J1第32節、新潟vsF東京、プレビュー

J1第32節、新潟vsF東京@デンカ
11月11日(土)14:00KO

新潟は前節、難敵・京都に1-0で勝利し、今季初めて関西勢から勝利を収めた。
9月以降のリーグ戦は3勝3分と6試合連続無敗、残留を決めて9位争いに食いついている。
当面のライバルだった川崎Fに加えて、福岡の背中も見えてきたと思える。
この6試合で10得点6失点、途中出場選手の得点も決まり出していた。
また直近の試合でベンチに入っていなかった堀米と長倉はこの試合から復帰するようだ。

F東京は前節、広島に1-2の敗戦、川崎F追撃に向けて手痛い黒星となった。
前回の対戦では20年~21年に新潟を率いたアルベル監督だったが、成績不振で解任。
後半戦からは今年春まで山形を率いたクラモフスキー監督に交代している。
後半戦は8月までの8試合で4勝2分2敗だったが、ここ最近は2勝0分4敗と黒星先行。
7月や8月は完封勝ちしていたが、横浜Mや神戸、福岡との上位対決で失点が増加。
最近も鳥栖に3-2、G大阪に3-0と連勝したが、横浜Cと広島に敗れている。

新潟の松橋力蔵監督とF東京のピーター・クラモフスキー監督は18年と19年に横浜Mでコーチングスタッフ同士だった間柄。(クラモフスキーがヘッドコーチ)
その後、J2で新潟と山形の指揮官としてしのぎを削り、1勝1分1敗と互角である。

前半戦の対戦

J1第10節、F東京2-1新潟@味スタ
F東京:仲川輝人、ディエゴ・オリヴェイラ、新潟:伊藤涼太郎

リーグ戦成績

12勝4分15敗(H:5勝1分9敗、A:7勝3分6敗)
新潟スタジアム:4勝1分8敗、新潟市陸上競技場:1勝0分1敗

当該カード得点時間帯

新潟:4-5-4(1)、8-8-10(2)=39得点
F東京:11-5-3(0)、7-6-9(0)=41得点

6年連続ノーゴール

新潟はリーグ戦のホームF東京戦、6季連続でゴールを決めていない。
最後にゴールを決めたのは2010年7月31日の第16節で後半35分に本間勲が決めてから550分間ノーゴールである。
12:0-2、13:0-3、14:0-1
15:0-1、16:0-1、17:0-3

退任後の新潟凱旋試合

新潟が99年のJリーグに参入後、14人の監督が指揮を執っている。
退任後、敵将として対戦したのは9人いたが、新潟に凱旋した指揮官は6人と減っている。
特に、16年終盤戦や18年途中~19年序盤を指揮した片渕浩一郎氏以降の監督は誰も来ていない。(アウェーでは3人やっている)

退任後のホーム凱旋試合結果

永井良和(99~00):01年J2第10節、新潟2-1横浜C@新潟市陸
反町康治(01~05):10年J1第34節、新潟3-1湘南@東北電力
鈴木 淳(06~09):11年J1第23節、新潟0-0大宮@東北電力
※10年NC予選第5節、新潟1-0大宮@東北電力
黒崎久志(10~12):対戦なし(大宮のコーチとして対戦経験あり)
上野展裕(12・代行):18年J2第17節、新潟1-5甲府@デンカ
柳下正明(12~15):18年J2第33節、新潟2-1金沢@デンカ
吉田達磨(2016):17年J1第32節、新潟1-0甲府@デンカ
片渕浩一郎(16~19):対戦なし
三浦文丈(2017):対戦なし(岡山や松本のコーチとして対戦経験あり)
呂比須(2017):対戦なし
鈴木政一(2018):対戦なし
吉永一明(2019):対戦なし
アルベル(20~21):対戦なし
松橋力蔵(22~現在):在任中
※三浦文丈、鈴木政一、アルベルはアウェーでの対戦あり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?