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【都市の経済構造を考えてみる!】(第28回)「試算してみた!もし、人口が10%ほど減った、としたら?(盛岡経済圏)」

前回は、「もし、雇用者所得を10%増やしたい、としたら?」というテーマで、盛岡経済圏を考えてみました。

・(第27回)「試算してみた!もし、雇用者所得を10%増やしたい、としたら?(盛岡経済圏)」
https://note.com/areaia/n/n06360dcd7f43

今回は、「もし、人口が10%ほど減った、としたら?」というテーマで、盛岡経済圏を考えてみたいと思います。

    

◯ 人口が10%減ると、118万人!!!

2011年の岩手県の人口は、131.3万人とのことですので、10%減少するとなると、118.2万人ですね。岩手県の人口ビジョン(令和2年改訂)をみますと、2019年で123万人まで減っていますね。

・岩手県人口ビジョン
https://www.pref.iwate.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/011/374/vison-r2.3.pdf

p19にあります図18ですと、2025年あたりでしょうかね。そう遠くない将来ですね。

人口見通し1

p22の図22をみますと、2025年の構造図はありませんね、2019年と2040年の間くらいのイメージですかね。

人口見通し2

   

◯ 単純にいけば、内需が10%、減ります

さて、盛岡経済圏で、人口が10%ほど減ったら、盛岡経済圏の4つの力は、どんな変化が考えられるでしょうか?

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