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『自己超越、内面の平和へ!』

                   2023/02/27

禅語「身心脱落(しんじんだつらく)」 《No.6》

【この禅語で解消される悩み事】
□1.ストレスや不安感
□2.自己否定感やコンプレックス
□3.過去の出来事や失敗によるトラウマ
□4.怒りや憎しみ、他者への執着
□5.自己中心的な思考や執着からくる苦しみ

【禅語の要約】
「身心脱落(しんじんだつらく)」は、禅の言葉で、身体と心を解放することを意味します。これは、自己という概念を超えて、本来の自然な状態に戻ることを指します。
禅宗の修行者は、身体と心を通じて、この境地に到達することを目指します。身体の感覚や思考など、あらゆる心身の活動を完全に解放することで、本来の自己の状態を取り戻し、自己の束縛から解放されます。
身心脱落は、禅の基本的な修行の一つであり、瞑想や座禅、呼吸法などを通じて、自己という概念を捨て、本来の自己の状態に戻ることを目指します。これによって、心身の緊張やストレスを解消し、内面の平和と安定を実現することができます。
禅の教えによれば、身心脱落は、人間が真の自由を手に入れるために必要な修行の一つです。自己の束縛を解放することで、本来の自己に戻ることができます。そして、自己の限界を超えた境地に到達することができるのです。

【悩み事の解消法】
□1.ストレスや不安感
□・呼吸法や瞑想を通じて、心身をリラックスさせる。
□・雑念を払い、心を静める。
□2.自己否定感やコンプレックス
□・自己の概念を捨て、本来の自己に戻る。
□・自己を肯定し、自分自身を受け入れる。
□3.過去の出来事や失敗によるトラウマ
□・過去に囚われず、現在に集中する。
□・過去の出来事や失敗を受け止め、手放す。
□4.怒りや憎しみ、他者への執着
□・自己中心的な思考を捨て、他者との共存を意識する。
□・慈悲や思いやりを持ち、他者を受け入れる。
□5.自己中心的な思考や執着からくる苦しみ
□・自己の概念を超え、本来の自己に戻る。
□・他者との共存を意識し、自己中心的な思考を払い、解放する。

【まとめ】
・「身心脱落」は、禅の基本的な修行の一つ。
・自己という概念を捨て、本来の自己の状態に戻ることを目的とする。
・この境地に到達することで、様々な悩み事を解消することができる。
・例えば、ストレスや不安感、自己否定感やコンプレックス、過去のトラウマ、怒りや憎
 しみ、自己中心的な思考や執着からくる苦しみなど。
・身体と心を通じて、自己を超えた境地に到達し、内面の平和と安定を実現することが禅  
 の目的である。

【作者と来歴】
「身心脱落」という言葉は、禅宗の用語であり、特定の作者がいるわけではありません。禅宗は中国から伝わった仏教の一派であり、多くの禅僧たちが歴史を通じてその教えを説いてきました。
ただし、「身心脱落」という言葉が広く知られるようになったのは、戦後の日本で、禅僧・大石良夫(おおいし・よしお)氏が、禅の教えを広めるために、多くの著作や講演を行ったことが大きな要因の一つとされています。大石良夫氏は、多くの人々に禅の教えを伝え、その影響を広く及ぼしました。

【追記】
当サイトは個人的な見解や意見に基づいたものではありません。多様な文献や資料、そしてインターネット上の情報源を参考にして、可能な限り柔軟かつ包括的な観点から、正確な情報を提供することを目的としています。また、実践しやすい形で箇条書きで構成しています。


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