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歩行者中心の道路空間構築に向け道路法改正が閣議決定

これまで都市経営プロフェッショナルスクールでも公民連携事業のロケーションとして道路が度々登場してきました。自動車交通量の少なくなった道路空間を広場のように活用してマルシェをやりたい、沿道の路面店舗が道路空間をテラス席として活用できるように変えていきたいといった提案が出てくるものの、地元の道路管理者と協議を実施したところ道路活用に対してネガティブな見解を示され前に進まなくなるということも。

商店街、エリアマネジメント団体、まちづくり会社等、の関係者の方もきっと道路活用に関して同様に苦労されているご経験お持ちだと思います。そんな道路利活用に関して朗報です。道路管理者が道路占用許可を判断する根拠法となる道路法改正が閣議決定され2月4日に発表されました。共同通信社の記事によると下記の通りです。

「政府は4日の閣議で、道路を歩行者優先にして飲食店のテラス席などを設置しやすくする道路法改正案を決定した。人口減少や高齢化を見据え、都道府県や市区町村が指定する駅前などで車道を歩道や広場に転換する取り組みを後押しし、にぎわいのある街づくりを進める。」(出典:2020年2月4日共同通信社)

より詳細が国土交通省のWebに掲載されています。

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