第8地区について③
第8地区は、3月7日(金)は改編説明会にて公のものになりました。
前日深夜に髪を脱色し、東京衣装に王様の衣装を手配し、壇上に登りました。恥ずかしかったです。
昭和の演出。記者の方の凍りついた感じ。今でも忘れませんw
でも、これでいいのです。目指していたのは、JOCX2の時代。ちょっとくらいバブルな感じでちょうどいいと思いました。
まず手始めに、「第8地区」のコンセプト番組を制作しようと考えました。
改めて、いろいろな方に「テレビ」について率直な意見を伺ってみたい。そして、「ものを作る」ということの楽しさを語ってもらいたい。
ということで、タイトルもシンプルに「第8地区」という番組を制作しました。
演出は、アナザースカイなどを手がける長津雄太さん。初めての仕事です。
作家は、塩沢航さん。「第8地区」のブレーンでもあります。
箭内道彦/AR三兄弟 川田十夢/森田恭通/小山薫堂/ライムスター/大宮エリー/FROGMAN/川上量生/猪子寿之/五月女ケイ子/三浦大輔/柳沢大輔/佐渡島庸平
今、見直しても、いい言葉にあふれていました。忘れないように、深夜でこっそりリピートも毎月行っていた。6回くらい放送したと思います。
チャンスに照れるな(箭内道彦)
それは投資なのか?(佐渡島庸平)
など。
そう、「第8地区」はチャンス。チャンスに照れてはいけない。そして、投資を行う。編成予算は投資予算である。そして、枠自体も投資であり、最大価値を生むために使わなくてはならない。
この話を聞けたこと、そして、長津雄太と仕事ができたことは大きな財産でした。
『第8地区』
制作:クリークアンドリバー社
総合演出:長津雄太
構成:塩沢航
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