PERFECT DAYS
去年の初映画は「カモンカモン」
今年は劇場で「PERFECT DAYS」を観た。
去年の1月は年末年始寝込んでいたり
「カモンカモン」を観たのもあって
痛みについてずっと考えていた。
今年はというと、喜びについて考えている。
映画の中の主人公の何でもない日常。
ルーティン、あちらとこちらの世界。
毎日に散りばめられている当たり前という奇跡。
当たり前じゃないという奇跡。
昔幾度となく聴いた曲が流れてきて
あぁ、やっぱりこの人の声が好きなんだなぁと思う。
映画を観ている間、わたし半分以上涙目だったかもしれない。
理由はわからない。
でも、わからないけどわかる。
喜びは100人いたら100通りあるけど
どの喜びもきっと素晴らしい。
幸い、庭に大きな木があり
その下に腰を下ろすことができる。
窓から見える空や木を眺める時間もある。
冬だけど鉢植えの赤い薔薇が咲いている。
猫は飼っていないけど猫が遊びに来る。
今度は今度
今は今
移りゆく日々の中で何を感じているのか?
わたしはわたしに聞いてみることにする。
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