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【政府発表から考えてみた!】「第2回デジタル田園都市国家構想実現会議(12月28日開催)」(3)

12月末に開催された 第2回デジタル田園都市国家構想実現会議 の公開資料を 先週からみておりまして、今回3回目です。

・【政府発表から考えてみた!】「第2回デジタル田園都市国家構想実現会議(12月28日開催)」(2)
https://note.com/areaia/n/n9ae1da656112?magazine_key=m4e87da1b572a

資料の方は、内閣官房のウェブページで公開されています。

・デジタル田園都市国家構想実現会議(第2回)議事次第
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai2/gijisidai.html

今回は、前回の続きということで、机上配布資料 として掲載されています各委員提出資料をみていきたいと思います。各委員の名簿は次のページにあります。

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/pdf/meibo.pdf

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机上配布資料、提出されている委員と提出されていない委員もいらっしゃいますね。提出されていらっしゃらないのが、井澗 誠委員(和歌山県白浜町長)、加藤 百合子委員(株式会社エムスクエア・ラボ代表取締役社長)、正能 茉優委員(株式会社ハピキラ FACTORY 代表取締役 慶應義塾大学大学院特任助教)、村井 純委員(慶應義塾大学教授)、の4名ですかね。

資料を提出されていらっしゃる方も、資料の枚数が多い方から1枚の方までいらっしゃってて、中身の方はやはりそれぞれの委員が実践されていらっしゃることや関心事が中心となっており、肩書の多様性と同じ感じでかなり多様性に富んでいる印象です。

ではでは、自治体首長、大学関係者、企業経営者という順番でみていきましょう。

   

〇 石山委員提出資料(福井県大野市長)

福井県大野市長である石山委員の資料は デジタル化の展望(福井県大野市) というタイトルで1枚物です。「人口減少時代の働き手不足、担い手不足をデジタル化で解決」というサブタイトルがありまして、デジタル田園都市国家構想の政府資料に沿って、大野市ですでに取り組んでいること と 今後期待すること を記載してくれています。

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