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【AIマネージャーの時代】:適材適所の定義を見直す時期が来るかもしれない

今日は、先日読んだ記事「AIは、人の下で働くより「管理職」に向いてるのではないだろうか」について思ったこと書きます。

ティネクトの記事は、AIが部下よりもむしろ管理職に向いている可能性について論じています。AIは検索や翻訳、要約などの協力者としての役割に限界がありますが、管理職としての潜在能力は大きいとされています。AIはタスクの分解、リスク評価、進捗管理を効率的に行うことができます。AIが不効率なマネージャーの代わりに多くの組織で管理職を担うことが提案されており、個々の状況や文脈を完全に理解する能力には現在欠けているものの、管理職としての役割において将来性があると見られています。

※ティネクトブログ記事を要約


また、以前読んだ「教養としての生成AI」の著者清水亮氏は、AIを社長に据えた会社を立ち上げた。

この記事では、AIを社長とする会社「FreeAI」の設立について述べられています。著者は、従来の人間の社長に代わり、AIが経営において最適であると主張しています。この理由として、AIは私心を持たず、効率的に意思決定を行えるためです。FreeAI社は、AI技術の進歩と共に、日本のAIコミュニティの発展に寄与することを目的としています。この会社はAIスーパーコンピュータ「継之助」をレンタルし、若者やスタートアップへの投資を行うことで、日本のAI業界を支援していくとしています。

※清水氏のブログ記事を要約


初めは「無理がある」「お笑い草だ」と思いつつも、これらの記事を読んでいくと、将来的には実現可能かもしれないと感じるようになった。

「適材適所」という言葉が、会社組織や政治の世界でしばしば使われるが、AIを上司や社長として採用するのは、まさにこの言葉にふさわしいのではないか?

様々な可能性が考えられる中で、特に中小企業の社長は孤独で相談相手が少ないことが多い。そうした社長のAI顧問や、中間管理職の代わりとなるAI管理職としての活躍が期待できる。

これからの時代に向けて、「適材適所」という考え方をAIの視点でアップデートする必要があるかもしれない。


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