無意識

前も書いたけど、好きなNetflixオリジナル作品の1つに『13の理由』という作品がある。
自殺してしまった少女「ハンナ」が自殺する前に残したカセットテープを主人公「クレイ」が1話ずつ聞いていく毎にそれに纏わるシーンで展開されていく話だ。(シーズン2の途中でシーズン1ほどの面白さを感じなかったので観るのをやめてしまった。)

まぁ、そのカセットテープを追う毎にハンナがなぜ自殺をしてしまったのか。がどんどん明らかになっていく。ストーリーとしては面白いのですが、現実世界でも起きそうな話で少し怖さもある。初めて観た時はそんな印象を受けた。

このストーリーの主人公はハンナが好きなので、自殺に追い込んだ犯人を知りたい。だが、真実から目を背けたい。まぁ、そんな心情だった気がします。(去年イッキ見したので、内容がうっすら。)

これを観ると、
自殺って、多分周りから誰も居なくなった。もしくは、周りに誰も居ないと錯覚してしまった場合に起こってしまう事象な気がして。

だからなんて言えばいいんだろう。
死んでしまった人に対して、弔う気持ちは大切なんだと思うけど、それって事後処理というか。

人を傷つける事って意識的に徹底して行うのはなかなか難しいと思っていて、やっぱりどこか自制すると思う。ただ、こうやって自殺という事象が起きている手前、それって無意識にそういう事をしちゃっていて。

無意識って本当に人に指摘されないと直せないから。だからさ、やめようやめよう。って言ってるだけじゃなくならないだろうし、ただそれを続けないといけない負のジレンマ状態というか。

本当、人の無意識って怖いと思うよ。
だって、こんな事言ってる自分が人をどこかで傷つけて傷つけられているんだから。

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