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2024年は"超AI"が来る(前編)

皆さま、お正月をいかがお過ごしでしょうか?
YouTubeを何気なく観ているとPIVOT株式会社の公式チャンネルで落合陽一氏と佐々木紀彦氏が「2024年は”超AI"が来る」テーマの動画を配信しており拝聴したが、非常に興味深かったので紹介したいと思う。




動画「2024年は”超AI”が来る」

昨年2023年にChatGPTなどの生成AIが台頭し、様々な場面で使われ組み込まれるようになったが、それらはAIはタスク1つ1つに対して影響を与えるに留まっていた。2024年は、生成AIツールが統合されて、さらなる自動化が進み、”超AI”が台頭すると言うわけだ。

時間のない方のために動画を簡単に説明すると以下のとおりである。

超AIの進化がビジネス、雇用、個人の生活にどのような影響を与えるかについての洞察を提供している。

超AIの定義と影響: 落合氏は「超AI」という用語を用いています。これは、従来のAIよりも高度な能力を持ち、より複雑なタスクや意思決定を行えるAIを指している可能性があります。特に、課長レベルの仕事を自動化するほどの能力を持つAIについて言及しているようです。

GPUの役割: GPU(グラフィックス処理ユニット)が超AIの発展において重要な要素であると指摘しています。これは、高度なAIアルゴリズムが大量のデータ処理と複雑な計算を必要とするため、GPUの性能が鍵となることを示唆しています。

コンサルティング業界への影響: 超AIの導入により、従来のコンサルティング業務が変化する可能性があります。AIがビジネス分析や意思決定をサポートすることで、コンサルタントの役割が変わるか、一部の業務が不要になる可能性があることを示唆しています。

雇用への影響: 日本を除く世界各国で、超AIの導入により雇用が減少する可能性があると述べています。これは、AIが多くの職種を置き換える可能性があるためです。

個人データの管理: 個人が自分のデータを管理し、それを活用することの重要性を強調しています。これは、プライバシーの保護や個人データの価値を最大化するための戦略かもしれません。

文書作成の変化: 超AIの発展により、文書作成のプロセスが変わるか、完全に不要になる可能性があると指摘しています。AIが文書作成を自動化することで、人間はより創造的な作業に集中できるようになるかもしれません。

キャラクター作りの重要性: 個人や企業にとって、独自のキャラクターを作り上げることが重要になると述べています。これは、ブランディングや個人のアイデンティティの構築に関連している可能性があります。

※ChatGPTより編集


この動画の内容は、私が以前読んだ、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏が自身のブログで語っていた”AIエージェント”の考え方にそっくりだなぁと感じた。

ビル・ゲイツ氏のブログ記事とは

ビル・ゲイツ氏のブログ記事「AIはコンピュータの使い方を完全に変えようとしています」は以下のとおりである。

ちなみに、時間のない方のためにブログ記事を要約すると以下のとおりである。

ビル・ゲイツがGatesNotes.comで書いた記事は、AIエージェントがコンピュータの使用方法や日常生活の様々な側面に革命をもたらすことについて論じています。ゲイツは、今後5年以内にAIエージェントがソフトウェアの対話をより直感的でパーソナライズされたものに変えると予測しています。これらのエージェントは自然言語に反応し、個々のユーザーの深い理解に基づいて幅広いタスクを実行する能力を持ちます。

AIエージェントが大きな影響を与える主な分野は以下の通りです:
ヘルスケア:AIエージェントは基本的なトリアージを支援し、健康アドバイスを提供し、医療従事者の意思決定をサポートします。特に医療へのアクセスが限られている地域に利益をもたらします。

教育:AIエージェントは教師の仕事を補完し、学生の学習を個別化し、管理業務を軽減します。よりインタラクティブでカスタマイズされたチュータリングを提供し、ゲームや音楽などの興味を利用して学習体験を向上させます。
生産性:AIエージェントは様々なアプリケーションに統合され、ビジネスプランの作成、会議のファシリテーション、エグゼクティブに提供されるような個人アシスタントとしてのタスクを支援します。

エンターテイメントとショッピング:AIエージェントは映画、本、製品に関するパーソナライズされた推薦だけでなく、購入やサブスクリプションなどの行動を促進します。

※ChatGPTより編集


最後に

このように、”超AI"と”AIエージェント”の考え方は似ており、両氏が同じような将来像を描いていることからも、おそらく数年以内には実現するのかもしれない。そんな遠くない未来を想像すると、果たして自分自身の現在の仕事(中小企業支援を生業とするコンサルタント)は存在し得るのだろうか?

動画で落合氏は、従来のコンサルティング業務が変化する可能性があり、AIがビジネス分析や意思決定をサポートすることで、コンサルタントの役割が変わるか、一部の業務が不要になる可能性があることを示唆している。

”らしさ”、”個性”のない仕事は、AIを活用すれば誰でも出来てしまうので、その他大勢の中に埋もれてしまうのだろう。

極論すると、コンサルティング業務を不要とする世の中が実は正常なのかもしれないが・・・

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