6位 欲しいモノがあったら教えて。一緒に欲しいモノ、お金の話をしよう


こんばんは、すいれんです。
noteを開始して2日目の投稿です。

昨日からの続き、まずは6位から行きたいと思います。

6位 欲しいモノがあったら教えて。一緒に欲しいモノ、お金の話をしよう

はい、欲しいモノです。
今社会人の方は自分のお給料の範囲内であれば、欲しい!と思ったら買えますよね。もしくは、いつまでには買う、とか予定が立ちます。
でも子供のうちはまず親に買ってもらう以外に手に入る方法はないと思います。もちろんお年玉とかおじいちゃん、おばあちゃんにねだる、とかいくつか方法はありますが、自分自身でお金をつかむってことは中々難しい環境にあるわけです。
中学生だった私は、ファッション誌とかインテリアを見ながらよく想像していました。これを買って、これを部屋に置いて~と絵にかいたり、頭の中でそれを着ている自分を想像してワクワクしたり。1日に何度も考えたり。それくらい身の回りの物を自分のお気に入りのもので揃えたくなっていました。

小学校五、六年生あたりから洋服やバッグに興味が出てきて、自分なりに選んで親に買ってもらったりしていましたが、忘れもしない中学1年生になった時、洋服に納得がいかないと家を出たくない!と思うようになりました。
身なりがきまってないと恥ずかしい、みたいな(誰も注目してないはずなのに笑)
鏡の前で一生懸命髪を整えてみたり、ワックスをつけてみたりして・・・・
でもストレートパーマもかけていない、若干くせ毛の真っ黒な髪の毛にワックスつけても櫛を通しても雑誌のモデルさんのような髪型にはならないんですよね。後々、ストレートパーマを知って愕然としました。こんな便利な美容があったのか!!!って。サラサラストレートってこう作るんだ・・・みたいな。そこからストパーが欠かせなくなったのは言うまでもありません。

父親から「大丈夫だって!誰も見てないから!!」って言われても全く耳に入らず。急に自意識が過剰気味になってきたのを覚えています。
当時は自分が納得しないと家から出たくない、という状態になりました。

  見た目=服&髪型=自分の全て=価値、みたいな感覚

そして同級生(特にお姉さん、お兄さんがいる子)からの影響で雑誌を読み始めました。その雑誌に載っているTシャツが欲しくてほしくて・・・・
それこそ喉から手が出るほど欲しかったのを覚えています。
年に数回、母と買い物に行ってそのTシャツを買ってもらった日は最高にうれしかったです。本当に年に1,2回テンションがぶちあがる日ってあるじゃないですか?それでした。

欲しがってすぐ買ってもらっていたらそんな感覚にならなかっただろうし、
焦らし期間があったからこそ手に入れたときは格別で幸せだったので年に数回(多分、春、夏、冬3回くらい)のご褒美で良かったのだと思います。

この年3回の買い物に行く前に繰り広げられていた会話はこんな感じです
私:○○ちゃんも〇〇ちゃんもこうゆうTシャツ買ってるから私も欲しい~
母:こんなにするの?!(当時一着、7,000円位)
私:そうだよ、みんな買ってるよ。
母:みんなって誰よ?!!名前言ってみなさい!!!
私:だから、○○ちゃんも〇〇ちゃんだよ!!
母:それはみんなじゃない!!  ~エンドレス~

私からすると、中学校の狭いコミュニティの中で周りにいる子が”全て”、=”みんな”なんですよね。当時はこのことすら言語化できなかった気がします。渦中にいすぎて、ただ欲求を通すのに必死で。
いまは狭い、と表現できるけれど当時は狭いことすらわからなかった。
社会にでたら、会社、友人、会社の仲間、趣味の仲間とかありますが学生は家と学校と塾位しか範囲がないですよね。その中で何とか良い位置にいたいって思春期は特に思っちゃうわけです。これはある意味大人でもあると思います。

なので結論、こんなエンドレスなケンカはしたくないんです。
お互いにストレスだし、時間の無駄です。

当時の私が掛けてもらったら素直になれる言葉は、

私:ねぇ~このTシャツが欲しい~

母or父:
どんなのが好きなの?へぇ~今こんな感じのが流行ってるんだね。
これも似合いそう^^〇〇はなんでこれが欲しいと思ったの?
 ⇒この言葉で、話聞いてもらえた。また欲しいモノ言って!!と頭ごなしに否定されなかったと、ちょっとガードが緩くなりますし、大分心が開けます。

私:とにかくデザインが可愛いし、これだったらさりげなく目立てそうだし
  ⇒回答は千差万別だと思いますが、理由を聞けば子供が服にどんな価値を求めているか、何となくつかむことができる。

母:そうだね、お母さんも洋服欲しいわ~
   ⇒お母さんも買うならそんなに沢山はねだれないかな、じゃあ1着でとか考えますし、お母さんも欲しいんだ、という同意効果もあります。

私:じゃあ一緒に見に行こうよ!

母:いいよ。だけどお金のこともあるからお父さんに相談してからにしよう
  こうやって欲しいものを変えるのは、働いてくれてるからだよね。

私:うん、そうだね。ありがとう。
  ⇒何故だか、すらっといえます。
   なぜなら同意してくれているからです。
   要求が通って安心と感謝しかないからです。理由があって、だめなら後日、きちんと説明すればわかります。

※ここで言ってはいけないのが、これ買ってあげるから〇〇しなさいよ、です。それを言われると一気に萎えます。言わなくても欲求が満たされれば人はやる気もでるし、何か親が喜ぶことしよう、って自発的にうごきます。
もちろん1回目から動くわけではないですが、長期的には良いパフォーマンスをすると信じてあげてください。

共働きでも同じです。
この洋服は7,000円するからお母さんのお給料の何分の1だわ、それなら年に数回なら買ってあげられるよ、とか具体的に説明されると大分違います。

子供は大人はよくわからないけど沢山お金を持っているだろう位にしかイメージが出来ていないので、具体的に金額を話すことで金銭感覚をつけることもできますし、働いているから買えるんだ、これ何日分なんだ、とかリアルに想像でき感謝の気持ちも出てくるはずです。

以上、「洋服や欲しいモノは大人が思っている以上に子供にとっては全て」です。なので、年に〇回は欲求通りに買ってあげよう、と金額や回数を設定して伝えることで無用なケンカをせずに過ごせると思います。
(もちろん金額は先に伝えず、子供が欲しいと言ってきたものは設定範囲内であればOK、ということにしても良いとおもいます)

子供もいつ買ってもらえるのか、いくらくらいまでならOKそうかわかっているとそれに向けて楽しめますし、何より交渉しなくて良いので心が落ち着きます。集中すべきことに集中できたりします。

今日は0時過ぎての更新となりましたが以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた明日^^




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