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立誠小学校「おもいでのよせがき」

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元・立誠小学校では、小学校跡地活用プロジェクトとして、立誠・文化のまちプロジェクト〜立誠・文化のまち運営委員会を組織し、芸術・文化発信の場として活動を続けて参りましたが、ここで現… もっと読む
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#な行

西村 良子(高瀬川会議)

立誠小学校で、誰にでも開かれたオープンな場所の魅力とパワーを学びました。番組小学校という京都の先人たちの素晴らしい想いと、閉校してもその精神を貫き続けられた立誠学区の人々に心から敬意を表し、さらに次のステージに進む立誠小学校に関わっていられることをうれしく思います。高瀬川沿いの新しい景色、楽しみにしています!

中川 富雄

小学校時代の思い出は余り鮮明ではありませんが、殆ど学校を欠席しなかったように思います。楽しいとかでなく当たり前のように学校に登校していました、そんな私ですので、京都市のプロジェクトで文化のまちの発信に感銘を受けこのまま絶やしてはいけないと思い、自治連合会の方と一緒にまちづくり続けていこうと立誠 文化のまち運営委員会を立ち上げました、それを続いて出来た一般社団法人文まちが引継ぎそれを新しく出来る宿泊施設を備えた総合文化施設として生まれ変わることを大いに楽しみにしています。

長根 潤

知れば知るほど奥が深い立誠小学校。語り尽くせないほど多くの歴史を積み重ねたこの地は、そんな歴史に安住することなく、今も、新たな文化・芸術の発信拠点として、様々な活動が行われています。建物の再生に伴い、一旦ひとやすみでもするのかな?と思いきや、何と、工事中も図書館として文化を発信し続けるという!またまた新たな歴史が増えました。一体このパワーはどこから来るのでしょうか?益々目が離せない立誠小学校。新たな施設が完成した暁には、私も新たな歴史の目撃者に加えて頂き、地域の方々と共に語り

中川 学(瑞泉寺)

今でも目を閉じれば、校庭や講堂、油挽きの教室や校舎に囲まれたプール、そして自彊室などまぶたの裏に浮かびます。立誠校が閉校した後も校舎が文化的な拠点であり続けたことは木屋町に住むものとして頼もしく思っていました。これから木屋町も京都もどんどん変わっていくのだろうけど、誠を立てるこころを受け継いでいこうと思います。

野崎 良太(Jazztronik、作曲家・ミュージシャン・DJ)

ここ数年、京都に行く度に必ず寄らせて頂いていたのが元・立誠小学校とその中にあるTraveling Coffeeでした。京都の街を歩いて散策するのが好きな僕にとってはその旅疲れを癒してくれる場であり、そして地元の方達と交流できる貴重な場所でした。この雰囲気の中でどうしても開催したかった企画があり、昨年末には無理をお願いしてそれも実現させて頂きました。それは音楽の著作権という少し難しいテーマの勉強会でしたが、数多く開催してきているこの著作権の勉強会の中でもとても印象に残る会となり

中杉 美知子(ユリイカ百貨店)

音楽室で演劇の公演をさせて頂きました。控え室にあったバッハの肖像画が、自分の小学校の景色とも重なり、こそばゆかったのを覚えています。 珈琲のイベントに行きました。古びた教室に立ち上る、珈琲の香りと窓からの光が好きでした。 古道具市にも行きました。春の頃で、来場者のみなさんが似たような白シャツを着てはって、まるでお揃いの学生服のようで、愉快な景色でした。 花活け部にも行きました。教室で活けた花を高瀬川に浮かべに行きました。入れ代わり立ち代り、入学しては卒業してゆく生徒のように、

中村 佳太(大山崎 COFFEE ROASTERS)

コーヒー豆屋として『ENJOY COFFEE TIME』や中村佳穂さんのライブイベントで過ごした時間は、思い出すだけであたたかい気持ちになります。たくさんの子どもたちや地域の方々が大切に積み重ねてきた時間だけが生み出せる、唯一無二の空間。そんな立誠小学校で多くの方にコーヒーを届ける機会に恵まれたことは、とても幸運なことでした。何より印象に残っているのは、立誠小学校やイベントを運営しているみなさんの細やかで優しい心遣いです。あの空間を、文化を、心から大切にしていることが伝わって

中村 勉(ソニー・ミュージック エンタテインメント)

今は東京に生活の場を移してますが、20代を京都・木屋町界隈で謳歌しました。その遊び場の一角にいつも そっとさりげなく街のシンボルとして佇んだ立誠小学校は多くの人にとって無くてはならない空気の様な存在だったのではないでしょうか。派手な主張はしない、だけど木屋町を歩いてるとフッと現れる建物の立ち振舞いには、何とも言えない雰囲気と貫禄がありました。近年はトラベリングコーヒーとシネマの連動で京都の新たなスポットとして生まれ変わりましたね。そしてまたこれから、この場所が新たな役割と存在

西堀 晋(工業デザイナー)

学生だった頃、職員室は決して居心地の良い場所とはいえなかった。お世辞にも優等生だったとは言えない私にとっては当たり前のことと認識していた。京都を離れアメリカに移住し随分と時が経った頃、友達が古い校舎でカフェを始めたから、、、と立ち寄ったのが立誠小学校の職員室。かつてカフェなどの店舗設計を手がけていた私にとっては何も手をつけないそのままの空間で珈琲を飲むひと時がこんなに居心地がよく素敵なのかと衝撃を受けた。それがあの職員室だからなおさらだ。空間とはそこにいる人の心が表現されて居

中村 学

この度は長い間、素晴らしい思い出をたくさん頂きました、立誠小学校に、お疲れ様でしたとお伝えしたいです。私が立誠小学校に初めてお伺いさせて頂いたのが、カメラのライカの写真展で、写真を出店させて頂きました。どこか懐かしく、ノスタルジックで、それでいて古さを感じなく、新しいカルチャーと融合した空間と、トラベリングコーヒーの香りと味わいで、その空間が特別な場所になり、リラックスと有意義な時間を過ごさせて頂きました。改装後の、新しい立誠小学校に期待を込め、必ずまた足を運ばせて頂き、特別

南場 成之(TRAVELING COFFEE)

初めて立誠小学校を訪れた際、母校ではないのにどこか懐かしく「不思議で素敵な場所」と心惹かれるものがありました。Traveling Coffeeのスタッフとして学区内の皆様にも大変良くしていただき、また貴重な経験をさせていただき、ただただ感謝に堪えません。はるか遠い昔に小学校を卒業したはずですが、再び小学校で日々学ばせていただいてます。様々なイベントやたくさんの方々との出会い、それは立誠小学校だからこそ経験できた事であると同時にこの学校を大切にしてこられた全ての方々のおかげだと