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【都市の経済構造を考えてみる!】(第96回)「トヨタの有価証券報告書から広域企業の本社について考えてみた!(4)(広域企業)」

【ご紹介】本稿のバックナンバーを総集編としてnoteマガジンにまとめてみました!第1弾「盛岡経済圏 編」は、盛岡経済圏を題材としていた第6回から第28回の全23本で構成されております!まとめ読みなどにご活用いただけると嬉しいです!!

・【総集編 都市の経済構造を考えてみる!】(1)盛岡経済圏 編
https://note.com/areaia/m/m5231b8afe73c

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前回は、トヨタの自動車製造事業ではない関連事業の代表格としまして、金融事業についてみてまわっておりました。

・(第95回)「トヨタの有価証券報告書から広域企業の本社について考えてみた!(3)(広域企業)」
https://note.com/areaia/n/nd276378138aa

名古屋圏からしますと、自動車のトヨタの本社があることで、関連事業となる金融事業においてもその本社や本社機能が名古屋圏にあって、自動車の製造販売のみならず、金融事業においても、日本全体から世界全体から収益を集めてきている様子を感じた次第です。

さて、今回も前回に続きまして、トヨタの有価証券報告書からの3つ目の気付きとしまして、関連事業の投資家・統括者としての本社 といったところを考えていきたいと思います。

・有価証券報告書 2021年3月期
https://global.toyota/pages/global_toyota/ir/library/securities-report/archives/archives_2021_03.pdf


〇 トヨタのその他の事業

まず有価証券報告書にある その他の事業 をみていきます。概要がp30の c. その他の事業 にあります。

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