光への憧憬
この世界の「光」に載ってきた情報を捉えるための、アナログな計算機。
それがレンズ。
f(光)=写真
こんなイメージ。
それをデジタルで表現するのがデジタル写真。
フィルムに落とし込むのがフィルム写真。
確かにフィルムにはじっとりとした
(デジタルにはない)解像感がある。
デジタルで表現するときに、レンズ関数(上記f)を新たにフーリエ変換し
写真になるため失われるものがある。
故に光への憧憬が強ければ強いほどフィルム写真への
拘りが強くなるのかもしれない。デジタルでは失われる光に対しての
手触り感。その憧憬をデジタルな世界に生きる彼女が語ることにこそ
意味を感じてしまう。
荒烏伝 2024/02/14
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?