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パターン化の罠

こんばんは!
今日の夜ご飯は青椒肉絲(チンジャオロース)を作りましたARIです!

今日は、『パターン化の罠』について書いていきます。


パターン化とは?

パターン化とは、ある事象に適用される法則を他の事象にも用いることです。

例えば、

「僕のおばあちゃんは梅干しが好きだから、おじいちゃんも梅干しが好きだろう」

と考えることや、

「東芝のテレビは性能がいいから、東芝の洗濯機も性能がいいだろう」

と考えることもパターン化です。


パターン化の利点

パターン化の罠について考える前に、パターン化の利点について考えましょう。
日常生活で人はパターン化を繰り返しており、多くの便益を得ています。

例えば、

学生であれば、過去問を分析することで次のテストの傾向を知ります。
この際には、テスト問題をパターン化して考えており、その予想は大まか正解することが多いでしょう。

他にも、

コンビニに寄った際、今までの経験をパターン化することにより、そのコンビニでも電子マネーで決済が可能だという予想を立てることができ、買い物できます。
この際、パターン化を行なっていなかったら、わざわざレジで店員さんに確認を取るしかありません。

このように、人はパターン化によって、多くの便益を得ています。


パターン化の罠

前置きが長くなりましたが、ここからはパターン化の罠について考えていきます。

先程、パターン化の利点について考えたのですが、そこには罠が仕掛けられています。

パターン化の罠とは、パターン化が適用できない事例や、
パターン化からはみ出る例外が存在していることです。

例えば、

先程の例の、
「僕のおばあちゃんは梅干しが好きだから、おじいちゃんも梅干しが好きだろう」
というものは、「年代が同じ」という理由のみでパターン化を行っており、パターン化が適用できる例ではないかもしれません。
(長年一緒に暮らしている等、その他の影響を考慮すると、もしかしたら好きな食べ物についての因果関係が存在する可能性はありますが)

その他には、

先程の例の、
学生のテスト対策時のパターン化について、問題の傾向等を大まかに予想することは可能ですが、今までとは傾向が全く変わったテスト問題が出題されることもあります。

このような場合にパターン化を信じきってしまうと、おじいちゃんは嫌いな梅おにぎりを食べることになるし、学生はテストで点数を取れず赤点を取ってしまうかもしれません。


パターン化の罠にかからないためには?

ここからは、パターン化の罠への対処法を考えます。
それは、大きく分けて2つあります。

①両者の因果関係を意識する
パターン化の材料と対象について、それぞれがどのような因果関係を持っているのか、持っていないのか、それは相関関係ではなく本当に因果関係なのか?
など、両者の関係を意識することでパターン化の罠を回避できます。

②パターン化しても、セーフティーネットを張っておく
①を意識した結果パターン化を適用した際も、例外の存在などで、万が一パターン化の予想が外れてしまった場合に備え、最低限の救済ができる準備をしておくことで、パターン化の罠を回避できます。
先程の例では、テストの傾向が変わっても最低限の点数を取れるくらいには勉強しておく、ということです。


おわりに

やや長い文章になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
パターン化を使いこなし、人生をより良いものにしていきましょう!
「スキ」してくださると、頑張ろうって思えるので、ポチッとしてくれると嬉しいです。

それではまた明日!


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