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【都市の経済構造を考えてみる!Ⅱ】(第30回)「道南圏(北海道)の産業連関表をみてみた!」

前回は 十勝圏(北海道) の産業連関表をみてみました。今回も同じく北海道の中の 道南圏 の産業連関表をみてみます。

・(第29回)「十勝圏(北海道)の産業連関表をみてみた!」

道南圏の人口(2010年)は、470千人で、これまでみてきた産業連関表の中では、最小人口県57万人の鳥取県よりも小さくて、岩手県県央広域振興圏(2011年人口48万人)と同じくらいで、オホーツク圏(2010年人口31万人)、釧路根室圏(2010年人口33万人)、十勝圏(2010年人口35万人)の1.5~1.35倍といった規模感です。

産業連関表は、次のページにありまして、今回も2015年のものはなくて、2011年(平成23年)のものになります。人口統計は、今回も2011年のものが見つかりませんで、2010年(平成22年)のものを見ていきます。

・北海道内地域間産業連関表

・平成22年国勢調査結果 統計表(北海道)

     

〇 道南圏の都市圏

道南圏の都市圏を確認します。道南圏というのは、いくつか考え方があるようですが、産業連関表の区分としては、渡島総合振興局と檜山振興局の管内になるようです。

・道南(Wikipedia)

・北海道の都市圏(Wikipedia)

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