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【都市の経済構造を考えてみる!Ⅱ】(第2回)「産業連関表でみていきたい項目」

前回、シーズンⅠを振り返って、パっと思いつく振り返りをメモしてみました。

・【都市の経済構造を考えてみる!Ⅱ】(第1回)「シーズン1を振り返ってみた!」
https://note.com/areaia/n/n1b9a8b65f9ae?magazine_key=m4e87da1b572a

シーズンⅠの記事をあまり見ずに、記憶にあることをベースに振り返ってみました。シーズンⅠの終わりから3カ月くらい間が経っても記憶に残っていること、ということで、今の自分の率直な理解のレベルがこのあたりにあるんだな、と思っております。

さて、今回は、産業連関表をみていくにあたって、こんなところをみていきたいな、というあたりを整理しておこうと思っております。

    

1.都市(圏)ごとの違いをみていきたい!

シーズンⅠでは、岩手県、宮城県、東京都、愛知県の産業連関表をみていました。わずか4つの産業連関表から2年間もずっとニラメッコできてたな、と変な感慨もあります。今、個人的な興味としましては、できれば、47都道府県全ての産業連関表をみてみたいとも思っておりますし、都道府県以外でも都市圏単位で産業連関表を出しているところもありますので、そちらもみてみたい、とも思っておりまして、あれやこれやと都市ごとの違いをみていきたいな、と思っているところです。

規模の違いはもちろんですが、中身の違いといいましょうか、そちらの方にも興味があります。さらには、シーズンⅠでみていたように、時系列での変遷までみれるともっと嬉しいなとも思っております。

同じ人口規模の都市圏の産業連関表でも、県庁所在地のところと、県庁所在地でないところの違いとかもみてみたいなー、と思っておりますが、こちらは、県庁所在地でない都市で産業連関表を作成しているところがないとみれないかなー、とか、環境省が出してる地域経済循環分析である程度のところまではみることができるかも、とか期待しています。

・地域経済循環分析 環境省
https://www.env.go.jp/policy/circulation/index.html

とはいえ、1つの産業連関表を2回に分けてみれたとして、47都道府県をみるのにまた2年弱かかかる計算になりまして、ちょっと悩ましいところでもあります。

     

2.域際収支の違いを確認してみたい!

個別の項目としてみたいのは、やはり、まず 域際収支 ですね。産業連関表ですから 移輸出 と 移輸入 の差がすぐにわかります。

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