SONYの最新ワイヤレスイヤホンで世界が変わったよって話
今日はカメラではなくイヤホンのお話。
6月25日に発売され、すぐに在庫がなくなるほど巷で話題になっているSONYの最新ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」。
事前に各方面のレビュワーさんたちにめちゃくちゃ配ってましたし、ものすごい数のレビュー動画や記事が出ているので、機能や細々したところはそちらで見てもらうとして。
今回はこのイヤホンを使用しての個人的な感想、そして日々の暮らしがめちゃくちゃ豊かになったよって話をしたいと思います。
(デザインもめちゃくちゃかっこいいんですよね、、、。)
音質は世界を変える
音響にこだわる方々からしたらワイヤレスイヤホンの時点で「音質なんてたかが知れてる。有線しか勝たん」と言われてしまうと思いますが、これまであまりイヤホンに拘ってこなかった私からするとこのイヤホンは付けただけで世界が変わったと感じるくらいの衝撃を受けました。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、イヤホンひとつでこんなに世界が変わるのかと本当に驚きました。
それくらい音質の向上があった要因の一つには「LDAC」接続に対応したという点が大きく関係しております。
LDACを知ってしまうともう戻れない
日常使いしているスマホはiPhoneなので御多分に洩れず「AirPods Pro」を私は使用していました。前のモデルであるWF-1000XM3も使っていたことがあるのですがどちらも最高でもAAC接続にしか対応していませんでした。
iPhone自体がAAC接続にしか対応していないのでAirPodsに至ってはAACにしか対応しないのは当たり前ですね。
そもそも「LDAC、AACってなんやねん」って人もいると思うので簡単に説明すると、ワイヤレスイヤホンを接続する際、Bluetooth接続をすると思いますがその接続の際の音声圧縮方式の種類のことを言います。
ワイヤレスで音声データを飛ばす際、そのままではデータ量が大きいため、多くの接続方式ではデータを圧縮しています。「音質面でワイヤレスイヤホンが有線に劣る」と言われるのはこのためですね。
しかし、SONYの開発したLDAC接続は遅延が少し大きくなる代わりにハイレゾ認定されるほどの超高音質での接続ができる規格になっているんです。詳しくはこちらのSONYさんのホームページを参照ください↓
そのLDAC接続に今回WF-1000XM4はついに対応したんですね。
最初、iPhoneXにAAC接続で試聴したのですがこれでも間違いなくAirPods Proよりも音質は良く、ひとつひとつの音の解像度が良いことに驚きました。
その後、手元にあるAndroidのスマホがLDACに対応していることに気が付き、そちらで接続して音楽を聞いてみると、、、、、
!????!?、、?、!?!、?!、?!!?!?!!!?!!?!!!!?!!!!?!!?!!!!!??????!!?!!??!
あまりの音の違いに思わずは?!?!?!?って言ってしまいました。笑
いやAACでも十分高音質なんです。でも、LDACはなんていうかもうレベルが違います。
これ、誰が聞いても明らかな差があると思います。
高音と低音の音の深み、一つ一つの音の解像感、ギターの弦が掠れる音まで全てがリアルで心地よい音が耳を包み込みます。
「ド」が単なる「ド」じゃないんですよね。なんというか奥行きのない平面的だった音がより立体感のある音になるんです。
写真をやってる人にわかりやすく言えば「ダイナミックレンジが広い」って感覚です。同じ色でもその前後に濃淡があるように、同じ音にもその前後に深みがあるんですよね。
本当に感動しました。いつも聞いている曲が同じ曲とは思えないほどリッチになります。これ、ほんと体験してもらいたい、、!
もうiPhoneでの音楽視聴にはもう戻れないなって思いました。
AirPods Proと比較してどーなの?
さて、ヤバすぎるWF-1000XM4ですが、未だ人気を誇るAirPods Proと比べてどうなの?ってところですが結論からいいますと、、
iPhoneをお使いで利便性を求めるならAirPods Pro
音質を求めている、そしてAndroidスマホなら問答無用でWF-1000XM4
ですかね。
AirPods Proも音質は悪くはないのですが音質面では間違いなくWF-1000XM4が良いです。
一方で、外音取り込みの音の自然さ、長時間つけてても疲れない耳への優しさ、軽さ。風が吹いている時のノイズのなさに関してはAirPods Proに分があります。
前のモデルよりも小型化したとは言え、AirPods Proよりは本体は大きく、長くつけていると少し耳が痛くなりました。
耳の小さい方や女性なんかはもしかしたらWF-1000XM4は大きくて着けられないって人もいるだろうなって感じです。
ノイズキャンセリング性能はWF-1000XM4の方がちょっと強めに消してくれるなぁという感じで個人的には音質ほど劇的な違いはない印象でした。
バッテリー持ちもノイキャンON、LDAC接続でも5時間くらいは持ちます。
ノイキャンオフなら12時間は持つみたいです。ここもAirPods Proよりも明らかに良い点ですかね。
ワイヤレスイヤホンでも超音質の時代
んーいやほんとすごいです此奴は。
LDACを体感出来ないのでiPhoneではダメっていうわけでもなく、DSEE Extremeっていうハイレゾ相当までデータをアップスケーリングしてくれる機能もあるのでiPhoneでもほんとオススメなんですよね。
音よし、機能性よし、遮音性良し、つけ心地よし、電池持ちよし!
ほんとに死角という死角がないです。
致命的な欠点が見当たらないんですよね。
WF-1000XM4を手にしてから、毎朝の通勤が至福のひとときに変わってしまいました。
供給不足で店頭に並びづらい状況ですが、皆さんも是非体感してみて欲しいです。それくらいおすすめできるワイヤレスイヤホンでした。
にしてもiPhone、LDACに対応しないかなぁ、、笑
各音楽ストリーミングサービスもハイレゾ音源に対応し始めてますし、Apple musicもロスレスハイレゾに対応してるのにAAC接続だけってのはなんかチグハグ感ですしねぇ、、
頼みますAppleさん!!!
ということで、ではまた👋
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