練習時間の考え方
こんにちは!
2024年春設立の浜松アークスピリッツです⚾️
今回は練習時間についての当クラブの考え方を記していこうと思います!
当クラブは東京都練馬区にある練馬アークスJr.ベースボールクラブの指導理念に共鳴し新たに設立した学童野球チームです。
練馬アークスJr.ベースボールクラブでは、週末1/4ルールというものを取り入れています。
週末1/4ルールとは
週末1/4ルールとは、茨城県つくば市にある春日学園少年野球クラブさんが考案したもので、「週末2日間の土日を午前、午後の4分割にし、そのうちの1つを野球の練習にする」という考え方です。
当クラブでは、この考え方を参考にし原則的に週末の1/4を練習時間とします。
学童野球界の現状
私もそうでしたが、学童野球チームに所属していると基本的に土日の両方が1日潰れてしまうことが多いです。
土日の朝から晩まで練習することで得られることももちろんあると思いますし、週末の1/4では物足りないと感じる子もいると思います。
しかし、学童期の過度な練習は他のスポーツや文化的な学び、家族での旅行などさまざまな経験をする機会を阻んでいるのではないかと私は考えています。
先述しましたが、土日の両方を朝から晩まで練習することを否定するわけではありません。私自身、それによって上手くなったと感じた部分もありますし、何より野球が楽しかったのでたくさん野球ができるというチームもあっていいと思っています。
それと同じように、浜松アークスピリッツのように週末1/4の練習を効率的に行うことで上達を目指すチームがあることも選択肢としてあっていいと考えています。
それで上手くなるの?
練習時間は週1回かつ長くても4〜5時間の練習です。短時間で少ない練習で上手くなるのかという疑問の声も上がると思います。
私は上手くなると考えています。
目的をしっかりと持ち効率的に時間を活用することで確実に技術は進歩していきます。長時間の練習では現実的に子どもたちの集中力は続きません。私たち大人でも、たとえ好きなことであったとしても朝から晩まで集中力を保ち続けるのは容易いことではありません。集中力が切れてしまうとケガのリスクが高まる上に変なクセがついてしまうなどデメリットが多くあります。
もちろん、私たちは子どもたちが集中力を持続できるような環境を整えなければなりませんが、ただ長い練習をすればいいというのではなく、いかに短い練習時間であっても有意義に過ごすかを重視しています。
また、チームでの活動外でも練習できるように自主練メニューの提供を行いたいと考えています。それぞれのお子さんに合わせた課題の解決ができるような自主練メニューを考案できればと思います。
自主練+週末1/4の練習で効率的に上達を目指していきたいと考えています。
週末1/4ルールのメリット
週末1/4ルールを取り入れることで、先述しましたが、家族で過ごす時間を確保したり、他の興味関心があることに費やす時間を設けることができたり、子どもたちの可能性を最大限広げることができます。学童期は興味関心が特に旺盛な時期です。その時に、"野球があるから"という理由で興味関心を抑制してしまうのはとてももったいないことです。
学童期からいろんなことに挑戦してさまざまな経験をしてほしいと考えています。
また、週末1/4ルールを取り入れることによって「保護者の負担が少しでも軽減すればいい」という狙いもあります。野球界が繁栄していくためには保護者の負担を減らし野球の間口を広げることが重要だと考えています。
大会や試合、特別なイベントがない限りは原則的に週末1/4ルールをもとに活動をする予定です。
ここまでありがとうございました😊
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