喉を掻き斬って
血と泡が溢れる
呼吸は斑に零れ
痛みはどこかへ
消え去ていった

それでも嗤う君
にたりと嗤う君

壊れたのは何時
壊されたのは?

同じを作らない

立ち上がった君
手を差し出した

「同じ」を救う

戯言じみた戯曲

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