老害がコピーデッキで強者達を出し抜こうとして失敗した話
5月5日のシティーリーグ広島に参加してきました。
結果は4勝2敗で29/102位でしたので、残念な結果となってしまいました。ぶっちゃけ今回はワンチャン勝てるかなと思ってましたので残念でしたw
1.デッキを握るまでの経緯
まず先週までのシティの結果から多そうなデッキを予想したときに一番はゾロアークだろうなと思いました。ゾロアークが増えたらジラサンとサナニンフも増える。最近話題のパンプジン、1つ前のシティからの流れでウルネクあたりも多いのではないかと考えました。また最近話題のエンニュートhandも何人かはいるだろうなと予想してました。
ざっくりここまで考えたときにひとつの正解だろうなと思ったのは、サナニンフでした。ただ全く触ったことがないデッキだったので、時間切れが心配だったのとミラーマッチで勝ち目がないと考えボツにしました。こんなこと言わなくていいように普段からもっと色々なデッキを使うべきですね。
また、最近話題のヌオーフリーザーを中心としたタッグバレットもひとつの正解ではないかと思い、3日の深夜ぐらいまでは有力候補でした。サナニンフ相手が心配でしたが、メルカリを積んでなんとか対策できないか?と考えました。
ただ最終的にヌオーを狩られると脆い面が気になりました。フリーザーあるからグズマは大丈夫ですが、ゾロアーク系統増えるは共通認識でルガルガンの採用は増える気はしましたし、カウンターキャッチャーもある。ゼブライカ採用してもグズマとスタンプ絡められたら勝ちきれない気がしたので結局この案もボツになりました。
また練習を繰り返す過程でゾロアークというカードの強さを見せつけられた感じになったため、もうこいつを強烈にメタって殺せば勝てるんじゃないか?という結論に至りました。
ここでカードリストを眺めていてドンカラスGXに辿り着きました。しかしこのカードだけではもちろん勝てません。ハンデスメインに走る選択肢も一瞬チラつきましたが、秒で却下されました(笑)
そんなこんな考えてるうちに京都CL前に身内で話題になったある記事を思い出しました。
詳しくはこちらの記事を読んで頂けたらわかるので、現環境の話を交えながら簡単にw
ラフレシア+ドンカラスGXの組み合わせならば、大体のタッグGXやジラサンに勝てますし、ゾロアーク、パンプジンを始めとした進化デッキにも上手いことドンカラスGXだけの盤面を作れば詰まずことができそうに見えました。ウルネク(カラマネロ)に対してもギリギリポーションで勝てることは実証済みであったこともいい点でした。
不安要素として考えたのはヌオーに逆立ちしても勝てなそうな点ですが、絶対数もそこまで多くないと考えて、当たったときは諦めることにしました。
またこの時点でhandは当たったら負けで割り切ることにしました。
2.当日のマッチング
・1回戦 vs溶接工型3鳥 勝ち
炎デッキっぽいけど、雷エネやコケコ◇が見えたので多分3鳥と判断。先攻2ターン目でラフレシア2体立ててもさほど絶望してないからおかしいな?と思ったら案の定、ひかるルギアに隠密フード貼って殴ってくる。
手札にブルーで加えたリーリエがあったので、早いとこ隠密フード割るカード引かないといかんなと思ってたらやぶれかぶれで流される。ポケギア引いたので、レッドかザオボーで勝てるのでは?と思ってポケギア打ったらザオボーあったので、隠密フード除外したら投了してもらえました。
・2回戦 ヌオーフリーザー3鳥 負け
マリガンでヌオー見えて、こりゃダメだと思ったら手札も壮絶事故。相手も壮絶事故だったから先に回ればワンチャンあるかと思いましたが、そんなこともなかったので、普通に投了しましたw
・3回戦 ミュウ型ガブギラ 勝ち
ひかるミュウ見えて勝ったかと思ったら相手のベンチにムウマージ見えて真顔。やばいやばいやばいこれギリギリポーションも使えないしどう考えても無理じゃん。頼みの綱のライフフォレストも引けず、ラフレシアでコインゲーを仕掛けて1体倒すも2体目の攻撃でラフレシア眠ったままベンチもなく万事休す。苦し紛れにムウマージの虹エネに改造ハンマー打ったらなんと相手が超エネ引けない事故を起こす。ムウマージがベンチに逃げたところにグズマ打ち込んで相手にラフレシアを倒す手段がなくなったため投了して頂けました。薄氷の勝利。
・4回戦 ニドクインメガニウムラグラージ 勝ち
相手初手で壮絶に事故ったみたいで、ビリジオンGX出してブリーズアウェイGXでドンカラスGXのみの場を形成したら投了頂けました。
・5回戦 フェロマッシサンダース 負け
マリガンで雷エネと草エネが見えた瞬間に、心の中で遺書を書き始めました。
身内がパッと見た感じ、このデッキさえ踏まなければ周りは勝てそうなデッキばかりだったらしかったですよw
・6回戦 サナニンフルカリオ 勝ち
サナニンフかー。隠密あったら負けだなーと思ってたら、リオルとユニットエネルギーが出てくる。もうやだ帰りたい。
コインゲーで眠りに落ちたルカリオ(タッグコーチ)倒して、もう1体倒すの厳しいどうしようと思いながら後ろのルカリオ2号のユニットエネを改造ハンマーで割ったら、ユニットエネが尽きたらしく投了して頂けました。はー、危ない。絶対負けたと思ってた。
3.本日の反省
環境読みに関しては、ラフレシアドンカラスで勝てないデッキが多少イメージより多かったですが、予想通りゾロアーク系、ジラサン、サナニンフ等は結構な人数がいたようで概ね正解ではあったのかなと思ってます。
反省点としては、ムウマージがラフレシアに対しての殴り性能かなり高いのを失念してて死にかけたこと。ラフレシアで相手が完全に詰まずにムウマージやジラサンのマグカルゴみたいなので殴ることを考慮して、もう少しまじめにその辺りを処理するサブアタッカーを検討するべきでした。例えばうらみだめのミカルゲなどを採用していれば、いいサブアタッカーになってくれたんじゃないかなと思います。
会場内のカモれるデッキの数から考えると、あと少しマッチングが上振れしたら予選上がって組み合わせ次第ではいいとこいけた気がしますが、代わりに対戦中に死ぬほど上振れして勝ってるから4勝2敗という結果は、まあ妥当なとこだったのかなと。
もうひとつの反省点としてはガチンコの殴り合いから逃げたことです。
現代の強い人と超強い人しかいないポケモンカード環境で、初心者の自分が環境デッキ同士で殴り合って5勝1敗できるか考えたときに、おそらく難しいだろうという結論に達しました。かと言ってそこから逃げていたらいつまでたっても勝てないプレイヤーのままなので、大型大会では積極的に練習すべきだと思いますが、今日はどうしてもCSPが欲しかったので、逃げのデッキを使ってしまいました。
まだ抽選結果次第なので参加できるかわかりませんが、もしJCSに参加するならガチンコ勝負の練習をしておくべきだったかなと考えてます。前向きに考えたら詰まし性能高いデッキの経験は積めましたが。
最後になりましたが、GW中に練習に付き合ってくれたテルさんとカオス君ありがとうございました!葱さんとやったときも思ったけど、まじめに調整してるときが一番楽しいわ。
それでは、次回の「老害がコピーデッキで〜」シリーズでお会いしましょう。ここまで駄文にお付き合い頂きありがとうございました。それでは!
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