【建築探訪】vol.1 『東京カテドラル聖マリア大聖堂』
設計:丹下健三
自分が一番好きな建築作品
初めて訪れたときに、なんて素晴らしい空間なんだと感動した。
当時の自分は大学で建築を学び初めて1年も経ってない小僧だったが、
外観ばかりの建築物は好みじゃなかった。
東京カテドラル聖マリア大聖堂では、外観もさることながらそれ以上に内観に圧倒された。
住宅や学校が広がっている地域で、急に銀色のかたまりが現れた時も衝撃を受けたが、中に入ったときに感じたものは外観から受けたそれとは比べ物にならないくらいのものであった。
一瞬でこの作品に魅了され、虜になってしまい、それからは東京に行けば、ほぼ毎回訪れるくらいには大好きな作品だ。
8枚のHPシェルで構成されたシルバーの外観が美しい
上から見ると、十字架の形になっている。
ぜひ、グーグルマップでも良いので見てほしい。
正面からのプロポーションも美しい
左右対称のHPシェルがこれまたよい
内観も外観に負けないくらい素晴らしい空間が広がっている。
外観だけ見て帰るだけはとてももったいない。
それは、損でしかない。
聖堂内に入れるのであれば、ぜひ入ってあの空間を体験してほしい。
聖堂内は頭頂部の十字架状のトップライトから光が降り注ぎ、とても神秘的な空間が広がっており、圧倒される。
自分は、聖堂内で何も考えずぼんやりと内観を観ている時間がたまらなく好きだ
ふと、入口側を振り返ると立派なパイプオルガンも置かれている。
ただ、残念なことに聖堂内は写真撮影禁止だ…
いつの日か、撮影したいものだ。
東京カテドラル聖マリア大聖堂
東京都文京区関口
東京メトロ有楽町線
護国寺駅から徒歩13分
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