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【都市の経済構造を考えてみる!Ⅲ】(第6回)「従業者数当たりの域際収支と 2020年/1995年人口比 を比べてみた!」

前回は シーズンⅢの第5回目としまして、これまでみた60本ほどの産業連関表から、従業者数当たりの域際収支(稼ぐ力ー外の力) を 帰属家賃部門を除いた従業者数当たりの営業余剰 と並べて比べてみました。

・(第5回)「従業者数当たりの域際収支と 帰属家賃を除いた営業余剰 を比べてみた!」

今回は 「従業者数当たりの域際収支」と「1995年と2020年の人口比」を並べて比べてみます。

域際収支が良好で稼げていれば、良好な雇用も多くあって、人口の社会増もあって、人口の自然増も多くなって、この25年間の人口増減も良好なんじゃないかな、という想像していまして、今回、比べてみたいと思った次第です。

もちろん、1995年と2020年の人口について考えるわけですがから、本来であれば、1995年から2020年までの産業連関表をみてみないと始まらないところでもあります。ただこの25年間であれば、「失われた30年」の一部でもあり、都市圏の経済構造の変化はそんなになかった可能性も高く、であれば、2015年の数字だけで比べてみても、厳密性はともかくとしても、傾向を感じることができるかもしれん、と期待しているところです。

さて、どんな感じになりますでしょうか???

          

〇 従業者数当たりの域際収支順の表

従業者数当たりの域際収支(億円)と2020年/1995年人口比を並べてみました。まず、域際収支が多い順でみてみます。

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