見出し画像

【勝率79.6%】青魔導具の教科書


どうも、アーチーです。


今回はここ2ヶ月ほど使用している【青魔導具】について解説しこうと思います。

今回の超csに向かい調整するに当たって、環境について沢山の知見を深めることができました。

その中で私が導き出した答えは




『青魔導具1強やわこれ』




になります。

その理由について解説していこうと思います。



前書き【青魔導具】1強の理由

今の環境を定義付けるのは間違いなく【青黒サガ】でしょう。

我々プレイヤーは

①【青黒サガ】を使う
②【青黒サガ】に勝てるデッキを使う
③【青黒サガ】を割り切り、その他デッキに勝てるデッキを使う

の3択をデッキ選択にて強いられています。

「【青黒サガ】+【赤緑アポロ】を見て、【青白ライオネル】を使用する。」

「【青黒サガ】を割り切り【青魔導具】と【アナジャオウガ】を見て【赤単我我我】を使用する。」

など、様々なデッキがこれに当てはまるでしょう。



しかし、この【青魔導具】はこの選択肢に当てはまらない全くの別物デッキです。



なぜなら"この選択肢を作れるほどのパワーを持つデッキ"だからです。



本来、【青魔導具】というデッキはソリティアデッキとして、メタられる対象でした。


4ターン目の《ガリュミーズ》でのEXターンからの《ゼニスザーク》でのハンデス+ドローでのリソース差の獲得。

《神の試練》を絡めてEXターンを取られてからの攻撃。

《堕呪ウキドゥ》を無限回唱えられてのLO負け。


本来であればプレイヤーのヘイトを買うべきデッキはこのデッキだったと思います。

ですが、ある1枚のカードがこのヘイトを全て隠してしまいました。


そう、《絶望神サガ》がね。


世間の【青魔導具】に対する認識は、なぜか【青黒サガ】のド派手なループで過小評価されることとなり、

ひっそりと生きることに成功しました。

そして今、【青黒サガ】の下で隠れることで自分にとって有位なメタゲームを作ることに成功しました。

だって【青黒サガ】へのメタカード、全然効きませんもんね?

プレイで余裕に完封

というわけで【青黒サガ】の下で生きながらえ

【青黒サガ】に有利な《アナジャオウガ》や《青白ライオネル》《アナオービー》など様々なデッキができる中、

その様子をニヤニヤと眺め、それらデッキを全て食い潰せる

青魔導具1強環境』が誕生しました。



しかし、この【青魔導具】

プレイングが余りにも深いです。

序盤はまだわかりやすいですが、4マナからの中盤に差し掛かったときに使うカードの選択肢が多く難易度が跳ね上がります。

見た目上、どのカードをプレイしても問題ないように見えますが、終盤に差し掛かった際に中盤の選択ミスが響きフィニッシュに支障が出ることが多いです。

また一般的には不利とされている対面【赤緑アポロ】に関しましても、プレイングによっては5割取れています。(CSは5-0)

それほどプレイングが重要なデッキになります。

実際私も触り始めはプレイに怪しい点が多かったですが
理解し始めてからは自信がつくほど練度を高めれたと思います。

実際戦績も使い始めた5月12日のCSから51勝13敗で勝率79.6%という数字を出せています。(相手のミス勝ちなどもあるので、少しできすぎた勝率ではあると思います)



今回はそのプレイングに関して焦点を当てた解説をしていきたいと思います。

ではそれでは本編に入っていきたいと思います。

noteで得た収益は全て"大型大会、CSの参加費、遠征費"、"動画内のカード購入費"に当てさせていただきます。

ご購入された方には、TwitterのDMにて質問を受け付けているので是非質問してください。

質問された内容に関しましてはQ&Aとして記事に追加する予定です。


第1章 相性表

vs.【青黒サガ(ダンタル)】7割
vs.【青黒サガ(DOOM)】6.5割
vs.【アナジャオウガ】6.5割
vs.【赤緑アポロ】5割
vs.【ラッカライオネル】6割
vs.【青白ライオネル】7割
vs.【5cザーディクリカ】7割
vs.【アナオービー】6割
vs.【赤単我我我】2割
vs.【4c邪王門】5.5割

第2章 デッキリスト

ミノミー選手が作成したリストをお借りしています。



4 x 堕呪 ゾメンザン
4 x 卍 新世壊 卍
4 x 堕呪 ゴンパドゥ
4 x 堕呪 バレッドゥ
1 x 堕呪 ウキドゥ
2 x 堕呪 カージグリ
4 x 凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ
4 x 堕呪 エアヴォ
1 x 神の試練
1 x ガル・ラガンザーク
4 x 「無月」の頂 $スザーク$
3 x 月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍
3 x DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜
1 x 月下旋壊 ド・リュミーズ


採用カード解説


4 x 堕呪 ゾメンザン

こっちのバージョンなにがかっこいい??

【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト1

1コストの魔導具呪文。

奇数マナが弱いのが【青魔導具】の特徴ではあるが、綺麗に1コストで埋めてくれるので今の押し付け環境では4枚必須。

終盤に《神の試練》で毎ターンEXターンを取るループで使用する可能性があるので"無駄"に使用することは避けたい。

【レベルアップアドバイス】
中盤に勝ちがうっすら見えたタイミングで余計に使ってしまうことに注意、次の《新世壊》のタイミングでEXターンを取れなくなる可能性あり。



4 x 卍 新世壊 卍

金トレもいいね

【 無月フィールド 】
文明 水 / コスト2

■自分の魔導具呪文を唱えた時、唱えた後で墓地に置くかわりに、このフィールドの下に置いてカードを1枚引いてもよい。
■自分の魔導具呪文またはドルスザク呪文を唱えられなくする能力を無視する。
■無月の門99:自分のターンの終わりに、このフィールドの下に4枚以上カードがあれば、ゲーム中で一度、水のコスト99以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。

【青魔導具】最大の上振れカード。

【アグロ零龍】の《ギャスカ》であり、【青黒サガ】の《絶望神サガ》のようなカード。

《ゼニスザーク》登場前は「絶対に早期に引かなければいけないカード」であった。

しかし今は「4ターン目か5ターン目までに引けてればいいかな」「2ターン目にあったらラッキー」ぐらいのカードという印象です。

【レベルアップアドバイス】
2枚目以降のマナ置きの基準は基本的に「対戦相手の盾の薄さ」と「《神の試練》まで早期に進めれるか」と「相手のカード除去の有無」の3軸を基準として考える。
盾が薄いのであれば殴るルートや次のターンに《神の試練》を唱えられるのであれば2枚目、3枚目貼る必要がない場合はマナセット。相手のデッキにカード除去があるのであればキープといった具合。

ここから先は

11,356字 / 14画像

¥ 500

このサポートは全て、カード購入費、CS参加費や交通費などの競技活動にありがたく使わさせて頂きます。