【トランプ『プーチンの次は習近平だ』~プーチン演説より紐解く共通の敵~】
上記サイトでプーチンの演説日本語訳を掲載してくれておりました。プーチン大統領の敵とトランプ大統領の敵が同じだとわかる演説でしたので部分的に抜粋して引用させていただきます。
プーチン大統領に続いて台湾へ軍事的行動を起こすであろう習近平氏を理解することに繋がるかもしれません。
その前に少しだけ、プーチンと習近平の行動について何か知っていそうなトランプ大統領の発言を紹介しておきます🍿🐸
【トランプ氏 『プーチンの次は習近平だ』】
【【ワシントン時事】トランプ前米大統領は22日、保守系ラジオ番組に出演し、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認したロシアのプーチン大統領について、「天才だ」「愛国者だ」と称賛した。
一方、トランプ氏は「次は中国だ。彼らは五輪が終わるのを待っていた」と述べ、習近平国家主席が台湾侵攻に踏み切ると予想。北朝鮮が弾道ミサイル発射を再開したことにも触れ、バイデン政権の外交を批判した。】
ちなみに習近平が侵攻する予定の台湾も日本軍によってプロイセン式に近代化させられていたことは↓の記事で説明されています。
【日本軍にプロイセン式を取り入れられた台湾】
【台湾大学歴史学部の呂紹理(ルー・シャオリー)教授は「台湾は日本による植民統治期間中に、日本を通じて多くのドイツ文化を受け入れた。それは建築分野だけでなく、他の分野にもわたっており、例えば新しい語彙(ごい)やその背後にある新しい概念、考え方、衛生、教育、農業、林業など新しい制度や、農薬などの物質もだ」と語っている。】
それでは以下、プーチン大統領の演説内容になります🐸🍿
【ロシアの土地を分離切断したボルシェビキ】
まず、現代のウクライナはすべてロシア、より正確にはボルシェビキ、共産主義ロシアによってつくられたものであるという事実から説明します。このプロセスは1917年のロシア革命の直後に始まり、レーニンたちは歴史的にロシアの土地であるものを分離し、切断するという、ロシアにとって極めて過酷な方法でそれを行いました。
はっきりとウクライナをロシアから分離独立させたのはボルシェビキ・共産主義ロシアであると言ってます。
ロシア革命の際にボルシェビキを支援したのはウォール街でありプロイセン皇帝、いわゆるディープステートであることはこちらのプロイセンゲートの記事で説明してくれています。
【レーニンとトロツキーの「革命」はカイザー・ウィルヘルム2世、プロイセン王が十分に資金を提供し、計画したものにほかなりません。】
第二次世界大戦の前後、スターリンは、ポーランド、ルーマニア、ハンガリーに属していたいくつかの土地をウクライナに編入しました。 1954年にフルシチョフはクリミアをロシアからウクライナに与えました。 事実上、こうして現代ウクライナの領土が形成されたのです。
1917年の10月革命とそれに続く内戦の後、ボルシェビキは新しい国家の創設にとりかかったことを思い出していただきたい。
【ソ連崩壊につながるロシア共産党の悪政】
1922年、スターリンはロシア共産党(ボルシェビキ)書記長と、民族問題人民委員会の会長を兼任していました。彼は、自治の原則に基づいて国を建設することを提案しました。
レーニンはこの計画を批判し、当時彼が「無党派・独立派」と呼んでいた民族主義者に譲歩することを提案しました。レーニンの考えは”自分の国のことは自分で決める”というスローガンを意味しますが、それらはソビエト独立国の基盤に置かれました。
【レーニンのウクライナ】
繰り返しになりますが、レーニンが民族主義者に分割したそれらの領土は、歴史的にロシアであったところの人々とともに移譲されました。しかも、これらの(ソ連周辺の)行政単位は、事実上、国民国家の独立した存在の地位と形態を与えられていました。
なぜ、それらの国々に無条件で統一国家から離脱する権利を与える必要があったのでしょうか。
革命後のボルシェビキの主な最終目標はあらゆる犠牲を払って権力を維持することでした。1991年にソビエト連邦が崩壊した後に明らかになりましたがレーニンの開発原則はひどいものでした。
もちろん、過去の出来事を変えることはできませんが、我々は正直にそれらを認めなければなりません。私は誰にも責任を負わせようとはしているわけではありません。
私がすでに言ったように、ソビエト・ウクライナはボルシェビキの政策の結果であり、正しくは「レーニンのウクライナ」と呼ぶことができます。これは、記録保管所の文書によって、完全に裏付けられています。
実際のソ連の共和国たちには主権はまったくなく、 中央集権化された単一国のようでした。1980年代半ば、社会経済的な問題の増大と、計画経済の明らかな危機が悪化していきました。しかし、共産党指導部はバランスのとれた方法で徐々に変革するわけではなく、”自分の国のことは自分で決める”というレーニンの原則の復活について公然と二枚舌を振るうだけだったのです。
【ソ連崩壊後ロシアによる独立国への支援】
今、急進派や民族主義者たちが、ウクライナが独立を果たしたことを自分たちの手柄にしていますが、これは絶対に間違っています。
ソ連崩壊は、ボルシェビキの指導者とソ連共産党の指導者の国家建設と経済および民族政策においての歴史的、戦略的過ちによってもたらされたものです。
ロシアは周辺国の独立を承認しただけでなく、支援もしました。独立を宣言した瞬間から何度も財政支援を求めてきたウクライナも含まれています。
我々の国は、ウクライナの尊厳と主権を尊重しながら支援しました。専門家の評価によれば、ロシアがウクライナに提供した補助金付き融資、エネルギー価格を単純に計算すると、1991年から2013年までの期間に全体で2500億ドル(約28兆7500億円)に上ることが確認されました。
それだけではありません。 1991年の終わりまでに、ソ連は他の国と国際基金に約1000億ドル(約11兆5000億円)を借りていました。 ロシアはすべてのソ連の債務を返済することを約束し、2017年にこのプロセスを完了することで、約束を果たしました。
これらすべての困難にもかかわらず、ロシアは常にオープンで誠実な方法でウクライナの利益を尊重しながら協力してきました。
【ネオナチの台頭】
ウクライナ社会が極右ナショナリズムの台頭に直面し、攻撃的なネオナチズムに急速に発展したのは驚くことではありません。その結果、北コーカサスのテロ集団にウクライナの民族主義者やネオナチが参加し、ロシアに対する領土主張がますます声高になっています。
この一翼を担ったのが外部勢力です。NGOや特殊部隊の縦横無尽のネットワークを使って彼らの代表を権威の座に就かせたのです。オリガルヒのウクライナ当局者たちが行った選択は、人々の幸福のためではなく、オリガルヒがウクライナ人から盗んだ数十億ドルを西側の銀行口座に保有するためのものです。
腐敗は含む多くの国にとって確かに問題であるが、ウクライナは異常です。ウクライナの国家体制、システム全体、そして権力のすべての部門に浸透しているのです。
【外国の支援を受けたウクライナクーデター】
過激な民族主義者たちは、正当化された国民の不満を利用して2014年のクーデターへとエスカレートしていきました。彼らは外国からの直接的な援助を受けました。報告によれば、アメリカ大使館はキエフの独立広場にある、いわゆる抗議キャンプを支援するために、1日100万ドルを提供したといいます。さらに、野党指導者の銀行口座に直接、数千万ドルという巨額のお金が、ずうずうしくも振り込まれました。
権力を掌握した民族主義者たちは、迫害を解き放ちました。彼らの反憲法の行動に反対した人々に対する、真のテロ・キャンペーンです。政治家、ジャーナリスト、公的な活動家は嫌がらせを受け、公的に屈辱を与えられました。
暴力の波がウクライナの都市を襲い、平和的な抗議者たちが残酷に殺害されたオデッサでの恐ろしい悲劇の記憶に、身震いする人もいます。その残虐行為を犯した犯罪者は、決して罰せられたことがなく、誰も彼らを探してさえいません。しかし我々は彼らの名前を知っているので、彼らを裁判にかけるためにあらゆることをするつもりです。
【クーデター後急速に貧困化したウクライナ】
クーデターを成し遂げて、民族主義者と彼らを支持した政治勢力は、ウクライナを奈落の底に突き落としたのです。ウクライナは深刻な経済危機と闘っています。国際機関によると、2019年には600万人近くのウクライナ人、労働力ではなく国の全人口の約15パーセントが、仕事を見つけるために外国に行かなければならなくなりました。
2014年以降、水道料金は3分の1近く、エネルギー料金は数倍になり、家庭用のガス料金は数十倍に急騰しました。多くの人々は、単に公共料金を支払うお金がないだけなのです。文字通り、生き残るのに必死なのです。
機械製造、機器工学、電子機器、造船、航空機製造などは弱体化してゆき、完全に破壊されました。かつてはウクライナだけでなく、ソ連全体がこれらの企業を誇りをもっていた時代がありました。
2021年、ニコラエフの黒海造船所が廃業しました。有名なメーカーであるアントノフは、2016年以降、民間航空機を1機も製造しておらず、ミサイルと宇宙機器を専門とする工場であるユジマッシュは、ほぼ倒産状態です。クレメンチュグ製鉄所も、似たような状況です。このように悲しいリストが延々と続きます。ガス輸送システムは、ソビエト連邦によって全面的に建設されたものであり、現在では使用するのが大きなリスクとなり、環境へのコストが高くなるほど劣化しています。
【外国勢力の支配下に】
ウクライナ経済はボロボロになり、国民から徹底的に略奪する結果となったのです。ウクライナは西側資本からだけではなく、ウクライナに存在する外国人アドバイザー、NGOなどのネットワーク全体を通じてコントロールされるようになりました。
彼らは、中央政府から自治体に至るまで、すべての重要な任命や解任、あらゆる部門の権力のあらゆるレベル、同様に、ナフトガス、ウクレネルゴ(送電)、ウクライナ鉄道、ウクロボロンプロム(防衛産業)、ウクルポシュタ(郵便)、ウクライナ海港局などの国有企業や法人にも直接関わりがあるのです。
【汚職がかつてないほど盛んに】
ウクライナには独立した司法機関はありません。キエフ当局は、西側の要請に応じて、最高司法機関である司法評議会と、裁判官高等資格委員会のメンバーを選任する優先権を、国際機関に委ねたのです。
さらに、米国は、国家汚職防止庁、国家汚職防止局、汚職防止専門検察庁、汚職防止高等裁判所を直接支配しています。これらはすべて、汚職に対する取り組みを活性化させるという、崇高な口実のもとに行われています。しかし、その結果はどこにありますか。汚職はかつてないほど盛んになっています。
ウクライナの人々は、自分たちの国が傀儡政権による植民地に落ちていることに気づいているのでしょうか。国が民営化された結果、「愛国者の力」と称する政府は一貫してウクライナの主権を失う方向に押し進めています。
ロシア語や文化を抹殺し、同化を進める政策も続いています。自らをロシア人と認識してそのアイデンティティ、言語、文化を維持したいと願う人々は、ウクライナでは歓迎されないという合図を受け取るのです。ウクライナ語を国語とする教育のもとで、学校や公共の場、たとえ普通のお店でもロシア語は居場所がないのです。
【クリミア半島 西側の支援を受けたテロ攻撃】
クリミアについて一言言わせてください。クリミア半島の人々は、ロシアの一部になることを自由に選択しました。キエフ当局は、明確に表明された人々の選択に、異議を唱えることはできません。
だからこそキエフ当局は、攻撃的な行動を選択したのです。イスラム過激派を含む、重要なインフラに対するテロ攻撃を組織化するための破壊者の派遣、およびロシア市民の拉致。
我々は、これらの攻撃的な行動が、西側の安全保障機関の支援を受けて実行されているという事実の証拠を持っています。
【ロシアとの戦争を想定していたキエフ政権】
2021年3月、ウクライナで新たな軍事戦略が採択されました。この文書は、ほぼ全面的にロシアとの対決に専念していて、我が国との紛争に外国を巻き込むことを目標に掲げています。
この戦略では、ドンバスとロシアのクリミアで、テロリストの地下運動と言えるような組織を規定しています。
キエフの戦略家たちによれば「ウクライナに有利な条件で、国際社会の助けを得て」、「ロシア連邦との地政学的な対決において、外国の軍事支援を得て」終わらせるべきだというのです。これは、我が国ロシアに対する敵対行為の準備以外のなにものでもありません。
我々が知っているように、今日既にウクライナは自分たち独自の核兵器をつくるつもりであると宣言しています。これは単なる大言壮語ではありません。ウクライナには、ソビエト時代につくられた核技術と、航空機を含むこれらの兵器の軌道手段、および、ソビエトが設計した射程100kmを超える戦術精密ミサイル「トーチカU」を保有しています。
戦術核兵器の取得は、ウクライナにとって簡単なのです。もしウクライナが大量破壊兵器を手に入れたら、世界とヨーロッパの状況は激変するでしょう。
我々は、この本当の危険に反応することしかできません。西側の後援者たちは、ウクライナがこれらの武器を入手して新たな脅威を生み出すのを助けているのです。
キエフ政権は2014年以降、この目的のために武器や装備の供給、専門家の訓練など米国だけで数十億ドルを費やしてきました。
【すでにNATOに統合されているウクライナ軍】
ここ数カ月、全世界の視線のもと西側の武器がウクライナに着実に流れてきています。外国人のアドバイザーがウクライナの軍隊や特殊部隊の活動を監督しており、我々はそのことをよく承知しています。
近年、NATO諸国の軍事派遣団は、演習の名目でウクライナの領土にほぼ常駐しています。ウクライナ軍の統制システムは、すでにNATOに統合されています。これは、NATO本部がウクライナ軍に、個別の部隊や分隊にまで、直接命令を出すことができることを意味します。
『全人類が悪魔支配から脱するためには、結局のところ、先に目覚めた人が 家族/親戚/知人/今日初めて会った人などに “話して伝える” という、地道な作業が必要になります。
何度も何度も大声で、あなたの声を、この世界に響かせてください(エコーチェンバー)。
あなたの声を通して、神からのメッセージが直接伝わります。
"神はあなたが人類を救うと知っていて、あえてこの時代にあなたを選んで地上に使わした" ということを、思い出してください。』
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