マガジンのカバー画像

ぼくらのこども案内

13
運営しているクリエイター

記事一覧

ボクもリモートワークしたい!

  みんなパソコン開いててずるい。ボクだって。ワタシだってパソコンの向こう側の人とおしゃべりしたい。   どうせなら。パソコンをつくってみない?   そういえば、大人は、どうしてみんな同じ色ばっかり持ってるの?   好きな色おパソコンをつくろう。ボタンって何あんるんだっけ? どうせならステキな音がするキーボードをつくろう。 ボタンの色も変えよう。四角のボタンばかりでなくてもいいのかもしれない。  私たち大人が気がつかないうちに決めつけているこどもが喜びそうなもの。そんなもの

5分間ワークショップ!?  | 大人がこどもに学べること

こどもたちの一筆にも一球入魂の瞬間があります。    大人に負けないその集中力は、何かが生まれる瞬間。静かになるとき。周りがピタッと止まるような感覚があります。   その瞬間を目撃できる私たちは、幸運だなぁと思っています。  それは、ちょっと羨ましくもなるのです。   いつでもできる。 いつでも見れる。 いつでも話せる。   これによって10年前よりも自由な時間が増えている代わりに、その瞬間に集中して取り組む時間が減ったように思います。   何かに無心になる時間は、すごく心地

伝えられるこども

森に葉っぱが散っているところを描いてみました。ワークショップの様子です。ひとつずつお話を聞いていくと、ことばにできないところというのが出てくることがあります。    伝えられないこどもたちの絵を見て、何を描いているのか?わからないときってありませんか?   例えば、もやもやの多くは、お互いが伝えることができていなことがある場合に多い気がしています。   自分がこどもときを思い出してみると。 なんて言っていいのかわからなかったことがたくさんあったように思います。そうじゃないの

近道って悪いこと?|こどもといっしょに体験したいこと

  ◯ こどもの頃。楽をしたらダメ。と何度も言われた覚えがあります。   真面目に考えると。近道ってズルイことのような気がするのだけど。本当にそうだろうか?と最近考えています。そろそろそういうことを更新していく時期なのかも。   それは、苦労すること自体には、意味がないと思うからです。   どうしても汗をかいた方が、美徳とされるのもわからなくはないけれど。   根性論だけでは、解決はしないことがたくさんあると思います。   けれど。私たちも体育会系の考えを強く持っていました。

お母さんの悩みを聞かせてください |  どうして?リピートのときどうする?

   こどもたちからの質問ぜめに参ってしまうことありませんか?今日は、そんなとき私たちなりの接し方お伝えしてみようと思います。   私たちもいつも考えているこどもたちに接する悩み。   これから、手探りではあるけれど色々と考えて見たり、意見を集めて見たりしてみようと思います。   さて、今日は、 『どうして?リピートのときどうする?』    まずは、質問することについて考えてみたいと思います。   何年も前から。答えを出すことばかりではなくて。 問題を考える方が、難しいとか

こどもたちの本音 | あなたは、どんな魔女か知ってる?

ワークショップのじかん。こどもたちの意外な一面に驚くことがあります。 側にいても気づいていなかった新しい魅力や成長ってありますよね?  こどもたちの中には、魔女がいます。  落ち着きがないというわけじゃないんです。いろいろなことに興味があるんですきっと。  ずっと頑なに好きな色は、実はお母さんの好きな色かもしれません。 苦手なものがあってもいいです。それで別のことまで嫌いになってはもったいないです。 正解ばかり求めてしまうときは、選択肢を増やしましょう。正解は、

はみ出したら見えてきた!? #お絵かきするとき知っておきたいこと02

     『あー。だめだめ。線からはみ出さないで』ついついそんなオトナの声が聞こえてきそうです。   みんなが同じ枠の中に色を塗ることは、素晴らしいチカラですよね。   何かみんなの力が必要なときに一丸となることってこのチカラに似ていると思うんです。    じゃあ、はみ出すチカラってどんなもの? ◯ はみ出してもいいの?      みんなができることができない。それが全てかのように狭いものさしで比べることって窮屈に思うんです。   私たちは、はみ出すこと=人と違うチカラ

魔女の見習いを募集します。ワークショップの秘密

はじめましてアルフェテ工作室です。 ワークショップ『魔女の工作室』は、ものづくりの魔法を体験してあそぶ場所です。   私たちのものづくりは、『暮らしを味わう』ためのものです。   ワークショップでは、メニューごとにものがたりをお話しします。 みなさんには、ものがたりの主人公になってもらって、図画工作をしたり、お絵かきをしながらたくさんの世界を味わってもらいます。 年齢は、3歳くらいから参加できます。年齢の違うおともだちといっしょに過ごすのもこのワークショップの魅力です

好きな色からなくなる絵の具 #お絵かきするとき知っておきたいこと01

     絵の具セットを買ったから安心していたら。こどもたちから催促。   黄色がないよ。 青がないよ。   絵の具も。クレヨンも。好きな色からなくなります。   まだ、加減ができないこどもたち。絵の具だって、全力で出しますよね。出し過ぎー。って言いたくなる気持ちもわかります。もったいないなぁと思うんですよね。だって、また買わないといけないから。      でも。 ◎モノを大切に扱うこと。 ◎ちょうど絵の具を出すこと ◎のびのびとやってみること   これの全てを一度に身につ

ちいさな美術館を持ち歩く方法      #こどもといっしょに

目をつぶっているような道。 散歩は、すべてが目的地です。散歩をあそびに変えてみましょう。 ちいさなちいさな美術館を持ち歩きませんか?  例えば、白い布とか紙や箱を持っていくのがオススメです。 落ちているものをいくつか手にとって、白いものの上にとりあえず並べて見ると見え方が変わってうっとりすると思うんです。(車や自転車にはくれぐれも気をつけてく ださい)  鮮やかな色を奪われた枯葉も。 実は、一つずつ違う味にうっとりしてしまうことあるんです。 けれど。そんなこともわからなく

『上手だね。すごいね』からの卒業 #僕らのゆるい褒め方01

  ◯ 楽な褒め方三拍子?こどもたちを褒めるとき。 みなさんは、どんな言葉をかけますか?   『上手だね。かわいいね。すごいね』の三拍子になってしまうことありませんか?    私たちのワークショップの中では「上手だね」という言葉はあんまり使わないようにしています。   どうしてか?というと「上手くつくることが優先順位」というような雰囲気にしたくないからです。    つい。決まった言葉が出てしまいそうになります。 幼い頃からずっと上手だねって褒められる習慣が繰り返された記憶

有料
100

ぼくらのこども案内 『こどもたちの声を集めたい。』

  いつからかそんなことを思うようになりました。 ワークショップを通じて、少しずつこどもたちのこと知っていく途中です。 アルフェテ工作室というチームでワークショップを開催してます。  ワークショップを開催するおかげで、こどもたちの声を聞いたり、こどもたちに関わるみなさんの声も聞きます。 その経験を通して思うことは、こどもたちとあそぶことは、誰かに限られたことにするのはもったいないと思うほどに魅力が詰まっていると思うんです。  子育ての本は、確かにあるけれど。なんとい

『絵の具セットでは、つくれない色!?』#お絵かきをもっとたのしく

○ 絵を描く=芸術とは限らない!?絵を描くことは、芸術家を育てることに限らないのでは?というのが私たちの届けたいことのひとつです。絵の具セットの色は、決まっていますよね? 絵の具セットにない色は、たくさんあります。色を混ぜることで色を増やしていけます。だから、混ぜましょう。色を増やすことで変わってくるこどもたちの手助け。今回は、絵の具のことを考えて見ましょう。 ○ あなたは、知ってる?絵の具の話絵の具セットでつくれない色があることをみなさんは、知っていますか?図画工作の