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deluster1/2 つや消し/光沢 LoRAテスト

はじめに

はじめまして。AIイラスト生成とかを行っているARIKAです。
Twitter( https://twitter.com/akira8086  /@akira8086)の活動がメインで、AIイラストの作成や、関連技術の確認テストなどを行っています。
AIイラスト生成を行うに当たりいろいろ実験テストを行った結果をこちらに置いていこうと思ってます。


deluster1/deluster2のLoRA実験です。

deluster1 / deluster2は、StableDiffusion向けの画像の光沢を消すためのLoRAです。
AIイラストの高精細書き込みを実現し、AIイラストを進化させて一世風靡(セピア)しているflat2の作者様(https://twitter.com/2vXpSwA7)のLoRA作品です。

光沢が消せるということは、マイナスに振れば、光沢をマシマシにもできるということで、光沢系の絵を描きたいや、消光沢双方に対応できるものになります。(flat2によってマイナス効果に皆注目ですね)


インストール方法

deluster1 / deluster2」は作者様のページ(Huggingfaceの下記URL)からダウンロードできます。ダウンロード後にStableDiffusionのLoRAフォルダ下にコピーしてください。話題のflat2 LoRAもここに置いてあります。
https://huggingface.co/2vXpSwA7/iroiro-lora/tree/main/test2

上記ファイルをダウンロード(1のみ2のみなど、片方だけでも良いです)
ダウンロードしたファイルをStableDiffusionの「models/Lora」フォルダにコピー

使い方

プロンプトで「 <lora:deluster2:-1.0>」のように強度を指定してください。
プラス方向で光沢が抑えられ、マイナス方向で光沢がより出る形になります。


実験内容

deluster1 / deluster2でプラス方向とマイナス方向に強度を取った場合の光沢テカりの変化を調べてみました。
モデルはBD様作の「breakdomainrealistic_M2050」を使用させていただいてます。

まずはdeluster1の比較になります。

deluster1の強度変化(プラス方向)
deluster1の強度変化(マイナス方向)

プラス方向では、強度を上げるほど質感が落ちていってます。1.0を超えたあたりでテカりがなくなってるように見えます。
マイナス方向では、強度に合わせて光沢感が増してます。-1.0を超えると絵が変わりつつあり、-2.0を超えるとちょっと強すぎる印象です。
プラス方向でも、マイナス方向でも、元絵とは少しずれてくる傾向があるので、後から付与すると絵柄が少し変わるかもしれません。

次に、deluster2の比較になります。

deluster2の強度変化(プラス方向)
deluster1の強度変化(マイナス方向)

こちらも、deluste1と同様に、プラス方向では、強度を上げるほど質感が落ちていってます。deluster1より若干ソフトな印象です。
マイナス方向では、強度に合わせて光沢感が増してますが、deluster1より光沢感が強い印象です。-1.0前後くらいがいい感じで、-2.0を超えるとちょっと強すぎて破綻しがちという印象です。
こちらも、deluster1同様に元絵とは少しずれてくる傾向があるので、後から付与すると絵柄が少し変わるかもしれません。

個人的にはdeluster2の光沢感が好みです。
反射素材の衣装イア外にも、髪の毛のテカりなども増えてディテール化の効果も出ていそうなので、それを意識した画作りができるとよいですね!


あとがき

今回始めてNoteで書いてみましたが、思っていたより文書書いたり画像を貼り付けたりするだけでも大変で、公開までに時間がかかってしまいました。
慣れてなくてフォーマットが変かもしれませんがご容赦ください。
こういった手間をかけて、AI画像関係でいろんな情報を出してくださっている皆々様に感謝感謝です。


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