キュンとなる瞬間♡

介護のお仕事でも、利用者さんにキュンとさせられる瞬間は多いですが、タッチケアを始めてからは、さらに増えました。

コロナ禍で訪問キャンセルが続いている某施設さんへは、月に一度伺っていました。

こちらは約2年くらいになり、毎月10名弱の方の施術をしていましたが、お顔ぶれはほぼ同じ😅

認知の症状がある方からすると、毎月「初めまして!」みたいなもんなのだけれど、その日お声かけした瞬間から、拒否が始まることも少なくありません。

でも、毎月伺っていると、稀に、足浴バケツを見ただけで、「なんか前もやったなぁ。」と仰ったり、足に触れてフットトリートメントが始まると、「あ!この前も来てくれはった?」と言うようなうれしい記憶が蘇るような言葉が聞かれることもあります。

その瞬間、記憶を超えて、すっかり魂に響いたような気がしてなりません。笑

3度の食事とおやつの時間以外は、イベントがないとダイニングでぼんやり過ごしておられるだけの日々。

相手してもらえることもないんだなぁと感じることもよくあります。

それだけに、施術中はあまりの気持ち良さに寝てしまわれたり、「こんなにしていただいて、ありがとうございます🙏」と拝まれることも。

また別のかたは、「あんた!どうしてたん!?」「休んでたんか?」「もうけーへんのかと思てたわー」「あぁ良かった^^」と、ひと月会わなかったのに、「なんか知ったひと」のように、スタッフと間違えてるかのように言ってくださる。

また施術中には、「もうええで。アンタが疲れる!」と、しきりにワタシの体力を気遣ってくださったり、普段仰臥位では絶対寝れない方に、掛け布団を背もたれにしていただき、超リラックスした状態で受けていただくと、「もう上向いて寝ることなんてないと思てたわ。」と仰ったりと、こちらのほうが、キュン♡とするたびに、しあわせホルモンがたっぷり溢れます😊



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