今日のスパイスは「カルダモン」
原産地はインドやスリランカ、暖かい場所育ちです。赤紫色の筋が入った白い花が咲く植物です。そんなカルダモンは、甘くそして(切なくと言いたいところですが)、爽やかな香を放つため、インドでは、古くからスパイスの女王と呼ばれているみたいです。
◆ 味
甘味、辛味
◆ 効能
解毒作用、消化促進作用、口腔清涼作用、利尿作用、緩下作用、強壮作用、防腐作用
※緩下(かんげ)作用とは、腸の動きを高め、排便をもたらす作用のこと
◆ VPK分析
(↓)ヴァータ、カパ (↑)ピッタ
※VPK分析は、アーユルヴェーダ理論になります。詳しくはコチラをご覧ください。
◆ 含有成分
シオネール、α-テルピニルアセテート、リモネン、サビネン、ボルネオール、カンファー
◆ 料理
ひき肉料理、チャイ、焼き菓子など
◆ オイシイ話
香水を振りまくっているそれとは違い(笑)、体にもとても良いスパイスなのです。
カルダモンの香は、この緑に覆われた種から発しています。
南インドの行く前まではパウダーを使っていたので、素敵な香がするなんてこと、ほんの少ししか気が付いていなかったのですが、修行の調理実習で、カルダモンを石臼でひいてる真横を除きこんだ時に、衝撃を受けた
なんて良い香がするんだ!
石臼で引いていたのは、調理のおばちゃんだったのですが、
「すごい良い香する!」と伝えたら、ニコっと笑って、引き立てのカルダモンをそっと私に差出した。そんな彼女の姿すらをも女王様に見えるほどの、何か自分の中で眠っていたものが覚めた、そんな香でした。
それからというもの、調理実習でカルダモンが登場するたびに、香をクンクンかいではニヤニヤして満足しているのであります。
チャイやカレーでの使用頻度が高いです。私としては、カルダモンの香が充満しているだけで幸せな気分になるほど(変な意味でなくね笑)。もう女王様にメロメロです。
◆◇◆Enjoy your spice life◆◇◆
将来的に、「楽しく、美味しく、健康に!」を基本としたスパイス部を作りたいと思っているので、その軍資金にさせていただきます! また、スパイスを使ったレシピやアイデアのご提供もお待ちしています★