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第一章〜子どもたちに会えなくなる日まで〜

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ある日突然子どもたちが私の前からいなくなってしまいました。 会うことも、声を聞くことも叶わず、生きる希望も失いかけていた長い長い1年間のことをまとめていきたいと思っています。
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#証拠集め

13.洗っていないお皿からきのこが生えた話。

粛々と親権をとるための準備をしていた夫と義母。 「たくさん苦労かけちゃったから、今日から家事は僕がやるからね。」  この言葉は最初は本心だったのか、はたまたはじめから計画の一部だったのかは、今となっては真実を知ることができません。  2、3日はごはんを作ってくれたり、子どもたちをお風呂に入れてくれたり、掃除や洗濯をしてくれたりと大活躍してくれました。超よいパパ、超よい夫に大変身!でもだんだんといつもの夫に戻ってしまいました。  台所のシンクには洗っていない食器が山積み

14.実行するなら情を捨てないと!!!

 これもまた義弟と夫のLINEのやりとりの一部です。(これは相手の証拠書類ではなく、まだあの子との不倫は続いているんだろうか?と気になって、夫の携帯を盗み見した時に発見してしまったやりとりです。ごめんなさい。他人の携帯の盗み見は良くありません。反省しております。もうしません。) 「実行するなら情を捨てないと!!!」 何のことだかさっぱり分からなかったけれど、これから何かが起こるんだろうと心がザワザワしました。  「殺されるんだろうか?」とか「何をされるんだろう?」と恐怖と

15.誘拐未遂

 夫のおばあちゃんが亡くなりました。おばあちゃんは、とても優しそうな人でした。いつもニコニコ笑っていました。「優しい人でした」ではなく「優しそうな人でした」というのには理由があって、実はあまり知らない方なのです。ある日、突然家に居たのです。急に一緒に暮らすことになったんだそうです。なので私は数回しかお会いしたことがありません。  義母が言うには、そのおばあちゃんは義母のお母さんで、義母のお姉さんの家で暮らしていたそうなのですが、お姉さん夫婦に虐待され、年金をむしり取られてい