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最近信州酒蔵事情(3)~諏訪や大町で呑み歩きイベント

 信州の酒蔵の特長のひとつが、呑み歩きができるエリアが多いということです。
■大町市で三蔵呑み歩き

いーずら大町特産館で参加証引き換え。「いーずら」は、南信州の飯田でも年配の人が使っていた

 まずは長野県北部の大町市から。9月2日(土)13:00から17時、「信濃大町 三蔵呑み歩き」のイベントが開かれます。場所は大町市本通り周辺で、巡る酒蔵は北安醸造(大町市大町2340-1)、白馬錦の薄井商店(大町市大町2512-1)、市野屋(大町市大町2527番地イ号)の三つの蔵。
 長野県酒造組合主催で、信州の50の酒蔵が名古屋に一堂に会する初の企画「YOMOYAMA NAGANO」(よもやまながの)にも出展していました。
 参加費は3000円(税込み)。参加賞の酒器と首掛けお猪口袋付です。今年は電子チケットによる事前予約のみです。
 参加の時はぜひ、JR大糸線をご活用下さい。実は筆者は大糸線応援隊のメンバーです。詳しくはnote御覧ください。
https://note.com/aratamakimihide/n/n73cba1e1b10f
 
■諏訪五蔵でも

とにかくお酒が美味しく、風情があって五蔵回ればほろ酔いに

 諏訪湖の周りの諏訪市、岡谷市、茅野市、下諏訪町にも酒蔵が集積しています。そのなかで、諏訪市内の上諏訪街道沿いには五つの酒蔵が歩いて行ける距離に集まっています。
 9月30日(土)13:00から17時まで、「まちあるき 呑みあるき」のイベントが開催されます。今年はメイン会場が歩行者天国になります。国道20号線の諏訪2丁目交差点から元町交差点までの500㍍です。

まずは舞姫を目指して(2018年9月の五蔵めぐりで)©aratamakimihide

 参加チケット4000円(税込み)で、3500枚限定。
 2018年にJR東海とJR東日本共催のウオーキングで、諏訪五蔵を歩きました。車も通る道沿いに酒蔵があります。酔って千鳥足とまではいかないまでも、大勢の人が歩く道なので、歩行者天国は歓迎です。

諏訪五蔵のゴールは真澄の宮坂醸造。店内でお土産を買うのも楽しみ

 参加するのは、よもやまながの出展の諏訪五蔵。JR上諏訪駅側から順に舞姫、麗人酒造、酒ぬのや本金酒造、「横笛」で知られる伊東酒造、「真澄」の宮坂醸造です。
 信濃大町の三蔵、諏訪の五蔵。歩いて各蔵の味を楽しむには、ちょうどよい飲み心地です。
(2023年7月31日)

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