように団体を運営していくのか? に興奮したんです。

テンチョーがDDTを観戦し始めたころ、彼女は占いのお店を立ち上げたのですが
その運営方法はDDT… というか大社長のやり方をお手本にしていました。
おそらくこのことを私以外の占い師は知らないと思います。

その当時、私はテンチョーの補佐をすることが多かったのですが、それは
「DDTのやり方をイチから説明しなくても、有元は知っているんでお願いしやすい」からだったと思います。
「無茶ぶり」とか「投げっぱなし」とかよくされたし、そのことによって
ずいぶん鍛えてもらいました。

ヘリコプターで太平洋の真ん中にポチャンと落とされて
「自力で岸まで泳いでたどり着け!」みたいな鍛えられ方でしたけどね。
ちょっと前まで「自分で自分の活動を告知する」なんて
まったく知らないド素人をたいした説明もなく「やってみろ!」って感じ。
そりゃー必死にやりましたさ。

私はテンチョーに鍛えてもらい、
告知や予約受付、お客様対応や金銭管理など一人でこなすことを覚えたので
どんな状態のお店やイベントでも、たいていのことは対応できたと思います。たぶんだけどな。

これ、意外にできない人が多いんですよ。
特に館デビューで鑑定を始めた方とか、やってもらって当たり前と思っている人が多い。

個人で鑑定したり、館で鑑定したり、イベントで鑑定したり、
いろいろなところで鑑定してきましたが、占い師としての
デビュー戦や新人の頃、
どんな状況だったか? とか
どんな環境だったか? とか
どんなことを考えて鑑定しているか? など
最初に教わったことや状況って、自分が思っている以上に
その後の活動に影響してきます。
環境って大事です。

プロレスのユニットも同じなんだと思うんですけれど
だれと組むかによって、若い選手なんかは特に
今後の活動に影響してくると思います。

最近、若い選手の活躍が素晴らしいDDTですが
若手の中でも、成長目覚ましい選手と「うん… がんばれ」と思う選手はいると思います。
対戦カードが素晴らしくても、本人にどうしたいか? がつかみ切れていないとちょっともったいないなと思うこともある。(素人オバちゃん意見)
占い専門用語でいわせていただくと、中殺持ちの若手が多い団体なので
この数年で大化けする子がたくさん出てくるとは思うので
その前に自棄になったりしないで欲しいですね、ハイ。

岡谷英樹選手は準烈を抜けてEruptionに参加してからメキメキで、数年前から注目している選手ですが
坂口征夫選手と赤井沙希選手(ともに元)樋口和禎選手と組むことによって
さまざまなことを吸収しているんだろうなと思います。
特に、坂口・赤井選手の引退の話が出ていたであろう昨年夏前くらいから顔つきが変わってきたよね。(引退の話はもっと前から出ていただろうけど)
いい顔になったなぁと思いながらオバちゃんは見ていたよ。

岡谷選手は目的が明確なのだと思います。
こうなりたい! こうしたい! でもまだ立場的にハッキリいえないなどあったのかもしれませんが、坂口選手や赤井選手、樋口選手の中に入り
さまざまなエキスをグイグイ吸収していったのだろうなと想像できる。
今後、デスマッチとかそちらの方にもいくんだろうなと思うけれど
これからも明確に進む方向を定め、進んでいってほしいと思います。

目的地を明確にすることは、どんな仕事にも大切なことですが
若いうちは迷走することも多いと思う。
だから、環境や状況が大事になってきます。周りにどんな大人がいるか?
それによって吸収できる成分が変わってくる。
ま、どんなに恵まれた環境でも吸収できない人もたくさんいるんですけどね。

で、目的地が明確といえば…
私は男色ディーノ選手(以下先生)を激推ししているのですが
先生を推している理由は
試合ひとつひとつを丁寧に考えて練りこんでいるところです。
明確な目的をもって試合をしていらっしゃる。
初観戦から「うわっ、スゲー。この人スゲー。プロレスって技の掛け合いだけじゃないの? こんなに考えるスポーツなの?」と思った。
それから試合を観るたびに感動しました。
プロなのだから考えて当然なんですけどね。
多くのレスラーが表現している世界戦とは少し異なりますが。

2009年当時、プロレスファンの方にそのことをいうと
「…なんでディーノなの?」とよくいわれたものです。
んなもん、好きなんだから仕方ないじゃん。好きに理由は不要だし。

同じ業界に長くいる方は、考えている人。
それは、環境だったり、状況だったり、そうせざるを得ない理由だったり
なのですが
うわ~い、楽しい~だけでは、プロの世界に長くとどまることはできません。
※うわ~い、楽しい~も大事なんだけどね。

仕事のデビュー戦って、どんな職業でも大事だし
たとえつたない考えでも、脳が汗をかく経験は大事。
それらがその後の人生を左右することもあります。

環境は大事です。脳が汗をかく経験も大事です。
たとえ今、劣悪な環境だったとしてもそこから自分で考えることができれば
環境を理由にせず伸びることは出来ます。

ジタバタして考えて、行動して、ジタバタ考えて、行動して
まぁ、try&errorって話なのですが
そうやって人間は成長していくのだと思います。

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テンチョーが亡くなって早4年。
一緒に観戦していたころは
試合前、テンチョーと対戦カードを見て
「〇〇選手は△△選手と組むことによって学ぶことが多いと思うけど、〇〇さんはそれをどこまでくみ取れるのかねぇ…」とか
「◇◇選手は最近迷走しているから、□□選手と組んでテコ入れしてるんだろうねぇ」なんて話をしたりして
観戦した内容を中野のモスバーガーで語り合いながら
ホロスコープを観て、選手の今後を分析したりしたのはいい思い出です。
(素人オバちゃんが勝手にいっていたことなので勘弁してくれ)

この時期、出生図を見ながら
「この選手、辞めちゃいそうですよね。すぐ戻ってくると思うけど…」
(まぁ、パワポで有名な方のことなんですけどね)
とか
100均のラクガキ帖に団体の組織図を書いたり
勝手にユニット組んでみたり
オバちゃん二人が占いのお店でニヤニヤゲラゲラと話していたんですよね。
面白かったわ、あの頃。

プロレス業界素人のオバちゃんが書いた組織図。
もう現存はしていないし、その当時の選手も在籍していたりいなかったりしている。
現在活躍している20代30代の選手が入団する前か
研究生の頃の話ですね。平田選手の髪はまだ短かったと思います。

テンチョー(まついなつき氏)と私は
「占いはエンタメ」という考えで一致していました。
あと「占いは風俗である」という部分も一致していました。

プロレス素人のオバちゃんは、チャラチャラした感じで
プロレス(=DDT)のことを掘り下げていただけわけではなかった。

プロレスはエンタメ。占いもエンタメ
そんなエンタメ業界において
・自分をどう打ち出していくか?
・効果的な発信方法は?
・爪痕を残す方法は?
という部分において、どうしたらいいのか? などをテンチョーは
わたしに上記の組織図を作成して説明してくれていたんだと思います。
私の「掘り下げ癖(へき)」をわかったうえで、こういうふうに説明してくれたんでしょうね。
とても勉強になりました。
※現在、私が占い業界において
効果的な発信や爪痕を残せているかどうかは不明ですが…

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