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自分の日本人というアイデンティティを出汁で実感


来月北海道スノボー旅行が待っている夫は気持ちがもう北海道に飛んでいて、最近ラーメンを食べに行くと味噌バターコーンを注文することが非常に多い。

この年末年始、島は想定外に涼しかった。そして海水が想定外に冷たかった。南国の島の海水が「冷たい」なんて大袈裟、と思われるだろうけど、サーフィンするために数時間海に入り、風が少しでもあると、痩せて冷え性の私はラッシュガードを着ていてもガチガチ震え、さらに宿には水シャワーのみ(お湯が出るリゾートは高級なところに限定される島事情)で、体が冷え切っているのに追い討ちをかけるかのように、もう修行のように気合いを入れて体を水シャワーで洗っていた。そして風邪をがっつりひいた。

バンコクに戻って最初の食事はスクンビット・ソイ53「麺屋NARUTO」の煮干しラーメン。スープを口にしたときの感激と言ったら・・。全身隅々に熱い出汁が届けられたような幸福感。年越し蕎麦、お雑煮、お節もない、でもとっても良い時間を過ごした休暇。でもやっぱり季節的にも体が和食、出汁を求めていたようだ。日本人は出汁!!!

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