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【2023年春最新】おすすめの面白い神アニメランキング

多くのアニメを見てきた筆者が、絶対に外せない 10 個を厳選しました。アニメの人気やレベルは近年確実に上がっていて、もはや世界に誇る日本の文化です。ネタバレはないので、何のアニメをみようかなと思ったときの参考にしてください。

1位 進撃の巨人

最高傑作。「まるで世界史のよう」だと称される物語の深さはずば抜けており、驚愕の伏線回収の連続に感動だけでなく恐怖すら感じる。初めからどこを切り取っても面白く、気がついたら全話見終わっている。今年の冬に完結編(後編)が放送予定で終わってしまうが、この物語をリアルタイムで追いかけることができて本当によかった、幸せ。
友情・愛・絆・安堵・美しさといったプラスの感情に加えて、絶望・残酷・裏切りなどマイナスの感情もたっぷり描かれる。人間のすべての感情を見ることができるといっても過言ではないくらい、感情を揺さぶられる。
なんといっても立体起動装置を用いるバトルシーンがかっこいい。エレンやミカサ、リヴァイ、ライナーたちが命をかけて戦う様子を見てると、胸が打たれるし興奮してアツくなれる。
昔はじめの方だけ見た、という人も多いだろう。最後まで見てはじめて、進撃の巨人を見たと言ってほしい。単純に「人間 vs 巨人」の物語だと思っている人は、間違っているかも…?
はじめてこの作品を見たときの衝撃は今でも忘れられない。これを超えるアニメは一生出てこないのではと本気で思う。欠点がない完璧な作品を、ぜひ自分の目で確かめてみてほしい。

2位 鬼滅の刃

説明不要の令和の怪物。いろいろな意見を耳にするが、それはこの作品がいかに注目されているかの証拠。わかりやすいストーリー、綺麗な作画(これは本当に異次元、その技術の高さに感動)、すばらしい音楽と、面白さはお世辞なしに桁違い。老若男女、アニメ初心者からオタクまで、誰が見ても絶対にハマる。魅力的なキャラクターも多く、お気に入りが見つかるはずだ。
個人的に注目しているのは階級構造。鬼殺隊の「お館様」と「柱」、鬼の「鬼舞辻無惨」と「十二鬼月」。これは日本の社会にあるヒエラルキー構造に似ており、指揮者は誰で、どのランクの人がどれくらい強いのか、一目でわかるようになっているのがうまい。
神回の存在も大きい。涙なしでは見られず、全身に鳥肌が立つ興奮。放送終了後も一夜ずっと盛り上がり、何度も見返してしまいしばらく忘れられないあの感覚を体験できるアニメは少ない。立志編第19話『ヒノカミ』、刀鍛冶の里編第11話『繋いだ絆彼は誰時朝ぼらけ』。竈門兄妹のテーマソングが入るこの2話は特に必見である。

3位 ソードアート・オンライン

通称 SAO。放送開始から 10 年経った今もなお、絶対的な人気を誇る。この作品のすごいところは、SAO・ALO・GGO・UW などゲームの舞台が変わって設定や登場人物が変わっても、全部違った魅力があり面白いところ。一番好きな話はどこか、意見が割れるだろう(筆者はUWが好きです)。
一番初め、SAO の原点であるアインクラッド編。命をかけた緊張感がありこれだけでも文句なしで面白いが、ファントムバレット編、マザーズロザリオ編などで更に引き込まれていく。そしてシリーズ集大成のアリシゼーション編。今までの話とも繋がる壮大な物語は、何処に行き着くのか。少し長いので最後まで見てない人も多いと思うが、SAO はアリシゼーション編まで見てこそなのでぜひ見てほしい(新章ユナイタルリング編のアニメ化、待ってます)。
また、「仮想現実(VR)」や「人工知能(AI)」について深く考えさせられる。近い将来訪れる可能性があるともいわれるこんな世界が実現すれば面白いだろうな、ロマンがあるなと思う反面、その危険性の大きさも目を引く。最先端技術に興味がある人や理系(特に情報系)の人は、絶対に見ておきたい。

4位 コードギアス反逆のルルーシュ

2006 年に制作されたアニメで、かなり昔の作品(筆者はまだ当時小1)。それにもかかわらず、今見ても最新のアニメと遜色ない面白さ(というかこれを超えるアニメはまだほとんど出てないと思う)。このアニメを面白くないと言っている人を見たことがない。独特のキャラデザで敬遠している人が多いが、見ているうちに慣れる。とりあえず 1 話を見てみよう。
主人公のルルーシュは頭脳明晰で、目的のためなら手段を選ばない性格。目で見た人に絶対命令することができる特殊能力「ギアス」を使いながら、次々と敵を倒していく。この爽快感がいい。オセロのような激動の展開の中、どう局面を打開するのかは見ものである。
世界をかけた、地球全体を巻き込む大きな戦いをしている張本人が高校生で、普通に学園生活を送っている様子は滑稽。さらに同じ学校に味方と敵がうじゃうじゃいて、頭がバグります笑。でもこのアニメの魅力は、きっとこの辺りにあるのだろう。
R2 まで含めて全 50 話。長くもなく短くもなく、誰もが好きそうなストーリー。名言も多く登場する伝説のアニメを、ぜひ一度。

5位 Steins; Gate

タイムリープ系の原点にして頂点。これを見てしまうと他のタイムリープ系アニメが薄く見えてしまう。若干展開が遅い前半はそんなに面白くないと感じるかもしれないが、その何気ない日常シーンが後で全て繋がっていく伏線回収は圧巻。最後まで見た人は必ず神アニメと言う。ヒロインの牧瀬紅莉栖は天才でツンデレ、まさに最強。
タイムマシンについて考えさせられる。このアニメを見る前は未来の究極の技術、完成すれば過去や未来に自由に行ける楽しい夢のようなものだと思っていたが、過去や未来を変える怖さを知ると立ち止まってしまう。
どちらを選ぶのか、その行動をするかしないのか。主人公たちが難しい選択を決断していく様子は、時に感動的で時に残酷。自分が同じ立場になったらどちらを選ぶだろう、そんなことを考えながら楽しめる。
タイムマシンの発明ということもあり、研究の楽しさや苦悩が描かれる。大学や企業などで研究を頑張っている人は、このアニメを見るとモチベーションが上がると思うのでおススメ。

6位 宇宙よりも遠い場所

略称は「よりもい」。女子高生が南極へ?どうせよくあるオリジナルアニメだろうと油断していたらとんでもない神アニメだった。1 クールしかなく内容も平和であるため、アニメ初心者の人も見やすい。これまでアニメ見たことないけど何か見てみようかなと思っている人は、まずはこれを見るとよいだろう。
生きていく上で大切な何かを教えてくれる、そんな作品である。不可能だと思うこともまずやってみることが大切であるということ。非日常の旅行は楽しくかけがえのないものだということ。そして友情、友達を大切にしないといけないということ。このアニメを見ると、どこか遠くに行ってみたいと思うはずである。人生の価値観を変えてくれる。
しっかりと事実に沿って南極への道のりが詳細に描かれるため、南極がどういう場所かわかると同時に、本当に彼女たちと南極に行っているような体験をすることができる。おそらくこの作品に出会わなければ南極のことを知る機会はなかった。今私たちたちが住んでいる地球のことを少しでも知るという意味でも、ぜひご視聴を。

7位 冴えない彼女の育てかた

数あるラブコメの中で、一番面白い。面白さのわりに知名度が低いような気がする。話が進んでいくごとにどんどん面白くなっていき、最後の映画(Fine)は圧巻。泣ける要素がいくつも仕掛けられている。恋愛ってやっぱり素敵だなと思えることは間違いなく(主人公があんなにモテるのは謎だが)、今恋人がいる人や好きな人がいる人はもちろん、恋愛にあまり興味がない人にも見てほしい。
魅力的なヒロインたちが何人も登場するが、中でも加藤恵が本当にかわいい。あまり感情を出さないおとなしい性格をしているが、優しくてめっちゃいい子。男性だけでなく、女性でさえ恵の虜になってしまうだろう。彼女にしたいというよりも、結婚したいと思うタイプかもしれない。
ところが、冴えカノはただのラブコメではない(ここがすごい)。ゲームや小説やイラストなど、クリエイターの魅力や苦悩が繊細に描かれる。物語や絵の案を考えて、そこから全員で協力し締め切りまでに完成させるってこんなに楽しくてきついことなんだと知ることができる。何かを大人数で協力して制作する仕事やサークルに入っている人は、とても参考になるだろう。

8位 リコリス・リコイル

通称リコリコ。このアニメの凄さは何といっても、キャラクターの魅力を最大化するのに成功していること。美しいキャラデザとアドリブ気味の声優さんの声、特徴的な性格が相まって、素晴らしいアニメキャラが何人も登場する(筆者の最も好きなアニメキャラは錦木千束です)。他のアニメとは面白さのベクトルが違う気がするので、ぜひ一度見てみてほしい。
オリジナルアニメで原作がないこともあるが、話の続きが気になるわくわく感は異常。EDテーマ「花の塔(さユり)」への繋ぎ方がうますぎる(全部のアニメでこれをやればいいのに)。どう表現したらいいかわからないが、かなり中毒性がある。
普段おしゃれな喫茶店で働いている主人公たちが、まさか銃を使ってバチバチに戦うとは。そのギャップがいい味を出しているし、戦闘シーンがかっこいい。女子高生が銃で戦うという設定を聞いただけでも、気になって興味をもつ人も多いだろう。
新作アニメーション制作も決定された。完結していると思われる物語が、いったいどの方向に向かうのか。単純に千束とたきなの日常が見られるだけでもいい。続編が最も気になるアニメの 1 つなので、注目していきたい。

9位 【推しの子】

まず、なんといっても第 1 話がすごい。90 分の拡大版ではあるが、第 1 話だけで比較すれば今まで見てきたアニメの中でもトップ。それくらい衝撃を受けたし、続きが気になって第 2 話以降も絶対に見てしまう。サブスクの普及で「1 話切り」も珍しくなくなった現代において、1 つの正解を出したように思う(他にも、有馬かなをネタキャラにしたり、本気の MV 付きの歌が公開されたり、話題の作り方や宣伝のうまさがとにかく光る)。
最速で 1 億回再生を突破した OP テーマ「アイドル(YOASOBI)」で始まる第 2 話以降も安定して面白く、特に第 7 話の最後のシーンは鳥肌モノ(このアニメは本物だと確信した)。声優さんってすごいなーって改めて思ったし、ED への繋ぎ方がまたうまい。
このアニメのテーマは「」。自分の気持ちに嘘をついた(あるいは無理やりそう思いこんだ)言動をしてしまっている人は多い。最終的に、もう何が本当で何が嘘かわからなくなる。普段の生活ではあまり考えないが、人がどう思っているかって意外とわからないなと気づかされる。かなり人間の深いところを突いていて、勉強になる。

10位 ブルーロック

スポーツアニメの No.1。サッカーが好きな人、スポーツが好きな人には絶対に刺さる(筆者は大のサッカー観戦ファン)。今までに部活やクラブでスポーツをしたことがある人は、共感できるところが多くあるはず。イケメンが多く登場するので、女性にもかなり人気がある(コスプレをよく見かける)。主人公の潔がゾーンに入って無双するシーンはまじでかっこいい。
初めて見たとき、かなりの衝撃を受けた。ワールドカップや、実際の歴代のサッカー選手の名前も登場し現実のサッカーの世界に沿っている。今の日本には、絶対的なストライカーがいないので、 FW だけを集めて自分のエゴを出していけ、と熱弁される。FW だけにすることでゴールシーンが多くなりアニメとして映えるだけでなく、今の日本代表の事情を風刺しているようにも受け取ることができ、いい設定だと感じた。
負けて退場になればサッカー選手生命が絶たれるという命を懸けた戦い。その中でこのアニメがすごいのは、誰が生き残るか分からないところ。登場頻度が高かった選手も、容赦なく切り捨てていく。どうせこっちが勝つんだろ、というのが本当に少ない(これはスポーツアニメにおいて一番重要なことだと感じた)。


以上、いかがだったでしょうか。紹介したいアニメはまだまだ無数にありますが、長くなってしまうので今回はここまでにします(気が向いたら今までに見た全アニメの順位も書いてみます)。有名な作品が多くなりましたが、アニメは結局最近の有名なものが面白い。人気になるのにはそれなりの理由があるので、逆張りせずによく耳にするタイトルのものを視聴することをおすすめします!この note を見て、 1 つでもアニメを見てみようと思っていただければ幸いです。

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