上手くいかないいじめられっ子について思う事

どうも、最近楽しいことがいっぱいで人生満喫してるアリエスです。

なんか興味深いツイートを見つけたんで今回はそのお話です。

この「いじめっ子が人生上手くいっていじめられっ子が人生上手くいかない」って言説。
昔からなんでなんかなぁ、本当だとしたらどうにかできんかなぁとは思ってたんですが、この言説の解釈を自分なりに言語化してみたんで今日はそれを書いていきます。

生きてる時間軸の問題

結局これなんじゃないかなって最近思うようになったんですよ。そもそも何で悪いはずのいじめっ子が上手くいって、何も悪いことしてないはずのいじめられっ子が上手くいかないのか。そんなのおかしいじゃないかと。じゃあ、いじめっ子といじめられっ子は一体何が違うのかを考えた時、現在の自分の心をどこに置いているかの違いなんじゃないかという答えに辿り着いたんです。

いじめっ子の大半が自分がした事なんて忘れて幸せに生きてるとしましょう。彼らは過去に犯した罪の清算をしていないので悪いです。これは間違いない。ただし過去にいる人間から直接やり返されることはないので、結果として現在に悪影響がほぼ出ない。

では、いじめられっ子はどうでしょう。
過去に負った傷のせいで現在に悪影響が出ている。何も悪い事をしていないのに一方的に傷付けられて苦しい。
しかし過去にいる人間に責任を取ってもらったり償ってもらうことは出来ないので、結果として
現在の自分が一方的に傷つき続ける。

この2人の違いは「現在を生きているかどうか」なんですよ。
いじめっ子は罪の清算こそしていないけど、現在においては幸せになれるよう行動している。だから現在においては幸せになる。

いじめられっ子は過去から数えても何も悪いことはしていないけど、過去に負った傷によって、
過去に囚われている事が結果的に現在を蔑ろにしてしまっている。だから傷つけられた頃から何も変わらず、現在が不幸になってしまう。

過去を忘れろとは言いません。自分自身、小中高といじめられてきましたし、あの頃の辛さは今でも覚えています。ただ自分がどれだけ深く傷付いたとしても、時間は過ぎ去っていきます。

未来を見据えて今を生きようとする人間が、現在から未来にかけて上手くいくのはある意味当然の事です。過去がどんな物であれ、現在を生きる者に対して未来は平等に開かれている。

しかし、現在を生きられていないのは問題です。過去に縛られる事で、現在を蔑ろにし、未来が潰えてしまう。いじめが不幸を生むのではなく、いじめによって動けなくなることで不幸への道に引きずり込まれていく。
ここから先はいじめられっ子に対しての言葉なのでいじめられっ子じゃない方は飛ばして頂いて構いません。



どれだけ時間がかかっても、過去の自分自身を十分に労る。過去によってつけられた傷は、現在の自分が癒していくしかない。「なんでいじめっ子がつけた傷を自分が癒さなきゃならないんだ」と思うかもしれません。実際その通りだと思います。でも考えてみて下さい。それだけの事をしておいて何の償いもしない連中が、あなたに対して何か補填をしてくれると思いますか?
その辺の建物に落書きしてるやつに弁償を期待するよりよっぽど難しい。

かといって、何も悪いことをしていない現在の周囲の人間に補填を求めるのも筋違いな話です。
そんなことを要求すれば、あなたの周りからは
たちまち人が消えていくでしょう。

そう、他者に補填を求めるのは無理なんです。
これが借金とかなら、地の果てまで追いかけ回して利子を付けて回収することも出来るでしょうが、あなたが失ったのは時間と健康な精神です。これは他者では補填できない。補填出来る人間がいるとしたら、あなた自身しかいない。
受け入れ難い事だと思います。押し付けられた
理不尽の補填を自分でやるわけですから。
この理不尽に対して自分は下手なことを言えません。なのであくまで考え方のひとつとして、
頭の片隅にいれておいて欲しいことがあります。


あなたがあなたの過去を補填することで、いじめっ子は償う機会を永久に失うとも取れます。
万が一この先いじめっ子が謝罪や償いをさせてくれと懇願したとしても、既に補填されているから償えない。ある意味最大の復讐と言えませんか?
というか、そもそもいじめをした時点でいじめっ子は罪を背負ってるわけですから、謝れなかったor謝らなかった=向き合わなきゃいけない罪が
死ぬまで残ることが確定してるんですよ。
あなたが謝罪や補填を必要としない幸せな人間になる事は、罪を負ったいじめっ子にトドメを刺す最後のピースになります。なので遠慮なくやっちゃいましょう。

それでは、また
















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