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守護を信じてみると決めた日 【38歳で突然スピリチュアル能力が開花した話・19】

前回の続きです


4月もあと数日で終わろうという、ある日。
「ギューと喋ってない」と気付き、焦りはじめました。

斉木のじいさんとか太郎とかお墓の石とか宇宙のレストラン?とか、色々あったからあんまり気になってなかったけど・・・もう何日も喋ってない。
お腹のギューーーーは必要な時だけ(こっちに歩けとか)あるけど、それはギューがやってんのか斉木のじいさんがやってんのか分からない。
ギューもういないなんて事、ないよね・・・?

焦って、PCに向かってみました。「ギューググり」を試みます。
ギュー、どっか読ませたいページとかないの?
読むよ? 勉強するよ?今日はやる気あるよ?

お腹のギューーーは来ませんでした。

焦りました。
焦りました。
どうしよう。
このままだったらどうしよう。
もうギューと話せなかったらどうしよう。
このまま、何も分からないまま。
ちゃんと信じてみないまま。
太郎の事だって何も分かってない。

祈るような気持ちで、ギュードライブに挑戦してみる事にしました。
いつもは家を出るとすぐにお腹のギューーーで道を教えてくれるのに。
この日は何も起こりません。

涙がボロボロ出てきました。何だか車で泣く事が多いです。
一人で運転しながら泣いているおばちゃんを見ても、笑わないでやって下さい。
おばちゃんだって色々あるんです。
きっと今後、変容する人がどんどん増えて行くなら。
一人車内で号泣する人も増えるはず。

泣きながらフリーウェイに乗りました。
何となく、初めてのギュードライブで行った『ギュー船着場』方面へ車を走らせました。

もう分かったよ。
運転しながらそう思いました。
もう分かった。
何も分からないままってのも嫌だけど。
一番嫌なのは、ギューと居られない事だ。
信じないと一緒に居られないなら、信じてみる。信じてみるよ。
もしこれで最終的に「やっぱり全部ウソでした〜へへへのへ〜」みたいな事になったとしても。
ここまでされたら、騙した狐だか悪魔だかに、「面白かったよ!」って、言える。

信じるよ、ギュー。 信じてみるよ。
だから出てきて! お腹ギューーーしてよ!
道案内してよ!!!
ごめんなさい!もう疑わない!エーーーン!!!

・・・・やっぱもうダメなのか・・・?

そう思って視線を少しだけ上げた時。
次のexitの看板が視界に入り。

お腹がギューーーーッ!と固くなりました。

ギューが。 来てくれた。

あああああ嬉しい嬉しいうれしいうれしいうれしいよーーーギューーーーー!!!!!

今度は嬉し泣きしながらギューに指定されたexitでフリーウェイを降ります。
着いた場所はスタバでした。

え、いいの?
飲み物も食べ物も、こんなに早くいいの?
今日優しいじゃーーんエーーーン。

スタバで飲み物とオヤツを買って、車でまた出発。
ギューナビの感度はバッチリ。
おばちゃんルンルン。
ギューはまだ話はしてくれないけど、船着場に行くんだな、と伝わって来ました。


『ギュー船着場』に到着。この日は曇り空でした。


船着場に着いてからも、しばらくギューは何も話しませんでした。
でも近くにいるのが分かる。
水を見ながら、考えてみました。

とにかく繋がっていたいなら、信じるしかない
それはよーーく分かった。

ギューを信じるという事。
『アセンション』とやらを、信じるという事。
それは私にとって、結構勇気のいる事だという事が分かりました。
『アセンション』を信じる、という事は、地球には明るい未来が待っているかもしれない、と希望を持つという事に思えました。
そんな事信じて本当に大丈夫なんだろうか?

地球は最悪な状況になっていると思って生きてきた。
しかも世界はどんどん悪くなっていってるようにしか見えない。
子供達が大人になる頃には、地球はさらに最悪な状態になってるんじゃないかという想像しか出来ない。
希望を持とうと頑張っても、いつもそれを上回るくらいの悪い事が起こるだけ。
「いつか地球上に砂浜がなくなっちゃう前に、たくさん砂浜で遊んでおこうね!」なんて子供に言った事もある。
完全に諦めて、悪化の恐怖を受け入れて生きてきた。
悪化を止めるのは不可能。人間が原因だって事は分かってる。
「自分達の時代では、まだ最終局面は迎えないよね?まだ完全にはぶっ壊れないよね?きっとまだ大丈夫」と勝手な事を願って生きてきた。

希望を持つというのは、恐ろしい事でした。
希望を持たなければ、裏切られるもない。
希望を持たず、常に次に起こる『悪い事』『辛い事』に備えて生きていけば、衝撃を少なく出来るような気がする。

でも、チョイスないじゃん。もう。
信じるって決めちゃったし。

それに、もしも本当に『希望』を持って生きていけるとしたら。
「地球、マジで良くなってくかもしれない」
って本気で思って生きられるとしたら。

そっちの方が、楽しいな!!!


ここまで考えて、なんだかすごくスッキリ。
年末に初めてお腹がギューーーっと固くなって以来約5ヶ月。
常に悶々と「狂ったのか」「狐に化かされているのか」などと考え続けていた状態から、初めて解放された気分でした。

スッキリしたので写真撮りました🔻


この船着場、本当にパワースポットなのか?「感度」がとっても良好になります。
それとも私にとって波長が合う?特別な場所なのかもしれません。
考え事をしているうちに、ギューと話せるようになっていました。
しばらく使ってなくてズレちゃったアンテナを調整した感じがしました。

ギューに聞いてみました。

出来る事はないの?
自分で太郎についてもっと探れないの?

ギュー:『知りたければロスに行くんだ』

はあ!?

ロスってLA?カリフォルニア???

遠い!ニューヨークから大陸挟んだ反対側!!
飛行機じゃないと行けないじゃん!!!

調子に乗んじゃねーーーーー!!!!!!!!

・・・おっと、失礼失礼。信じるって決めたんだった。


行こう。ロス。
家に帰ってパパに話そう。

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