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🌷絵本🌷「ありがとんの一生・企業養豚の一生」解説本

はじめに

 はじめまして、慶應義塾大学 牛島利明研究会 ありがとんプロジェクトです!私たちは「食べ物について考える人を増やす」ために、様々な活動を行っており、その一環で今回は絵本を作成しました。

 みなさんは普段食べている豚肉がどのようにして育てられ、どのようにして皆さんのもとに届けられているかご存じですか?
 私たちはHopehul PIG代表の高橋希望さんに共感し、希望さんが育てている”有難豚”の取材をしてこの絵本を制作しました。

 希望さんは「従来の畜産業のあり方を問い直し、ただ一方的に安く売るということではなく、豚もひとつの生き物として、人生ならぬ”豚生”を幸せに生きた、そのお肉を、志を共にする大切な皆さまと分かち合いたい」という考え方のもと養豚業を営まれています。
 一方で、一般的な養豚場(以降企業養豚)では豚が自由に動けないなど、豚が豚らしくあることができないまま育てられていることがほとんどです。

 どちらが正しい。どちらが悪いということではありませんが、普段みなさんが食べている豚肉の背景を知ってほしい。希望さんのような飼育方法もあることを知ってほしいという思いから、なるべくフラットに事実のみを描写して絵本にしました。
 この解説記事では絵本の何気ないセリフや背景の絵に込められた意味などを解説します。

 この絵本では全体を通してありがとんの一生と企業養豚の一生が対応する形で描かれています。中心のページでは同じ食卓に並びますが、育てられていく課程ではそれぞれ違った”豚生”を歩んできたことが伝わると幸いです。

解説

おわりに

絵本、解説本はいかがだったでしょうか。ありがとんと企業養豚、それぞれの豚生について、なにか触れるきっかけになれば嬉しいです。
お手に取ってくださり、ありがとうございました🌷

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