着たい服と着たかった服

こんにちはアリアです。

『上伊那ぼたん 酔へる姿は百合の花』って漫画知ってますか?
知らなかったら是非読んでください。キャラクターの私服がバチバチにかわいくて最高なので。

さて、私はnoteを、「ゆるっとGIDであることを隠さず話す」ためのツールとして使っているのですが、今日はなんか漠然とした不安の言語化のために適当に書き連ねていこうかなって思います。

服の好みの話

ちょっと前から「地雷系」とか「量産系」とかいわゆるイタいファッションを指す言葉があると思うんですけど、私の好みがちょうどそこなんですよね。

It's me. 風強くて髪ボサボサなちゃったけど許して……

最近のキャラクターだと暁山瑞希(量産寄り)のファッションですね。
瑞希のことが好きなのは服の好みの方向性がぴったりっていうのも2割くらいあります。
ピンクっていう色も好きなんですけど顔と合わないんですよね、助けてカントリーマアム。

メイクは最近マンネリ気味。ヘアメイクと合わせて1時間ちょいかかるのも相まって色々手抜きになってます。今日はチーク塗り忘れてた。

とまあ割と着たい服は着られてはいるんですよね。買いたい服買って着てます。

そうそう、ちょっと前サススカートにハマって、5着くらい色違いのサススカートがあります。なんで?
冬物のコートとかもなんか6〜7着ありました。どうして??

服選びについて

ただ、ここに至るまで結構な試行錯誤があったんですよね。
やっぱり身体構造上難しいことも多くて。

特に肩幅。好みがブラウスなので、肩周りに装飾がないとその特性上肩の大きさがかなり目立ちます。なので、基本的には襟がデカいものを選んでます。それでも肩が目立つものが多いので、着た時に目立たなかったやつがヘビロテになります。

色は黒だと肩がシュッとして見えて良かったです。白は合うやつ見つかるまで結構探しました。

あ、パフスリーブはダメです。ただでさえ強い肩をバフしてどうする。

トップスに関してはニットだったり、Tシャツだったりは最近着なくなっちゃいました。Tシャツは襟装飾ないから難しいですしね。

あとどちらかと言うと寒さに強くて、冬にニット着る理由があんまりないので。

スカートも基本的には広がるものを選んでます。下が広がると相対的に肩幅が小さく見えてお得なのと、ただ単に広がってるスカートが好きだからです。

プリーツ系も好きなんですけど、装飾がついてないと下半身が寂しく見えちゃう印象です。

あ、丈は全部膝上です。自分の脚が相対的に1番細いのが膝上のところなんですよね。
いや、無理に理屈づけただけでこの丈が1番好きだからです。

スカート選ぶのめちゃくちゃ楽しいんですよね。というか自分の気づきの根源はスカートにありますしね。なんでスカート穿いちゃいけないの?から全部スタートしてます。スカートだけに。

だから、ボトムスはぜーんぶスカートです。カワイイから。いつかパンツがかわいく思える日もくるかもですね。

アウターに関しては基本ショート丈ですね、ちょっと足短気味(+ヒールで盛れない)なので長くしちゃうとより胴が長く見えちゃうんですよね。色味は冬物はかなり幅広く持ってます。良く使うのは黒とベージュ、たまにホワイト、ごく稀にボルドー、ピンク。
ロング丈だとAラインが個人的には良さげでした、やっぱ下半身広がるのは強い。

ってか服整理してて思ったけど春秋アウター無さすぎてウケました。寒さ耐性で乗り切ろうとするな。

靴はネックですね。高いヒール履くと悪目立ちしちゃうので最大で3.5cmまでにしてます。逆に振り切って12cmぐらいのヒール履いたらモデルみたいな感じになっていいかもしれないです。
サイズに関しては割と不自由はないんですけど、結構歩いた日は爪が真っ黒になったり歩くと足が痛んだりしてます。絶対体に良くない……。
でも足の大きさって結構見え方左右するんですよね……。うーん。

以上が服選ぶときに気をつけてることですかね。「これを避けろ!!」みたいなのはあるんですけど、「これを選べ!!」みたいなのはなんいんですよね。まあそもそもファッションがそんなに限られたらつまらんだろってのもありますし。

ちなみに自分のNGリストみたいなのをあげると
・パフスリーブ
 肩がいかつくなりすぎる。もともと華奢な人が着て初めてかわいい。

・ジャケット
 合うのもあるけど、めちゃくちゃ難しい。どうしても男っぽさが消せなかった。

・パーカー
 身長高めだと大きめサイズがバグみたいな大きさになってしまうので……。
etc.

でもこの辺も今の体型だとっていうのがあるので、いつかもうちょい痩せた時とかにまたチャレンジしたいですね。天ぷらうめえ。

着たかった服

というよりはもう完全に「制服」って言った方がいいですね。
これを「コスプレ」でなく着る機会ってないんだなあって思うと一回はちゃんと着ときたかったですね。
特に最近のソックス丈めっちゃ好きなんですよね。クルーソックス最高。

なんかこう「制服」に対する特別視を自分の中から無くしたいんですよね。だって「普通」は「制服」って毎日着るものなのでむしろ「日常」の象徴じゃないですか。私は制服ない学校に中高一貫で通ってたので知りませんが……。
だから「制服」に対するイメージはノスタルジー入り混じった日常なんじゃないかって思ってるんですよね。

ただ、私が持つ「制服」へのイメージって「ありえたかもしれない自分」なんですよ。
こうじゃなければ、この時こうしてれば、そんないくつものifがどれか一つでも達成されていれば、着られていたかもしれない衣服(ifだけに)として「制服」って呪縛があるんですよね。

だから、その呪縛を崩すためにも制服着ようねって気持ちも大きいですね。

障害物のない世界で

じゃあ冒頭で言った漠然とした不安って何?
って話なんですけど。

それは「自己実現の先」なんですよね。

今までの人生、障害物が多くて、それを避けたり見ないふりしたり、乗り越えたりすることで生きてきて、なんとか今はなりたい自分の一歩手前!みたいなところに来てはいます。(本当は30歩くらい手前な気がしますが)

そこまで来てこの自己実現の先に何があるんだろって少し不安になってきてる自分がいます。
今までは「乗り越える」、「克服する」が生きるためのキーワードだったのに、急に「それ」が存在しない世界が見えてきて、ヒュッってなってます。

魔王を倒した後の勇者みたいな気持ちですかね、これ。
勇者も魔王倒した後、「次の魔王来てくれねえかな」とか思ったりするんですかね。

まあつまり、自分が、思ったより「GID」に縋って生きてきたし、今もそうしていることがちょっと可視化されてう〜んって気持ちになってしまったんですよね。
 
これから先身の振り方をどうするか、とかはちょっとずつ考えながら生きていきますかね。卒業式何着ようかなとか。

「カワイイ」で生きようね。

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