【カード解説】ソードの１０

✡エレメンタルリーディング

「エレメント＝風」

たくさんの剣に背中を突き刺された男性が血を流して倒れています。

息も絶え絶えで、命のともし火はもうすぐ消えてしまいそう。

１０という数字は「思考」の最後の数字。

これ以上でもこれ以下でもないほど、あなたの知識は高められ

完全体なのに、どうしてこのように行倒れた状態になっているのでしょうか？

至高の境地に達したからこその苦痛や葛藤などはしょうがないこと。

今はその痛みに耐える時期なのかもしれません。

✡タイプロジカルリーディング

「タイプ＝思考」

あなたを苦境へと追いやったものは過剰に偏った合理主義かもしれません。

ソード（剣）は感情的な余地を一切含まず、そのため切れ者だと評価されますが、人間的な部分で言ったらあまり人を近づけないようなオーラをだしているのかもしれません。

一度とことん落ち込んでみるというのも手です。

今動き出しても、傷が深くなる一方です。

✡シンボリックリーディング

「シンボル＝突き刺さる剣と血」

小アルカナの中でも最大級の吉凶を持ったカードです。

見るからに痛々しく、傷つくことは避けられることのようです。

でも、誰にでも人生の停滞期は訪れます。

むしろ、苦しんだ時期だからこそ得られる、爽快感もあるかもしれません。

また、このカードには、鍼治療などの意味もあります。

身体がお疲れのようですので、ご自分を労わりましょう。

✡インスピレーションリーディング

剣にさされて人が横たわっている、とても象徴的なカードです。

そのイラストにぎょっとさせられるかもしれません。

確かに、イラストが示す通り、行き倒れているのは「あなた」自身。

こうなってしまった理由をあなたは知っているのではないでしょうか？

その原因から逃げているとしたら、立ち向かうしかありません。

腹を決めて、己と向き合うべきなのです。