アーユルヴェーダーと西洋医学の違いは何か

先日、アーユルヴェーダーは医学であるというお話をしましたね。日本や多くの国では、西洋医学が主流とされているのですが、一体それとは何が違うのか。
西洋医学は、
・ 即効性
・ 治療:手術や薬の投与
・ 治療内容:患部の治療(取り除く、小さくする)
・ 副作用:痛みなど体への負担が大きい(薬の副作用、手術の後遺症)
・ 対応する病気:癌、心臓病、など

アーユルヴェーダーは、
・ ゆっくり治す、予防、体質改善
・ 治療:薬草、スパイス、ハーブなどを使った食事療法やトリートメント
・ 治療内容:患部の原因を探り、根本治療を行う
・ 副作用:痛みや体への負担は少ない
・ 対応する病気:糖尿病(軽度)、うつ病、パーキンソン病など

もちろん、どちらにも良し悪しがありますし、治せるものとそうでないものが違いますので、一概にどちらか一方だけにしようと言いたいわけではありません。

例えば、口内炎を例にしてみると、
口内炎を治すために薬を飲むのは、西洋医学の治療法。
一方、アーユルヴェーダの治療では、口内炎のできた位置などから原因を突き詰めます。胃の調子が悪いのか、睡眠不足やストレスからくるものか、など。原因によって、アプローチを変えます。歯磨きをする、食生活を改善する、生活リズムを見直すというように、次に口内炎にならないように治療をします。

ヨーロッパやオーストラリアなどの先進国では、今アーユルヴェーダ治療が見直されていますが、日本はまだまだ西洋医学が偉いような風潮ですね。

ただ、今後、日本はますます高齢化社会になり、医療費も自己負担額が増えます。なんでもかんでも薬で治療するのではなく、長いスパンで考えていく予防医学の考えも重要ではないかと。それに、体への負担などを考えると特に高齢者に対してもアーユルヴェーダーの考えで治療する病院があっても良いと私は思うんですよね。

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