金属バットに救われた話
私が金属バットに初めて出会ったのは約6年前
(※金属バットは芸人です)
駅近のモスバーガー
フリーWi-Fiを使ってAマッソを見ていた。
すると、あなたのおすすめに坊主の男性と長髪の女性の漫才コンビを見つけたので、気になってタップしたら…
まさかの男2人漫才
しかも長髪がツッコミ
題材と見た目は奇抜なのに正統派しゃべくり漫才
それからどんどんハマりいろんな漫才を片っ端から見ていくことになった。
もちろん御両人がやっていたYouTubeラジオも初期の頃から聞いていた。
m1で敗者復活に出る前から知っていた私にとってある日を境に売れ出した御両人の姿を見て非常に感慨深い気持ちになった。
あっ、ちょっと待って
私何目線?
こんなこと話してる私キモくないですか?
芸人の話をしてる時、「お前何様なんだよ」「評論家目線で何調子乗って話してんの?」「売れる前から知ってますアピールなんなん?」みたいな感じで思われそうやね。
すんません。
金属バットの話に戻ろう。
タイトルに「金属バットに救われた」とあるが、どういうことかというと、
私は自分で言うのも変な話だが、どちらかというと真面目な人間で、言ってはいけないこと、やってはいけないことは本当にできない。その勇気がない。でも、本当は言っちゃいけないことは言いたいし、やっちゃいけないこともやりたい。でもできない…。
ただ、金属バットの漫才やラジオでの会話の中で放送コードギリギリセーフかアウトの話をしていてそれを聞いていると自分が今、御両人と一緒に言っちゃいけないことを言ってる気がしてすごくワクワクする。それが魅力的だった。私の代わりに言ってはいけないことを言ってくれてる気がして…。私のなんとも言えないモヤモヤとした心を晴らしてくれた、まさに救世主であると感じているのだ。
漫才とラジオも際どいことを言ってることもあるが、それだけではなく御両人の考えに共感したり、ラジオでこういう映画を見に行ったとか、この展覧会行ったという話をしていたら、自分も行きたくなったりする。なんせ話が面白い。クスッと笑える感じ。喫茶店に行って隣の人がこんな会話してたらいいなって感じ。それも魅力の1つ。
私は物心ついたころからのお笑い好きである。
しかし、最初はテレビでネタやバラエティを見ているだけだった。だから、テレビスターの芸人しか知らなかった。
ただ、御両人に出会ってからは生で寄席を見に行くことの素晴らしさや、テレビでは見ることのできない芸人さんの面白さを知ることができた。
御両人のおかげで私のお笑いの幅がものすごく広がっていくこととなった。お笑いがあるから、どんなに辛いことがあっても頑張れる。救われている。
御両人には感謝しかない。
また、行ける時に寄席を見にいかなくては!
最後に動画を載せて最後とする。
ここではあえて、金属バットの動画ではなく、御両人がきっかけで見るようになった芸人さんの動画を載せよう。
①街裏ぴんく
マイク1本で1人で喋ってるだけなのにこれだけ笑わせるのマジですごい。
②ガクヅケ
KOCの決勝にいつか出てほしいコンビ
金属バットは私に人生の彩りを与えてくれた。