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ぼくらのこども案内

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#ぼくらのこども案内

伝えられるこども

森に葉っぱが散っているところを描いてみました。ワークショップの様子です。ひとつずつお話を聞いていくと、ことばにできないところというのが出てくることがあります。    伝えられないこどもたちの絵を見て、何を描いているのか?わからないときってありませんか?   例えば、もやもやの多くは、お互いが伝えることができていなことがある場合に多い気がしています。   自分がこどもときを思い出してみると。 なんて言っていいのかわからなかったことがたくさんあったように思います。そうじゃないの

ちいさな美術館を持ち歩く方法      #こどもといっしょに

目をつぶっているような道。 散歩は、すべてが目的地です。散歩をあそびに変えてみましょう。 ちいさなちいさな美術館を持ち歩きませんか?  例えば、白い布とか紙や箱を持っていくのがオススメです。 落ちているものをいくつか手にとって、白いものの上にとりあえず並べて見ると見え方が変わってうっとりすると思うんです。(車や自転車にはくれぐれも気をつけてく ださい)  鮮やかな色を奪われた枯葉も。 実は、一つずつ違う味にうっとりしてしまうことあるんです。 けれど。そんなこともわからなく

『上手だね。すごいね』からの卒業 #僕らのゆるい褒め方01

  ◯ 楽な褒め方三拍子?こどもたちを褒めるとき。 みなさんは、どんな言葉をかけますか?   『上手だね。かわいいね。すごいね』の三拍子になってしまうことありませんか?    私たちのワークショップの中では「上手だね」という言葉はあんまり使わないようにしています。   どうしてか?というと「上手くつくることが優先順位」というような雰囲気にしたくないからです。    つい。決まった言葉が出てしまいそうになります。 幼い頃からずっと上手だねって褒められる習慣が繰り返された記憶

¥100

ぼくらのこども案内 『こどもたちの声を集めたい。』

  いつからかそんなことを思うようになりました。 ワークショップを通じて、少しずつこどもたちのこと知っていく途中です。 アルフェテ工作室というチームでワークショップを開催してます。  ワークショップを開催するおかげで、こどもたちの声を聞いたり、こどもたちに関わるみなさんの声も聞きます。 その経験を通して思うことは、こどもたちとあそぶことは、誰かに限られたことにするのはもったいないと思うほどに魅力が詰まっていると思うんです。  子育ての本は、確かにあるけれど。なんとい