見出し画像

【都市の経済構造を考えてみる!Ⅱ】(第9回)「富山県の産業連関表をみてみた!」

前回は、都道府県の中で 5番目 に人口が少ない 福井県 の産業連関表をみてみました。

・(第8回)「福井県の産業連関表をみてみた!」

今回は、福井県と同じ北陸経済圏の 富山県 の産業連関表をみてみます。都道府県別の人口規模では、37位、少ない順では 11番目 ですね。

・都道府県の人口一覧(Wikipedia)

富山県の2015年の産業連関表と国勢調査の資料は、次のウェブサイトにありますね。

・産業連関表(とやま統計ワールド)

・国勢調査(とやま統計ワールド)

・平成27年国勢調査 富山県の結果について

            

〇 富山県の都市圏

まずは、富山県の都市圏を確認しておきます。

・北陸地方の都市圏

Wikipediaでは、魚津都市圏、高岡都市圏、富山都市圏、と3つの都市圏がでていまして、都市雇用圏としては、2015年には高岡都市圏も富山都市圏として1つになっているようです。

・富山都市圏(Wikipedia)

・高岡都市圏(Wikipedia)

次のサイトですと、富山都市圏、高岡都市圏、魚津・黒部都市圏、福光都市圏と4つで表現しています。

・富山県の本当の都市圏ランキング

で、都市圏をどこで区切るか、というのはなかなか難しいところですが、県内最大の都市圏は富山市周辺の都市圏ということで、富山都市圏を、小さめにみると、県内人口の 50%ほど、大きめにみると、県内人口の 100% が富山都市圏にいらっしゃる状況です。

     

〇 人口と就業者数

まず、人口と就業者数から確認しておきます。

ここから先は

3,964字 / 12画像
この記事のみ ¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?