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おばあちゃん、あの時はごめんね

実はいま、高校生ぶりにおばあちゃんと暮らしている。怪我が治るまでの間、うちに来ることになった。 おばあちゃんとわたしはたぶん、お互いをあまり好いていないと思う。 理由は、3年間の2人での共同生活がお互いの辛い記憶として残っているから。あの頃のわたしは高校生でまだまだ未熟で、学校、勉強、部活、塾、それだけで精一杯。他のことは何も手が回らなかった。 おばあちゃんとのコミュニケーションが足りていないことに気付けずに、当たり前に、母のように頼った。そして、結果的に3年間でお互いを

    • 死にたいとこぼす友達に、生きてほしいという言葉はいつも伝えられない。

      死にたいとつぶやく友達に、なんと声をかけていいのかとずっと考えているけれど、いまだにわからない。生きていてほしい、という言葉はいつも伝えられない。あなたに生きていてほしいと本当に心から思ってる わたしが経験した身近な死。もう、二度と大切な人を失いたくないと思った出来事。人間はいつか死ぬ。そんなことわかってる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 死、というものに、私が初めて向き合うことになったのは高校1年生の5月。大好きだったおじいちゃんがなく

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