娘が鼻の手術をしました

長年副鼻腔炎で点鼻薬が手放せずにいた娘が鼻腔を広げるために骨を取る手術をしました。

耳鼻科通院、レメディ、漢方薬、気功とあれこれやってはみたものの効果がなく、自ら今回の決断をしました。
親としては全力でサポートするしかないと思ってもコロナ禍で病室にも入れず、手術室に歩いて向かう時と全身麻酔から覚めてベッドで帰って来る娘をチラッと見れただけで、そばに居てあげる事も出来ませんでした。(付き添えたからといっても邪魔になるだけでしょうが。)

鼻にはビッチリと詰め物をされ、行き場のない血は涙腺から流れてくるようです。3日間はその詰め物が取れないと聞いていましたが、月曜の午後に手術をし、術後執刀医からは金曜に取りますと言われました。
鼻水の出口もないので口の中から垂れて来て喉に落ちてくるのでそれも苦しいと言ってました。

鼻の中でパンパンに膨れた詰め物とその奥に溜まりに溜まった鼻水たちが圧迫しているためか、頭をかち割るような頭痛と口呼吸の苦しみと詰め物の苦しさで2日目の夜にはさすがに気が狂いそうだ、心がおかしくなりそうだと訴えて来たので、次の日に取って貰うように頼んでみようというやり取りをしました。

「もう限界だ」と正直に言って貰えて良かったと思いました。ですがやはりとても心配になり、その日の夜は私も朝の3時には目が覚めました。娘も睡眠薬を飲んでも眠れません。そう思うと胸が張り裂けそうで、布団の中で神さまに手を合わせて祈りました。
どうか早く朝になって欲しい、早く時間が過ぎて欲しいと願いました。

耐えられない試練は与えられないという話も聞きますが、この決断をした娘や手術に踏み切った方々の勇気を心から尊敬します。

次回に続きます(多分)

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