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【予選突破率73%】ハンデス型ゼロルピア解説


どうも、アーチーです。

今回はアドバンス構築の【ジョー星ゼロルピア】の解説をしたいと思います。

数々の【ジョー星ゼロルピア】のリストが世の中に溢れていると思います。

その中でも、新たな視点からアプローチした構築になっています。

有料部分である構築論とプレイングがメインとなりますが、無料部分に調整録を書いてあるので良かったら読んでみてください。


↑参考にしたアナカラーゼロルピアのnote


〜第1章 調整録〜


私は普段から「好きな」デッキよりも「勝てる」デッキの研究に努めています。

環境次第で勝てるデッキを見つけたり、環境に合わせてデッキをチューンすることを得意としています。


そして今回目を付けたデッキが記事の題にもある【ジョー星ゼロルピア】です。

基本的な構築では最速4ターンキルで安定して5ターン目までにはソリティアして勝ちを決めることができるデッキです。

また青黒型や、青緑型、アナカラーなど型も幅広く、自由枠が多いことからまだまだ開拓の余地があると感じました。




強いデッキ、勝てるデッキしか使わない私が【ジョー星ゼロルピア】を使うにあたってこのデッキに求めた点は

・カード除去に屈しないこと

・《希望のジョー星》《ゼロ・ルピア》がない時にも勝てる、依存していないこと

です。


ソリティアデッキは、如何にメタに強いかでデッキとしての強さが決まると思っています。

メタに弱いソリティアデッキは、環境の合間を縫って使わなければいけないので毎週使えるデッキではありません。

私が使っていた【ロマノフワンショット】は特にそのメタに弱いソリティアデッキに分類され、《奇天烈シャッフ》などの呪文阻止や《ポクタマたま》などの墓地メタに屈していました。

そのため、"今週"の【ロマノフワンショット】は強いが"次週"の【ロマノフワンショット】は弱いというような現象が起きていました。


今回の【ジョー星ゼロルピア】は、メタに屈することなく、毎週安定して使える構築を目指すために

・カード除去に屈しない

というメタに強い点を求めました。


また、以前の青黒型や青緑型は《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》に依存しており、周りの採用カードがこの2種類のカードを揃えるためのカードであったためにデッキパワーが低くなりハンデスなどに弱い構築でした。


《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》を後半に揃えても勝てる状況を、作り出せるカードを採用しデッキパワーを高く保つことができるよう

《希望のジョー星》《ゼロ・ルピア》に依存していないこと

を2番目の求める項目として定めました。



そこで今回の【ジョー星ゼロルピア】を作るに当たって参考にしたデッキがあります。


それはGRクリーチャーのプレミアム殿堂により再起不可となった過去の遺物【4cドッカンデイヤー】です。

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〈サンプルリスト〉


・メタに強い
・平均4.5ターンにループ
・受けが強い
・ハンデスに強い
・相手のメタまで採用可能

文句なしにソリティア界でもトップクラスのデッキでした。

【4cドッカンデイヤー】のようにどれだけメタを積まれても超えられるパワーを持つソリティアデッキを組むに当たって、とりあえず確定枠である基盤と自由枠のアイデアを出してみることにしました。


カード除去というメタに強く、《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》に依存しない構築にするには6マナでこの2枚を同時に貼ることのできる豊富なマナとリソース確保が必要です。

そのためマナを伸ばせない青黒基盤ではなく、青緑もしくは青緑黒(以下アナカラー)基盤にすることにしました。

回してみた中でも《天体妖精エスメル》《桜風妖精ステップル》の2コスブースト8枚、《天災デドダム》4枚のアナカラー構築がマナを伸ばして手札も同時に整えてくれる良い基盤であると感じました。


アイデアその①

ハンデスしてテンポ取ったら《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》揃えれるんじゃね?案

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〜調整結果〜
・《絶望と反魂と滅殺の決断》が強くてハンデスと盤面除去で時間を稼げる
・緑色が足りておらず、安定して初動や《天災デドダム》をプレイできない
・受けが弱い
・ハンデスは強いがこちらのリソースは稼げていないため結局先延ばしにしているだけ


このデッキを試して分かったことは、ハンデスは強くて《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》を揃えるまでに時間を作ってくれるが肝心なリソースが足りておらず揃えれないことです。

そのため「ハンデス」+「リソース確保」のパッケージが強く、それらをこなせるカードを探す必要があることに気付きました。


アイデアその②

《魔神轟怒"万軍投"》入れたら「ハンデス」も「リソース確保」もできるんじゃね?案

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〈vault大会準優勝〉

〜調整結果〜
・《Disジルコン》や《罪無ウォダラ垓》が墓地から出るので《魔神轟怒"万軍投"》の手札を1度捨てるデメリットがほぼない
・うまく初動で動けた試合では《へームル・エンジオン》《魔神轟怒"万軍投"》から出るGRによるリソース確保が強くカード除去に屈しなかった
・《魔神轟怒"万軍投"》を無理やりねじ込んだせいで緑15、黒10枚と《天災デドダム》や《天体妖精エスメル》などの初動を出すには心許ない



結果、《魔神轟怒"万軍投"》は「ハンデス」+「リソース確保」もできるが、唱えるためにマナに一度《ゼロ・ルピア》を埋めてしまうと《クリスマⅢ》をめくる運要素が絡んでしまうため噛み合いが良くないことがわかりました。

とにかく基盤の色をしっかり取らないとデッキが回らないので4cではなく、アナカラー基盤でしっかりどの色も枚数を取りたいと感じました。


これらのアイデアを回したおかげでデッキの方向性が見えてきました。

「相手の始動ターンを遅らせるハンデスができる」
「《希望のジョー星》を除去されても辛くないほどリソース確保できる」
「《天災デドダム》を出せる枚数色が採用できるアナカラー基盤」



そしてこの全ての項目を達成できるリストを今回作ることができました。




4人にシェアした結果、3人予選上がりの2位と3位という好成績を残してくれました。


8/6
つくよみ(@ann59kai)6-1で3位
しおじ(@kyomkyomCOG)7-2で2位
ローラ(@dodosukoitaisei)4-2で8位
じゃきー(@zyakiiiii1996)2-3予選落ち
8/7
ぺぱ(@XoXolotl7)8-0で優勝
8/8
もそ(@DM_moririn)6-3で3位
ぐってぃ(@gds0702)4-2でベスト16
8/9
アーチー(@DM_archie)6-2で2位
しおじ(kyomkyomCOG)4-2で8位
ぺぱ(@XoXolotl7)3-2予選落ち
ローラ(@dodosukoitaisei)2-3予選落ち


通算52勝22敗

勝率70%




この先有料部分になります。

・デッキリスト
・採用カード解説
・採用候補カード解説
・フィニッシュカードの考察
・基本プレイング
・環境各対面プレイング
・購入者限定ジョー星ゼロルピア調整用discordの招待リンク

が有料部分に記載されています。

Discordに関しましては

・構築の相談
・プレイングの相談
・採用カード、不採用カードの考察
・相談対戦会
・質疑応答

などで全員が参加できる形で使っていこうと思っております。



従来の【ジョー星ゼロルピア】とは違い、ハンデスギミックを採用しているためデッキの回し方の難易度が上がりましたが、採用理由やデッキコンセプトの1つ1つを読み解いていけば使いこなせるようになると思います。


ならない場合はdiscordでの通話やチャットなどで1対1で相談に乗ります。

雑にコピーしたリストが出回っているようですが60枚全てに意味があり、採用理由の真意を把握していない【ジョー星ゼロルピア】など怖くありません。

もし少しでも気になった方は良ければご購読よろしくお願いします。


〜第2章 デッキリスト〜



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8/6
つくよみ(@ann59kai)6-1で3位
しおじ(@kyomkyomCOG)7-2で2位
ローラ(@dodosukoitaisei)4-2で8位
じゃきー(@zyakiiiii1996)2-3予選落ち
8/7
ぺぱ(@XoXolotl7)8-0で優勝
8/8
もそ(@DM_moririn)6-3で3位
ぐってぃ(@gds0702)4-2でベスト16

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8/9
アーチー(@DM_archie)6-2で2位
しおじ(kyomkyomCOG)4-2で8位
ぺぱ(@XoXolotl7)3-2予選落ち
ローラ(@dodosukoitaisei)2-3予選落ち


4 x ヘームル・エンジオン
4 x 天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」
4 x 桜風妖精ステップル
1 x 困惑の影トラブル・アルケミスト
1 x ダンディ・ナスオ
4 x ゼロ・ルピア
4 x 希望のジョー星
4 x 天災 デドダム
4 x Disジルコン
2 x 「大蛇」の鬼 ジャドク丸
4 x 罪無 ウォダラ垓
3 x 解罪 ジェ霊ニー
1 x 水上第九院 シャコガイル

緑17
青17
黒15


2 x 全能ゼンノー
1 x シャギーⅡ
2 x 天啓 CX-20
2 x クリスマⅢ
2 x サザン・エー
2 x カット 丙‐二式
1 x オレちんレンジ


9/27日追記《とこしえの超人》+《∞龍ゲンムエンペラー》入り構築

9/24日vault大会優勝
9/24日vault大会準優勝
9/27日ZweiLanceさんのメンバーシップ内大型大会にて準優勝

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9/26vault大会準優勝

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採用理由などについては購入者限定用Discordに軽く話しています。

記事の1番下に登録用リンクがあるので良ければご参加ください。

10/2
アドcs2位3位4位

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10/8

アドcs3位(オリジナル)

5c○
シータ○
覚えてない○
マーシャル○
シータボルシャック○
予選1位シード

決勝T
準決勝シータ閃✖︎
3決定戦シータ閃○

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採用カード解説


4 x 《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》

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2コスブーストを8枚採用することによって、2マナから4マナにブーストして《天災デドダム》や《ヘームル・エンジオン》に繋げます。

【赤単我我我】などのアグロデッキにはシールドが1枚減ると相手がダイレクトアタックまでの打点を組みやすくなるので、《桜風妖精ステップル》を優先した方が強いです。

ソリティア中もキーパーツの盾落ちケアや《天災デドダム》や《水上第九院シャコガイル》を出すマナを作ることができます。

下の呪文面は1点を止めれる受け札です。たまに唱えて実質1ドローとして使うことがあります。


4 x 《桜風妖精ステップル》

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《天体妖精エスメル》と同じくバトルゾーンに残る2コスブーストとしての役割で4枚採用しています。

破壊された時にマナが1枚消えるデメリットを嫌って出さないプレイもありますが、基本は《罪無ウォダラ垓》のタップに使えたりとメリットが大きいので出すことが多いです。

《天体妖精エスメル》と手札に一緒にある時は、コントロール対面には《天体妖精エスメル》、アグロ対面にはこのカードを出すことが多いです。


4 x 《ヘームル・エンジオン》

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4マナの際に上記の2コスブーストをバウンスしてGR召喚できます。

再度2コスブーストクリーチャーを召喚し直して2-4-6というマナカーブで、マナを伸ばしながらGR召喚でリソースを稼ぐことができる優れものです。

ソリティア中にも《天災デドダム》などの山札を掘るクリーチャーを使いまわせるので、序盤から終盤にかけてどのような状況でも欲しいカードです。



1 x 《困惑の影トラブル・アルケミスト》

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《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》がいるソリティア中に出してマナのカードを全て回収するカードです。

GRゾーンに《シャギーⅡ》を採用しているので序盤には《天災デドダム》を出すマナとして使えます。



1 x 《ダンディ・ナスオ》

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緑の《困惑の影トラブル・アルケミスト》と言えます。

ソリティア中に《Disジルコン》をマナに落として《罪無ウォダラ垓》を墓地に落とせば、4枚ドローまで確定ですし、余裕があれば《水上第九院シャコガイル》や《困惑の影トラブル・アルケミスト》をマナに落として《シャギーⅡ》などで拾い直すこともできます。

序盤のソリティアに入っていない時にも《罪無ウォダラ垓》を墓地に落としてリソースを稼ぐことができます。


4 x 《ゼロ・ルピア》

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このデッキの核です。

《希望のジョー星》がバトルゾーンにある状態で《ゼロ・ルピア》を出すと自分のクリーチャーの召喚コストが最大2軽減されます。

コスト軽減が任意、かつ好きな軽減数を選べるので《モモキング-旅丸-》や《ポクチンちん》などにも1マナ使ってクリーチャーを出すことが可能です。


4 x 《希望のジョー星》

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このデッキのメタカードであり、核です。

【赤白ノヴァ】や【赤単我我我】などのアグロに対しても無色化が刺さり、コントロール対面にも《ドラゴンズ・サイン】が腐ったりと、ある程度どの対面にもメタとして機能してくれます。

メタカードでありながらもこちらのフィニッシュの核なので、カード除去されそうなら貼らないのも策の一つです。


4 x 《天災 デドダム》

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序盤の初動からソリティア中のパーツ集めなどの役割が多すぎる1枚です。

《ゼロ・ルピア》軽減下では大きくリソースを稼いで《水上第九院シャコガイル》のフィニッシュまでのサポートをしてくれます。


4 x 《Disジルコン》

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採用枚数を3枚にしたこともありましたが、マナ基盤、《希望のジョー星》や《ゼロ・ルピア》を探せること、ソリティア中のリソース確保など役割が多く、どのタイミングで引いても基本的に腐らないため、最大である4枚採用の感触が良かったです。

早期から殴ってくる【赤単我我我】や【赤白ノヴァ】などにブロッカーで相手の動きを濁してターンを稼げます。


2 x 《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》

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本当は3枚、4枚欲しいのですが色の兼ね合いなどの枠の都合上2枚になっています。

《とこしえの超人》や《モモキング-旅丸-》などのメタカードを除去する役割+盾回収と、このデッキとの噛み合いが良いです。

稀に、相手の盾を殴るプランを取る時に鬼タイムでパワー+4000とW・ブレイカーなのが役に立ちます。

4 x 《罪無 ウォダラ垓》

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序盤に2マナ余った時にムゲンクライムで2ドローしてリソースを確保する役割とソリティア中に2ドローして山札を掘り進める役割があります。

《天災デドダム》や《Disジルコン》でこのカードを墓地に置くと無駄なく使うことができます。

《ゼロ・ルピア》が3体いる状況ならムゲンクライムを使わずに5軽減し、0マナで召喚できることを忘れないようにしましょう。


3 x 《解罪 ジェ霊ニー》

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今回のシークレットカード。

相手の動きを妨害しながらこちらはリソースを稼ぐことができるので《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》を揃えるターンを稼ぐことができます。

《桜風妖精ステップル》→《解罪ジェ霊ニー》の動きをすると、《クリスマⅢ》や《サザンエー》などの自壊GRクリーチャーをめくった際に、効果を使うと無月の大罪で《桜風妖精ステップル》を破壊しなければいけない状況になります。

そのため、相手が次のターンにこちらの負けに繋がるビッグアクションを行わなさそうであれば1ターン待つことも大事です。

4枚目が欲しいほど強いカードですが、色の兼ね合いなどから枠がないため3枚になっています。


1 x 《水上第九院 シャコガイル》

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今回のフィニッシャーです。

出すためにマナを用意しながら《ゼロ・ルピア》を複数体用意する必要があるので、《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》が揃っても慢心しないように心がけましょう。

ブーストするカードを出しすぎてから《困惑の影トラブル・アルケミスト》でマナを全回収すると、このカードを出すマナが足りなくなることが多いです。

なぜこのカードをフィニッシャーにしているのかは後で解説します。



〈GRゾーン〉

⚠︎マナドライブ文明指定は《希望のジョー星》下で発動できません。

GRゾーンはマナドライブでリソースを稼ぐカードを優先的に採用しています。

《希望のジョー星》があるときに《ヘームル・エンジオン》でGRする際はそもそも勝っていることが多く、《希望のジョー星》を貼れていない時に如何に勝てるようにできるかを重視しています。


2 x 全能ゼンノー

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アグロ対面に《へームル・エンジオン》や《解罪ジェ霊ニー》で雑にめくれて強いカードです。

《ヘームル・エンジオン》ループに入った際に2枚出てくれるのでフィニッシュをミスった時の保険にもなります。


2 x 天啓 CX-20

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《天体妖精エスメル》or《桜風妖精ステップル》で2ターン目にブースト、《天災デドダム》や《ヘームル・エンジオン》で2ターン目に出した2コスクリーチャーの使い回しで4ターン目に6マナある状況がこのデッキは多いです。

その際の6マナで《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》が揃っていることは稀なのでGRクリーチャーによるリソース確保で1番強いこのカードを採用しました。


2 x クリスマⅢ

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3ターン目に4マナある時のGR召喚でマナを伸ばしたり、ゲームが長引いた時のGR召喚でマナから任意のカードを回収してくれるこのデッキで1番強いGRのカードです。


2 x サザン・エー

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基本GRする時には4マナになっているので、基本場に出れば2枚ドローできます。


2 x カット 丙‐二式

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《解罪ジェ霊ニー》を出すときや、6マナで《ヘームル・エンジオン》2枚を使い回す時に出れば相手の動きを大きく止めることができます。


1 x オレちんレンジ

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《水上第九院シャコガイル》のデッキボトム落ちケアです。


1 x シャギーⅡ

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《へームル・エンジオン》2体を2軽減下で使い回すエンジオンループでGR12体を出し切った後に、手札の《ヘームル・エンジオン》でこのクリーチャーを戻すとマナから好きなカードを回収できます。


採用候補カード解説

《超GRチャージャー》

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vault大会優勝時に入っていたカードになりますが、《Disジルコン》と《ダンディナスオ》に枠を譲りました。

まだパーツが集まっていない序盤だと、マナを伸ばしながらリソースを稼げるので強いですがそれ以降になんの役割もないため泣きました。

《解罪ジェ霊ニー》は勝利に密接に結びつくほどの強さがありますが、このカードにはそこまでの強さはなかったです。


《わかりミーア》

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今1番、入れる可能性があるカードです。採用する場合《桜風妖精ステップル》を1枚入れ替えとなります。

2ターン目にブーストでき、ソリティア中には他のクリーチャーの出た時効果を繰り返し使えるcipループにも使えます。

2章でcipループは解説します。

デメリットとしては序盤に出した際に、盤面に残らないため《ヘームル・エンジオン》のバウンスや《罪無ウォダラ垓》のムゲンクライムのタップに使えない点です。

8/9日に使用したリストでは採用しましたが、《桜風妖精ステップル》と一長一短でまだ悩んでいます。


〜第2.5章 フィニッシュカードの考察〜


【ジョー星ゼロルピア】には多くのフィニッシュ手段があります。

その中でなぜこのデッキでは《水上第九院シャコガイル》を選んだかを一つ一つの特徴と共に解説していきます。
⚠︎他の型の【ジョー星ゼロルピア】の話ではなく、あくまでこのデッキにおける適したフィニッシュカードの話です。


《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》

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メリット
・ボトム落ちケアが簡単(オレちんレンジ出すだけで良い)
・7マナなので出すことが容易
・1枚でフィニッシュすることが可能
デメリット
・光単色なので《天災デドダム》を出すマナにすることができずに、手札にキープしなければいけない状況がある

序盤の手札にこのカードを持たなければいけなくて《ヘームル・エンジオン》や《解罪ジェ霊ニー》を埋めてしまうのは合理的ではないので不採用です。


《偽りの名iFormulaX》

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メリット
・《天災デドダム》を出すマナ色
・7マナで出しやすい
・1枚でフィニッシュすることが可能
デメリット
・ソリティア中に手札を増やすカードが少ないので、どうしても手札10枚足りない時がある

なるべく手札を抱えるプレイを心がけても《ニヤリー》などを採用していない影響で、手札が足りないときがどうしてもあったので不採用になりました。

《ジョルジュバタイユ》

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《ヘームル・エンジオン》+《ツタンメカーネン》を利用してフィニッシュする方法です。


【8/14追記】

ループルート

初期盤面

・《ジョルジュバタイユ》
GRゾーン
・《ツタンメカーネン》
手札
・《へームル・エンジオン》
墓地
・《へームル・エンジオン》×3
・《罪無ウォダラ垓》×1
・cipで何も行動を起こさないクリーチャー(今回は《天体妖精エスメル》にします)×2
・《桜風妖精ステップル》×1
山札
・cipで何も行動を起こさないクリーチャー(今回は天体妖精エスメル)


①《へームル・エンジオン》で《ジョルジュ・バタイユ》をバウンスする時に置換効果発動し、《ツタンメカーネン》で1ドロー
②上から《へームル・エンジオン》×3《桜風妖精ステップル》《天体妖精エスメル》×2の順に山札の下に送る
③場の《ジョルジュ・バタイユ》《へームル・エンジオン》をタップし墓地から《罪無ウォダラ垓》で2ドロー
④引いた《天体妖精エスメル》を出す
⑤《へームル・エンジオン》を出して《ジョルジュ・バタイユ》を手札に戻してGR召喚
⑥《罪無ウォダラ垓》を含めたテキトーな4体を破壊し《ジョルジュ・バタイユ》を出す
⑦《ジョルジュ・バタイユ》と他のクリーチャーをタップし《罪無ウォダラ垓》を出して2ドロー
⑧《桜風妖精ステップル》を出して1ブースト
⑨《へームル・エンジオン》で《ジョルジュ・バタイユ》を手札に戻す
⑩4体破壊し《ジョルジュ・バタイユ》を出して《桜風妖精ステップル》の効果で増やしたマナを墓地に落として初期盤面

メリット
・《天災デドダム》を出すマナ
・ソリティア中に《Disジルコン》や《罪無ウォダラ垓》が使いまわせる
デメリット
・GRに《ツタンメカーネン》を入れなければいけない

このデッキはGRが強く、《ヘームル・エンジオン》を繰り返したり、《解罪ジェ霊ニー》を出すのでその時に《ツタンメカーネン》をめくったときのリスクが高いので不採用です。

《BAKUOOON・ミッツァイル》+《【今すぐ】うわ・・・私の攻撃止めすぎ・・・?【クリック】》

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メリット
・《希望のジョー星》を貼らなくても《BAKUOOON・ミッツァイル》だけで勝てる可能性ができる
デメリット
・赤色なので《天災デドダム》を出すマナにならない
・メインデッキに2枠必要
・GRに《ツタンメカーネン》を採用しなければいけない

《ジョルジュ・バタイユ》のデメリットである《ツタンメカーネン》の採用に加えて、《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》のデメリットである《天災デドダム》を出すマナにならない両方のデメリットを持ち合わせているため不採用です。


《水上第九院シャコガイル》

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メリット
・《天災デドダム》の出すマナになる
・1枚でフィニッシュ可能
デメリット
・フィニッシュするのにプレイ難易度が上がる

ほぼ《偽りの名iFormulaX》と変わりません。

《水上第九院シャコガイル》のほうが9マナで出しにくいですが、手札が足りなくなる《偽りの名iFormulaX》よりケアすることが簡単でフィニッシュが安定したので採用しました。


〜第3章 基本プレイング〜


このデッキは、最速の4ターン目に《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》を揃えに行くデッキではありません。

もちろん相手次第では揃えに行くこともありますが、基本は《天災デドダム》やGRクリーチャーで自分のリソースを確保しながら、《カット丙-二式》や《解罪ジェ霊ニー》で相手の動きを妨害して5ターン目又は6ターン目に安定して勝つデッキになります。


3ターン目に《希望のジョー星》を貼って4ターン目に《ゼロ・ルピア》で勝ちに行くことは強力ですが、【ラッカキラスター】や【5cコントロール】に採用されている《メッチャ映えタタキ》などのカード除去で裏目になることもあるので諸刃の剣です。


《解罪ジェ霊ニー》を4マナで出す際に、横にいるクリーチャーが《桜風妖精ステップル》だと《クリスマⅢ》や《サザンエー》などのマナドライブ自壊系GRを捲り、マナドライブの効果を使うと《桜風妖精ステップル》が破壊されてマナが減る裏目になります。

どうしても《解罪ジェ霊ニー》を出さなければいけない状況では出すしかないですが、まだターンに余裕がある時は1ターン空けて5マナで出したり他のクリーチャーを横に用意するプレイもあります。



『ヘームル・エンジオンループ』

初期盤面
・場に《希望のジョー星》《ゼロ・ルピア》《へームル・エンジオン》b
・手札に《ヘームル・エンジオン》a

①《ゼロ・ルピア》2軽減で0マナ《ヘームル・エンジオン》aを出す
②《へームル・エンジオン》bを手札に戻してGR召喚

これにより初期盤面からGRが1体増えた状態になり、任意の数GR召喚することができます。


『わかりミーアcipループ』

初期盤面
・場に《困惑の影トラブル・アルケミスト》《GRクリーチャー全て》《希望のジョー星》《ゼロ・ルピア》×3
・手札に《わかりミーア》《cipを使いたいクリーチャー》《ヘームル・エンジオン》

《ゼロ・ルピア》の軽減は全て最大とする

①《ヘームル・エンジオン》で《困惑の影トラブル・アルケミスト》を手札に
②《cipを使いたいクリーチャー》を出す
③バズレンダ2回使い《わかりミーア》を出す
④《ヘームル・エンジオン》《cipを使いたいクリーチャー》《わかりミーア》をマナに
⑤《困惑の影トラブル・アルケミスト》を出してマナ回収

これで初期盤面に戻り、《cipを使いたいクリーチャー》のcipを任意な数使うことができます。


〜第4章 各対面プレイング〜


vs.シータRX

意識するカード
・《希望のジョー星》
・《解罪ジェ霊ニー》
・《「大蛇」の鬼ジャドク丸》

気をつけるカード
・《モモキング-旅丸-》

マナを伸ばすことよりも《Disノメノン》の的にならないために2コストブーストは控えめでプレイします。

《解罪ジェ霊ニー》を持っていたり、手札が弱くてGRに頼らなければいけない時のみ2コストでブーストしましょう。

《希望のジョー星》を貼れると相手の《蒼き守護神ドギラゴン閃》が腐り、打点が伸びなくなるのでハンデスプランよりも最速でプレイしましょう。

相手の《赤き稲妻テスタロッサ》は何も効かないので気にしなくて良いです。

《モモキング-旅丸-》は《ゼロ・ルピア》で軽減してコストを支払わないで召喚をすると置換効果でマナに行くので、《天体妖精エスメル》や《桜風妖精ステップル》などのリソースにならないカードをわざと0マナで出してマナに送って《天災デドダム》《ヘームルエンジオン》《罪無ウォダラ垓》《Disジルコン》などのリソースになるカードは1マナで出せるように軽減して召喚するプレイを取ります。

稼いだリソースで《「大蛇」の鬼ジャドク丸》を使って処理するので、出来るだけ手札にキープしておきましょう。


vs.リースRX

意識するカード
・《希望のジョー星》
・《解罪ジェ霊ニー》
・《「大蛇」の鬼ジャドク丸》

気をつけるカード
・《モモキング-旅丸-》

【シータ閃】とは比べて《メンデルスゾーン》により早く動いてきますが、青色が《カツキング&切札勝太-熱血の物語-》しかなく《Disノメノン》が入っていないので2コストブーストは基本出します。

《希望のジョー星》を貼ると《龍覇ラブエース》《最終龍覇ロージア》《蒼き守護神ドギラゴン閃》《カツキング&切札勝太-熱血の物語-》など殆どのカードが腐ります。

特に受け札が無くなるので6点できたら殴るプレイもありです。


vs.ジョー星ゼロルピア

意識するカード
・《解罪ジェ霊ニー》
・《ヘームル・エンジオン》

気をつけるカード
・《ゼロ・ルピア》
・《「大蛇」の鬼ジャドク丸》

こちら側が先に《希望のジョー星》を貼ると相手が《ゼロ・ルピア》を出すだけで相手のソリティアが始まってしまうため、マナを伸ばして上記の2枚のカードを同時にプレイすることを目指します。

赤マナを埋めて3ターン目に《ゼロ・ルピア》を出しておくと4ターン目に《希望のジョー星》を貼ればソリティアできますが、《ゼロ・ルピア》を出したところに相手の《「大蛇」の鬼ジャドク丸》を合わせられ、破壊されるとテンポを一気に取られるのでオススメしません。

《カット丙-二式》や《解罪ジェ霊ニー》などで、相手のリソースを稼ぐカードや《ゼロ・ルピア》をハンデスしながらGRクリーチャーでリソースを稼ぎながらこちらも《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》のセットを揃えに行くプランが1番太いです。


vs.青魔道具

意識するカード
・《希望のジョー星》
・マナブースト系統

気をつけるカード
・《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》
・《堕呪 エアヴォ》

こちらが《希望のジョー星》を貼ると、《新世壊》から《月下卍解ガリュミーズ》が打てないので積極的に序盤から貼ることを意識しましょう。

《堕呪エアヴォ》で《希望のジョー星》を手札に戻すことを狙ってくるので、余裕があるならマナをしっかり伸ばして《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》を同一ターンでプレイできるよう心がけましょう。

先攻取られた場合に《新世壊》を貼った状態で《堕呪エアヴォ》を打たれながら呪文を下にひかれていく展開が1番負け筋になると思います。

時々、《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》を採用した型を見かけます。このカードを貼られた場合、このデッキは何ターンかに分けてフィニッシュしなければいけないので厳しい試合になります。

8/12追記

《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》を貼られた場合、《希望のジョー星》を貼った状態で《堕呪エアヴォ》をハンデスで抜いていき、時間を稼ぎます。

マナを大量に伸ばして《水上第九院シャコガイル》を召喚し山を減らす、【アナカラーシャコガイル】のようなプランニングを取る方が良いです。


vs.青黒魔道具

意識するカード
・《希望のジョー星》
・《解罪ジェ霊ニー》
・《ヘームル・エンジオン》
・《天災デドダム》

気をつけるカード
・《追憶人形ラビリピト》
・《絶望と反魂と滅殺の決断》

《零龍》でこちらの手札が1枚多く、始動ターンもこちらの方が早く有利な展開になります。

相手は《追憶人形ラビリピト》や《絶望と反魂と滅殺の決断》を絡めたハンデスしか勝ち筋がないので積極的に狙ってくると思います。

GRを絡めたリソース補充や《解罪ジェ霊ニー》などでこちらのリソースを保ったまま、相手のハンデス札を墓地に落とすことが効果的です。

また《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》が手札に用意できた場合は、相手の手札を狩ることを意識せず、すぐにソリティアに入りましょう。


vs.マーシャルループ

意識するカード
・マナブースト系統
・《希望のジョー星》
・《解罪ジェ霊ニー》

相手の場に種族スプラッシュクイーンがいるときに《希望のジョー星》を貼ると《マーシャル・クイーン》進化から《龍脈術 水霊の計》でカード除去されてしまいます。

なのでマナを伸ばして《希望のジョー星》+《ゼロ・ルピア》を揃えるルートが安全です。

《希望のジョー星》が複数枚ある場合は相手の《龍脈術 水霊の計》をドローに使わせず、除去されない場合は《海姫龍ライベルモット・ビターズ》から革命チェンジされることを防ぐことができるので貼っても良いです。

相手は手札が多い時でもハンデスでキーパーツを抜かれると厳しいので《解罪ジェ霊ニー》や《カット丙-二式》を積極的にプレイしにいきましょう。


vs.5c

意識するカード
・《希望のジョー星》
・《解罪ジェ霊ニー》
・《天災デドダム》

気をつけるカード
・《メッチャ映えタタキ》《超英雄タイム》

基本こちらの方が始動ターンが早いですが、《メッチャ映えタタキ》や《超英雄タイム》などのカード除去を採用している型が増えたので《希望のジョー星》を貼らずにマナを伸ばしてGRクリーチャーを出しに行くプランが有効です。

相手はバトルゾーンにクリーチャーがいない状態から6打点作ることができないです。

主な負け筋としては、4ターン目に《ドラゴンズ・サイン》→《龍風混成ザーディクリカ》→《ロスト・ソウル》で全てハンデスされることです。

また、《最終龍覇グレンモルト》が《希望のジョー星》より先にバトルゾーンに到着した場合は、次のターンの初めに《銀河剣プロトハート》や《銀河大剣ガイハート》を付けられ6点できる可能性が高いので、早急に《希望のジョー星》をプレイしにいきましょう。


vs.ラッカキラスター

意識するカード
・《希望のジョー星》
・《解罪ジェ霊ニー》
・《「大蛇」の鬼ジャドク丸》

気をつけるカード
・《メッチャ映えタタキ》
・《検問の守り 輝羅》

《検問の守り 輝羅》がバトルゾーンにいると
・マナと墓地から出る《Disジルコン》
・墓地からムゲンクライムで出る《罪無ウォダラ垓》
・GRクリーチャー

などを出すことが出来なくなるので《「大蛇」の鬼ジャドク丸」を手札に持っておきましょう。

《検問の守り 輝羅》がいない状態であれば《解罪ジェ霊ニー》などで、手札の《T・T・T》《ネ申・マニフェスト》《「正義星帝」<鬼羅Star>》など手札の量を増やしたり質を上げるカードをハンデスするとリソース差でかなり有利になります。

《希望のジョー星》を貼れば相手は種族「レクスターズ」からしか進化できません。

しかし《メッチャ映えタタキ》で除去されるので自分のリソースに余裕があり、《希望のジョー星》をもう一枚貼れる状況や貼らなければ次の相手のターンで負ける時にしか基本貼らないです。


vs.赤単我我我

意識するカード
・《希望のジョー星》
・《ゼロ・ルピア》
・《Disジルコン》

気をつけるカード
・《"轟轟轟"ブランド》


先攻を取り、《希望のジョー星》を貼れないと厳しい相手になります。

2コスブーストは《天体妖精エスメル》はシールドが一枚減るので極力プレイせず《桜風妖精ステップル》を優先的にプレイしましょう。
(《霊峰メテオザ-1》で破壊される裏目もありますがシールドが1枚減るよりは良いです)

《Disジルコン》はブロッカー尚且つ《霊峰メテオザ-1》で破壊されない3000のパワーを持つので出しておくとジャスキルを防げる可能性があります。

→マナが少なく、返ってきたターンに勝てないのがわかっているのであればマナブーストを優先して《「お茶はいかがですか?」》を踏んで耐えるプランの方が良いです。


〜第5章 調整用discord招待について〜



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