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散文詩

175
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2019年1月の記事一覧

寝ておきたら平気になってる。
大丈夫。

呪いのことば。
知ってても唱えるしかないことば。

臥待月
5年前
1

言葉を尽くすより
抱き締める方がいい

言葉を尽くすより
感情を表現するほうがいい

言葉を尽くすなら
言葉を大切にする人へ届け

臥待月
5年前
3

あのね
なぞかけをしたの
たいせつなことば

きっと
ずっと
かなえるために
なんでもする
いみなどない

謎かけよ

臥待月
5年前
4

きっと君は
えがおで僕を
たのしませる事を
いちばんに考えてくれる

臥待月
5年前
1

すき
言葉にできず
涙する

涙がこぼれて落ちて
花が咲く

アナタを想う花が咲く

臥待月
5年前

深呼吸して
おもいっきりないて
深呼吸して
おもいっきりわらえ

一歩踏み出す勇気は
きっと目の前にある

臥待月
5年前
1

真色の絵本。

なにもないセカイ 少女はそう例えた まっしろなセカイ 少年はそう例えた そのセカイはキョムだった ーーーーー 青空が高く、空気が乾いて冷たい冬の晴天 小春日和ではない晴天 「………最近の絵本て、難しいのね」 一冊の絵本をひらいた女性がいった 「子供は感受性豊たかですからね この絵本をどうとるのか、楽しみです」 優雅に紅茶を嗜む男性が応えた 二人がいるのは洒落たカフェ アンティーク調の調度品と品のある食器、カトラリー 真っ赤な 真っ黒な 絵本

鬼は人交われど鬼となり
人間は人交われど鬼となる

鬼はいかほど醜いか
鬼はいかほど穢れか

人間にはわかるまい
鬼を知らずに成る鬼

鬼が嫌悪する鬼なり

臥待月
5年前
1

死者を弔い
生者を慰め
涙で心を清める

それは生者の考えで
死者は感情豊かに見て喋る

それを視て聞いていれば
涙は出ることなく
故人をみつめる

臥待月
5年前
1

不動の平和は終わりを告げ
新たな世界が幕開く

災い多き時が過ぎ
来るは平穏か大災か

よき一年であるように
祈るばかりである

臥待月
5年前
1