SAmagazine vol.2


みなさんこんにちは。ありみやです。
今回はSAリーグ12期予選ラウンドが終了したことを受け、予選突破チームや戦績の振り返りをまとめて行きたいと思います。よければ以前書いたこちらの記事も合わせてお読みくださいませ!

総合的な振り返り

今期はアディショナルカード追加前後で大きく環境が変化したリーグとなりました。追加前の環境ではほぼ全てのチームがE,W(キャルリンクル),Ncを採用していたのに対し、追加後はNm,Rを始め式神W,アグロ(背徳バアル)Vが中心の環境となりました。Dはアディショナル前後共に採用率が高いクラスではありましたが終盤は他クラスが注目され姿を消していきました。
印象ではありますがここ最近のアディショナルカード追加では1番大きく環境が変動したのではないでしょうか?
また、採用率がそこまで高くないクラス・デッキも決してパワーが低い訳ではなく、予選末期には冥府Nc,リノエルフ,なども多く採用されるようになったのはRAGEFinalの結果を見ても分かりますね。

つまりリーグで勝ち抜くためには・素早い情報収集能力,・多様なデッキへの対応力がチームに求められていく訳ですが、果たして結果はどのようになったのか。各リーグごとに成績を振り返っていきましょう。


Aリーグ

最終結果

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〜6回戦までの結果

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優勝は1位をキープし続けた零極。前半戦、後半戦共に5-1と優秀な成績を残しての決勝進出となりました。開幕2連敗北とスロースタートとなったNursery Rhymeは後半戦で5-1と9連勝を挟みながらの2位通過。BPCは6位→3位と躍進。特にこの圧倒的な得失点差は全リーグ含めても11連勝のAMFに次ぐ成績。最終節で敗北するも、勝ち点で並んだL’Dに対し差をつけました。
逆にTartarosは2位→5位に転落。序盤のリードをアディショナル後も活かすことは出来ませんでした。4-5となった試合が4試合あったため、あとひとつという惜しい結果です。

零極は前期から2期連続の決勝進出。前期決勝ラウンドでは初戦敗退となってしまいましたが、今期は獲得したアドバンテージを活かしながらリーグ王者らしい立ち回りに期待したいですね。Nursery Rhyme,BPCは共に初参戦チームですがどちらも強豪ひしめくチームとの噂も。特にBPCは過去にSAリーグで王者を経験しているプレイヤーも多く在籍するため、経験の豊富さで対戦相手のアドバンテージを跳ね除けられるかが注目となりそうです。


Bリーグ

最終結果

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〜6回戦までの結果

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1番に注目すべきは開幕11連勝を達成したAMFでしょう。勝ち点はもちろん得失点差も圧倒的で勝利した試合のほぼ全てを5-3以上の差をつけての勝利という結果はまさに猛者。前期は惜しくも決勝ラウンド進出とならなかったその時から力をつけてきたことは想像に難くなく、リーグ王者に相応しい成績でした。
そしてその王者の喉元に刃を突きつけた存在が2位のLuna。最終戦においてAMFから唯一白星を挙げ、他リーグであれば優勝していても全くおかしくなかった戦績を残し決勝進出です。3位のLuaは前期同様の3位で予選突破。安定した力強さでトーナメントを勝ち抜いていくことができるでしょうか。
SA史上初のリーグ3冠を狙っていたSoA,界隈でもメンバーの人柄を中心に人気があるTRKは決勝には及ばず勝率5分でリーグを終えました。Bリーグでは最多参加回数で安定した成績が持ち味のswordは前半戦から苦戦し今回は11位と逆転することは叶いませんでした。

4リーグで唯一上位3チームの順位が前半戦後、最終結果で変わらなかった3チーム。環境の変化に流されない芯のある強さで決勝での活躍を期待しています。


Cリーグ

最終結果

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〜6回戦までの結果

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4回目の参加となったLPSが大躍進。過去全ての参加で負け越していましたが今期は圧巻の11勝。悲願の決勝進出、そしてリーグ優勝を果たしました。躍進の秘訣などをブログ化すべき。LuH,VtGは後半戦やや苦戦したものの接戦の末に決勝進出。両チーム共に開幕前から注目されていたチームでしたがその期待に答える形となりました。Estellaは勝ち点こそ2位,3位と並んだものの得失点差で惜しくも予選敗退。この悔しさをバネに来期も是非参加して頂ければ嬉しく思います。
NEOが11位→7位となった順位の上昇幅は前半戦で貯金を作れていれば優勝争いに加わっていたであろうポテンシャルを示す結果となりました。


Dリーグ

最終結果

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〜6回戦までの結果

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蜀がなんと前半戦8位からの優勝と4リーグトップの上昇幅を記録。開幕8連勝中だったW&Mや序盤から優秀な成績をキープしていたIcicleを押しのけ堂々の1位になりました。遡れば3期にも参加したことがある蜀ですが、チーム結成2周年に大きな記録を残すこととなりました。Icicleは前期最下位からの2位と成長の証を刻み決勝へ。個人的には9期から継続して参加して頂いているtrickの戦績に注目したいのですが、9~11期合わせて総合2勝と奮わなかった過去の戦績から一転、今期では勝ち越しに成功、順位を大きく伸ばしています。多くのプレイヤーに希望を与えてくれる結果を示しました。
SAリーグに複数回参加されている古参チームが多いDリーグですが、古参勢はやや苦戦気味。SAが9期よりBO9ルールを採用してから、王者に輝いているのは実は全て初参戦チームというジンクスもありますが、今期は果たしてどのような結果となるでしょうか。


予選ラウンドを終えて

12節(休み含めて13節)はめちゃくちゃ長かったな!!!というのが第一印象ですが皆さんはどうでしたか?ただまあこれはあくまで運営大変だ〜という視点で長い!と思っただけで大会としては充実した内容かつしっかりとチームの実力が反映される試合期間だったのかなとは思ってます。また、52チーム、1リーグあたり13チームの参戦でより一つ一つの勝利に箔が付いたのかなとも感じております。少しづつではありますが改良を加えながら変革しているSAリーグですが、1つの頂きに達することができた、そんな気がしています。
そしてここからはさらに盛りあがっていく決勝ラウンドの開幕ということでめちゃくちゃ楽しみです!様々な思いが交ざり合い多くのドラマが生まれることを期待しています。

今期の予選ラウンドを通して考えたのが長期間のモチベーション維持の難しさ、という点でした。序盤に苦戦してしまうと早期のうちに優勝や決勝ラウンド進出争いに加われず腐ってしまうプレイヤーやチームもあったのではないかな、と。もちろん全プレイヤーが優勝を目標に掲げて試合に臨んでいるとは思いますが、様々な段階の目標を設置しても面白いのかもしれないという考えを現在まとめております。例えば上位下位2部制リーグやリーグ内で使える称号付与などなど。チームごとで様々な目標を立てて楽しんでもらえるリーグにしていきたいですね。

決勝ラウンドは9/13〜より開始されます。配信卓もございますのでぜひぜひ応援よろしくお願いします!

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