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家庭学習の教材選びはみんな何を選ぶ?

教材が多すぎて困りませんか?

さあ、子供には学力をつけさせたい!そう願う親御さんは教材を探しに行きますね。通信学習の場合、〇〇◯ンジ、◯会、◯ピー、◯文etc...

本屋さんに行くと各出版社から無数の問題集が並んでいます。

授業の復習をさせたい場合

単純に学校の授業の復習をさせたい場合、教科書準拠の問題集を取り寄せましょう。通信教材を取り寄せる場合も、教科書準拠で解説が良いものがオススメです。

教科書準拠とは、単元、内容を全て教科書に合わせているという事です。教科書準拠の教材を取り寄せて、学んだことはその日のうちに復習して、記憶にしっかり定着させましょう。

学校から戻ったら、学んだ内容を確認しそれに相当する問題を解きます。
学校で学んだことをお子さんに話させるもの有効です。
エビングハウスの忘却曲線によると人は24時間経過すると、学んだことの7割は忘れてしまいます。学んだことはその日にアウトプットすることで、忘却が止まります。脳に入れた情報は使用しないと、必要のない情報として扱い、脳はその情報を排除します。

あくまでも楽しい雰囲気で学習しましょう
せっかく取り組んでも、親から怒られっぱなし、親への期待に答えるプレッシャーの下学習すると、子供の脳にとっては大変なストレスになります。不快な環境で学んだ情報は脳が自然と削除しようとします。練習では100点でも本番で力を出し切れないお子さんによくある兆候です。お子さんの取り組み、頑張りをたくさん褒めてあげて、楽しい雰囲気にで学習しましょう。

おかわりはNG

どんなにお子さんが絶好調でも、お子さんが約束した量をこなしたら終了にしましょう。お子さんがやりたがる場合は構いません。追加であれもこれもやらせると、子供はいつまでも学習が終わらないと、お勉強を嫌がるようになります。要注意です。

丸付けのポイントお子さんが間違えたらいつもどうしていますか?
子供達は褒められたい生き物です。バツをつけられるとヤル気が失せます。
間違えたら印をつけるだけにして、その場で修正させます。最後はハナマルで締めて、お子さんの頑張りをしっかり認めてあげましょう。

褒めてばかりもいずれは見透かされてします。
低学年のうちは褒めまくってください。子供達もまだお母さんに甘えたい時期。たくさん褒めちぎってあげてください。
中学年ギャングエイジ期はまだ「おだてれば木に登る」ような単純さが残っていますので、褒めて大丈夫です。ただ、個々の成長により褒めても冷めた目で返される事がしばし発生します。
その場合、時々褒める程度に軌道修正してください。

バランス的には3つ褒めて1叱るでも大丈夫です。褒められてばかりいると新鮮味がなくなります。また、本当にこれでいいのだろうかと疑心暗鬼になります。大好きとはいえ毎日のおやつがホールケーキでは、飽きてしまい、喜びが半減するのと同じ原理です。

生活リズムを整え、親子の会話を増やし、時間と場所を決め、教材を取り寄せました。

あとはひたすら続けるのみです。続かなくなったら、問題をもっと易しいものに変えるなのど、軽い気持ちで続けられるものに変更して頂いて大丈夫です。

習慣化にまでかかる時間
家庭学習が歯磨きと同じようにやらないと気持ちが悪いレベルに達すると、習慣化できたサインです。21日間、42日間、100日間など諸説ありますが、人によってそれぞれです。お気に入りのノートを使う、終わったらご褒美シールを貼って楽しむ等、日々の勉強の中に楽しみを加えてみてもいいですね。

コミュニティーを作ると持続しやすい!
家庭学習を習慣化させる上でコミュニティーを作りのもオススメです。
ライングループやFBグループを作って、毎日の取り組みをレポートします。写メ一つでも大乗です。エンドレスに行うと心が折れる方がいらっしゃるので、まずは7日間、14日、21日間など目標期間を設定してみてください。それぞれの投稿にはコメントで励まし合います。達成できると大きな自信につながります。

毎日コツコツやる子は確実に成績が上がります!
一日10分の学習も365日続ければ35時間相当になります。これは小学生が1年間で受ける英語の授業時間に相当します。苦手な算数の問題も1日1問解けば一年で365問。継続は力なりとは言いますが、やる量が増えるので確実に成績をあげていく事ができます。

最後に!
なかなか家庭学習が定着しなくてお困りの方、上の方法を順にやってみてください。
必ず結果ができます。
塾に通って結果を出すこともできますが、塾や予備校はせいぜい高校まです。
それから先、学びが専門的になればなる程、塾はありません。
おうちで自分で組み立てて勉強ができるようになれば、いろんな分野へ応用が可能です。
そして、良い習慣はお孫さんへも引き継がれることでしょう。

習慣化するまでは親御さんの付き添いが必要ですが、お子さんへの未来のプレゼントになります。お子さんが「ママ〜」と甘えてくる期間は限定的。いずれは離れて行きます。
ぜひ幼い頃にお子さんとたっぷりコミュニケーションをとりながら
家庭学習の習慣をつけてあげてくださいね。

次はエリーのコンサル例をご紹介します。宿題にかける時間が2時間から1ヶ月で20分で終わるようになった話

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